調子に乗ってMicrosoft Flight Simulator(MSFS)にアドオンを入れまくった結果、MSFSの動作が不安定になってしまい、フライト中に不正終了したり、起動しなくなったりしてしまいました…。
原因の一つに「アドオンがMSFSの最新のバージョンに対応していない」というのが考えられるので、こういった場合には“古くなってしまったアドオンの削除”又は“アドオンのアップデート”を行うことが有効です↓
これでもダメな場合は「Windowsの設定」にある「アプリの機能」でMSFSの修復をすることでリカバリーすることもありますが、残念ながらそれでもダメな場合は、MSFSを再インストールしなければなりません…。
こうなるとMSFSのデータをすべて消去することになるので、再インストール後の初回起動時に100GB近いデータをダウンロードし直さないといけません…。
私のようなネット環境が悪い地域に住んでいると、場合によってはプレイできるようになるまで数日かかるなんてこともあるんじゃないでしょうか?
これを考えると出来るだけ再インストールはしたくないですよね?
今回はそんな人達のために、膨大なデータのダウンロードを回避しつつ、トラブル発生時にも最小限のデータをダウンロードしてするだけで容易にリカバリーできる方法を紹介します。
データのバックアップ
MSFSをアンインストールする前に、まずはMSFSのデータの9割を占める機体やシーナリーなどのデータのバックアップを取っておきます。
デフォルトの設定では、初回起動時にダウンロードされるデータを
“C:\Users\[任意のユーザーネーム]\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe”
に一旦ダウンロードし、ダウンロードが完了したものから順次同じフォルダ内に展開して機体やシーナリーごとのフォルダが作成されます。
これが初回起動時にダウンロードされている100GB近いデータの正体です。
仮に格納先を別のストレージ、例えば“Dドライブ上に作成した『MSFS』というフォルダ”を選択した場合は↓
“D:\MSFS”
に同じデータが格納されています。
このフォルダにはいくつものサブフォルダが生成されるわけですが、バックアップを取るのはこれらのフォルダのうち
“C:\Users\[任意のユーザーネーム]\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe\LocalCache”
にある“Packages”というフォルダになります。

アドオンを格納しているCommunityフォルダはPackagesフォルダの下層にあるんですが、Packagesフォルダのバックアップを取る前には必ずCommunityフォルダを空にしておきましょう。
アドオンが原因で不具合が発生している場合、不具合が再発する可能性があります。
バックアップの範囲についてですが、このフォルダより上の階層のフォルダ、例えば
“Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe”
をコピーしてバックアップとして保存してもよさそうな気もしますよね?
このフォルダにはMSFS本体のデータも含まれているのでバックアップを取る対象としては適切ではありません。
もし不具合の原因がMSFSの本体に格納されているシステムファイルの破損だった場合、不具合の原因を引き継いでしまいますからね。
MSFS本体は再インストールによって正常なデータに置き換えてしまいたいので、バックアップを取るのは機体やシーナリーのみに限定しておきます。
MSFSの再インストール
データのバックアップが取れたら一旦MSFSをアンインストールし、“Microsoftストア”又は“Xboxアプリ”から再びMSFSをダウンロードして再インストールします。
再インストールが完了したら一度MSFSを起動しますが、データのダウンロードは行わずに終了させてしまいましょう。
もしデータの格納先をデフォルト以外の場所に設定したい場合は、このタイミングで格納先を任意の場所に設定し、いくつかのデータをダウンロードしてPackagesフォルダを生成させておきます。
データの復旧
データの復旧といってもそれほど難しいことはしません。
シンプルに元々のアドレスの場所
“C:\Users\[任意のユーザーネーム]\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe\LocalCache”
にバックアップとして保存していたPackagesフォルダを上書きするだけです。
かなり乱暴な方法ではありますが、これでMSFSインストール直後の膨大なデータのダウンロードを回避することができます。
バックアップを保存するタイミング
バックアップを取るタイミングはいつでもいいんですが、可能であればアップデートがの直後がお勧めです。
MSFSはおおむね月に1回程度ソフトウェアのアップデートが行われていますが、導入しているアドオンが原因でアップデートが失敗したり、アップデート後に不具合が発生するケースもあるため、公式にはアップデート適用前にCommunityフォルダを空にすることが推奨されています。
なので、アップデートが完了した直後、アドオンをCommunityフォルダに復旧する前のタイミングでPackagesフォルダのバックアップを取るのがお勧め。
バックアップを取ってからCommunityフォルダにアドオンを格納するようにしておけば、アドオン復旧の直後にMSFSに不具合が発生しても、バックアップしておいたPackagesフォルダごと復旧してあげれば不具合の原因がMSFS本体にあるのかアドオンにあるのかを絞り込みやすくなりますし、リカバリー自体も楽になります。
まとめ
MSFSの不具合が“導入しているアドオンの削除”や“アプリケーションの修復”でも解消しない場合、MSFSを再インストールしないといけない場合があります。
とはいえ再インストール後の初回起動時の膨大なデータのダウンロードは回避したいところ…。
かなり乱暴なやり方になりますが、アンインストールの前に
“C:\Users\[任意のユーザーネーム]\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe\LocalCache”
に格納されている“Packages”フォルダをコピーしてこれをバックアップとして保存しておき、MSFSの再インストール後に元のアドレスにPackagesフォルダをコピーすれば、初回起動時の100GB近いデータのダウンロードを回避することができます。
バックアップを取るタイミングはいつでもいいんですが、アドオン復旧後に一度でもMSFSを起動してしまうと、場合によってはMSFS本体のデータが書き換えられてしまうこともあるようです。
壊れたデータを保存しても仕方がないですし、そのデータを復旧させても不具合が解消するとは思えませんので、可能であれば
- MSFSインストール後、初回のデータベースのダウンロードの直後
又は
- 定期的なアップデートの直後
にバックアップを取るようにしましょう。
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