キャリア

自衛隊への入隊方法はいくつかありますが、大学・大学院に在学中の学生を対象にした賃貸学生という制度があります。この制度は大学・大学院在籍中に受験し、合格すれば大学・大学院在籍中の学費が貸与され、卒業後に自衛隊で既定の期間勤務すれば学費の返還は免除されるという魅力的な制度です。

技術海上幹部・技術航空幹部は大学や大学院で学んだ後に一般企業で実務経験を積んだ人達を幹部自衛官として採用する制度。自衛隊に入るためにはいくつものコースや方法がありますがこの制度は知名度が低く、一般の人達だけでなく現役の自衛官にもほとんど知られていない幻のコースです。

技術海曹・空曹は取得の難しい国家資格を保有する人を海上自衛隊・航空自衛隊の即戦力として採用する制度。自衛官というとそれなりに若くないと採用試験すら受けられませんが、この区分であれば免許に加えてそれなりの実務経験を持つ人を募集対象としているため、年齢制限が緩めなのが特徴です。

“陸上自衛隊高等工科学校”は中学校卒業者を対象として将来の陸上自衛隊に必要とされる先端技術に精通した技術陸曹を養成するためのコース。卒業後は部隊の屋台骨として、あるいは防衛大学などを経て幹部自衛官として活躍することが期待されています。自衛隊の中の高校のような組織です。

防衛医科大学校は自衛隊の医師（医官）を養成するための教育機関ですが、医官だけでなく自衛隊で活躍する看護師の養成する唯一のコースとなる“看護学科”が併設されています。今回はこの看護学科への入学の仕方と卒業後の進路について調べてみました。

防衛医科大学校は自衛隊の医師（医官）や看護師（看護官）を養成するための教育機関で、防衛大学校程メジャーな存在ではありませんが学費無料で医師免許を取得できるため医師を目指す人の間では人気のコース。今回はそんな防衛医科大学校の募集や試験、学生生活や卒業後のキャリアについて解説します。

自衛隊に入隊する方法はいくつもありますが、中でも防衛大学校は未来の自衛隊を背負って立つ幹部自衛官を養成するためのエリートコース！4年間の学生生活を終えて幹部自衛官に任官すると全国各地の部隊で初級指揮官となって奮闘し、経験を積みながら制服組トップの幕僚長を目指します。

自衛隊でパイロットを目指すためのコースはいくつかありますが、今回ご紹介するのは自衛隊パイロットの約70%を輩出する海上自衛隊・航空自衛隊航空学生です。毎年志願者が殺到するこのコースのあまり知られていない卒業後のキャリアについても解説していきます。

幹部候補生は大学卒業程度の人たちを対象として、各自衛隊の幹部自衛官を養成する制度です。一般（パイロット候補含む）・歯科医官・薬剤幹部のコースに分かれていて、幹部候補生学校を卒業後は全国各地の駐屯地や基地で部隊指揮官として部隊を指揮する立場になります。

一般の人にはあまり知られていない自衛隊への入隊方法を入隊後のキャリアを解説。今回は“一般曹候補生”の応募資格や試験、合格後の教育隊や定年までのキャリアを解説していきます。