MSFS2020 トラブルと設定方法 その7 MSFSが起動しなくなった…

フライトシム

Microsoft Flight Simulator(以下MSFS)で遊ぼうと思ってソフトを起動しようとしたところ、いつもなら数分で終わるはずのロードに10分以上かかる…。

さらにはメインメニューまで辿りつかずにMSFSが強制的にシャットダウンされる…。

ダメ押しでMSFSを管理者として実行しても、Xboxのロゴすら表示されない…。

皆さんそんな経験はありませんか?

ってほとんどの人はこんな経験無いと思いますが、今回はこんな感じでMSFSが正常に起動しない場合の対処法を紹介していきます。

なぜMSFSが起動しないのか?

結論から言ってしまうと「導入しているアドオンがMSFSのバージョンに対応していない」ことが原因です。

という訳で、アドオンを1つも導入していないという人には今回の対処方法は該当しない(そもそもこういうトラブルは起きない?)かもしれませんが、MSFSの挙動が不安定になった時の対処の参考にはなるかもしれません。

アドオンを削除する

ソフトウェアアップデート5(以下SU5)以降のバージョンでは、MSFSが不正終了した後にMSFSを再起動すると、ロード画面が表示される前に起動方法の選択が表示されます。

ここでは

  • セーフモードでの起動
  • 通常モードでの起動

が選択肢として表示されるんですが、この時にセーフモードを選択すると、アドオンのデータを格納しているCommunityフォルダを読み込まない状態でMSFSが起動します。

セーフモードでMSFSが問題なく起動するのであれば、導入しているアドオンの何かが起動時に足を引っ張っているのは間違いないです。

どのアドオンが原因なのかは分かりませんが…。

ちなみに、セーフモードでの起動を選択できるのは「MSFSが不正終了した後の起動時のみ」です。

ユーザーが狙ってセーフモードで起動できるわけでは無いので、この次の起動時にはロード中に再び不正終了する可能性が高い…。

一番簡単かつ確実な方法は、Communityフォルダに格納しているアドオンをすべて削除することでしょうね。

アドオンのアップデート

MSFSの不正終了や、そもそもソフトが起動しないという問題を解決する一番手っ取り早い方法が「アドオンの削除」ですが、お気に入りの飛行機のフライトモデルや、空港のシーナリーはなるべくなら削除したくないですよね…。

とはいえ、そのお気に入りのアドオンが原因でMSFSが起動できないのであれば削除もやむを得ない訳ですが、もしかしたらそのアドオンはアップデートされていて、最新のバージョンのMSFSに対応しているかもしれません!

まずはそのアドオンをダウンロードしたサイトに行って、アドオンの最新バージョンを確認してみましょう。

有償のアドオンの場合、ほとんどの開発者はリリース後も継続的にアップデートしていますし、開発元のAsoboからソフトウェアアップデート(以下SU)の情報を入手できるので、上手くすればSUの前、最悪でも1~2週間以内には最新のSUに対応したバージョンのアドオンを入手することが出来ます。

無償のアドオンの場合はケースバイケースですが、人気の高いアドオンの場合2~3週間以内には最新のSUに対応したバージョンのアドオンがリリースされます。

(※ただし、個人で開発しているようなアドオン(特に空港や都市などのシーナリーに多いですが)なんかだと、“β版リリース移行のアップデートが無い”とか“開発放棄”なんてことも割と普通にあります…。)

最新のSUに対応したアドオンを再び導入すれば、MSFSは通常通りに起動してくれるはずです。

アドオンを削除しても解決しない場合

Communityフォルダのアドオンをすべて削除、あるいは最新のSUに対応したバージョンのアドオンへの置き換えでもMSFSが起動しないなんてこともありました…。

こういった症状が出る時は、MSFSのシステムファイルが何らかの理由で書き換えられてしまっているらしいですね。

こうなるとMSFSの再インストールが必要になりそうですが、実はそこまでしなくても修復が出来るかもしれません。

再インストールを決断する前に、まずは“アプリケーションの修復”を試してみましょう!

「設定」メニューから「アプリ」をクリックして↓

「アプリと機能」で表示されるアプリケーションの一覧からMSFSのアイコンをクリック

クリックするといくつかのボタンが表示されるので、次は“詳細オプション”をクリックします↓

詳細オプションのメニューに移行したら、下にスクロールして“修復”のボタンをクリックします↓

修復したらMSFSを起動してみてください。

これで問題なく起動するはずです。

ちなみに修復の下にある“リセット”をクリックしてしまうと、MSFSデータベースがすべて削除され、MSFS購入直後の状態に戻ってしまいますので気を付けてください!

まぁ、私はこれをやらかしてえらい目に合ったんですが、その辺の話はまた別の機会にでも…。

まとめ

MSFSが起動しない場合や、プレイ中に不正終了してしまう場合、Communityフォルダに格納されているアドオンが原因になっている可能性が高いです。

まずはCommunityフォルダに格納しているアドオンをすべて削除してみましょう。

これでMSFSが問題なく起動すればいいんですが、稀にアドオンが原因でMSFS本体のデータを破損してしまうなんてこともあるようで…。

そういった場合は、Windowsの設定→アプリ→アプリと機能からMSFSを選択して、詳細オプションメニューにある“修復”を行うことで、MSFSが正常に機能する可能性があります。

ただし、修復してもMSFSが起動しないなんてこともありますので、そのような時はMSFSの再インストールが必要になります。

とはいえ再インストールするとなると、100GB近いデータをダウンロードし直さないといけなくなるのでかなり面倒ですよね…。

最悪の場合MSFS名物の“ダウンロード無限地獄”が発生する可能性もあります…。

そんなリスクを回避するための方法も見つけましたので、MSFSのアンインストールをする前にこちらを読んでみてください↓

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