自家用操縦士の試験対策:受験資格と試験範囲について

パイロットへの道のり

アラフォーのオッサンが往生際悪く子供のころからの夢を実現するために、プロのパイロットを目指して色々と情報を収集中です。

パイロットのライセンスを取得するためには、どこかのフライトスクールに通う必要がありますが、流石にどこのスクールも慈善事業ではなく営利事業として経営しているので、どのようの形で訓練を受けるにせよお金がかかる…。

まぁ、お金に関しては教育ローンを組むというともありますが、少しでも費用を減らすために事前に取得できる資格や、受けることのできる試験は受けてしまおうということで↓

飛行訓練開始前に

  • 航空無線通信士
  • 自家用操縦士の学科試験

の2つの試験には合格しておいたほうが良さそうだということがわかりました。

すでに航空無線通信士についてはリサーチしてますが↓

今回は“自家用操縦士の試験について、改めて受験資格や試験範囲について調べてみることにしました。

Table of Contents

自家用操縦士の受験資格

自家用操縦士のライセンスは国土交通省の管轄する国家資格です。

試験はクルマの免許と同じように

  • 学科試験
  • 実技試験(実技審査)

の2つがあります。

日本の法律に定められた免許試験には、ごく一部を除いて何らかの受験資格が設定されていますが、自家用操縦士の場合はというと…。

年齢制限

クルマ関係の免許は、バイクなら免許交付時点で16歳以上、普通自動車なら仮免交付時点で18歳以上、といった具合に年齢制限が設けられてますが、飛行機の場合も同じように年齢制限が設けられています。

自家用操縦士の場合は17歳以上となっています。

飛行機のライセンスを持たない人が飛行訓練を行うためには“操縦練習許可証”というものが必要になるんですが、この許可証は16歳以上で航空身体検査に合格すれば、だれでも取得することが出来るようです。

ちなみに、ライセンス取得時の年齢に上限は無いそうで、航空身体検査に合格できる健康状態で、飛行機を安全に運行するために必要な知識、技能があると認められれば、60代でも70代でも取得が可能なんだそうです。

経歴・経験

受験にあたって学歴は不問なので、学科試験に合格できるだけの知識があれば学校に一切通っていないという人でもライセンスの取得は可能です。

ただし、実地審査を受験するためには

  • 学科試験に合格していてること
  • 40時間以上の飛行時間

が必要になるので、受験資格として規定されている飛行経験が無いと実地審査の受験申請すらできないことになります。

学科試験については年齢以外の受験資格が明確ではなかったため、JCAB(国土交通省航空局)の試験担当課へ確認してみましたが、学科試験の受験に関しては飛行経験を要求されていないとのこと。

飛行経験が全くのゼロでも受験は可能で、航空身体検査に合格する必要もなく、操縦練習許可証も不要だそうです。

自家用操縦士の学科試験

学科試験だけなら飛行訓練を始める前に受験することが出来るようですし、仮に試験に合格しなかったとしても、飛行訓練を行うために必要な知識を身に付けることが出来るので、訓練開始前に受験しておくのは決して無駄ではなさそうです。

受験に対する障害がなくなったので、ここで改めて学科試験の試験範囲について調べてみました。

試験範囲

自家用操縦士の学科試験は

  • 航空通信
  • 航空気象
  • 航空工学
  • 航空法規
  • 空中航法

の5科目で、各科目20問。

配点は1問5点となっていて、100点満点中70点以上で合格となります。

出題形式は四者択一のマークシート方式なので、要点を暗記すればそこまで難しくもないかも?

過去の試験問題は国土交通省航空局のHPで公開されているので↓

これを参考にして試験対策をしていく予定です。

無線の免許試験のように試験範囲をすべてカバーする、初心者でも理解しやすいテキストでもあればいいんですけど…。

残念ながらそんな都合のいいテキストは無いようですね。

解説付きの過去問集があるので↓

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感想(1件)

これを参考に試験対策を進めていくことにします。

試験の有効期限

クルマの免許の場合、殆どの人が指定教習所卒業直後に免許センターで学科試験を受けて免許を取得するため、試験の有効期限なんてものを気にすることが無いかと思いますが、一応指定教習所の卒業証書は1年、学科試験合格は6カ月といった具合に有効期限が決められています。

飛行機のライセンスもこの辺りは似ていて、学科試験の合格には2年間の有効期限が設けられています。

このため、期限内に実地審査に合格しないと学科試験の合格は全て無効となってしまい、再び受験し直さなくてはいけなくなります。

また、飛行機のライセンスの場合は科目合格というシステムがあるので、一回の試験ですべての科目を合格する必要はありません。

科目合格した場合は、すでに合格済みの科目の試験は既に受験済みとみなして試験が免除になります。

ただし、科目合格の有効期限は1年となっているので、1年以内に残る科目を合格しないといけませんし、他の科目に合格したところで2年以内に実技試験に合格しなければ、学科試験の合格が無効になってしまいますけどね。

海外免許からの書き換えと学科試験

私は国内での飛行訓練を考えていますが、費用を節約するために海外のフライトスクールに通うことを考えている人でも、学科試験の受験は決して無駄ではないと思いますよ。

たとえば、FAA(アメリカ連邦航空局)のPPL(自家用操縦士)を取得して日本国内で飛行機を操縦するためにはJCABのライセンスに書き換える必要がありますが、書き換えのためには学科試験の一部(航空法規)を受験しないといけません。

JCABの試験担当課にライセンスの書き換えについて確認してみたんですが、アメリカ(ICAO加盟国)での飛行訓練開始前にJCABの自家用操縦士学科試験に合格していた場合、合格から2年以内であれば試験が免除に、仮に全科目合格できなかったとしても航空法規が科目合格していれば、合格から1年以内なら試験が免除になるそうです。

FAAからJCABのライセンスにスムーズに移行したいという人は、事前に学科試験を受け、せめて航空法規だけでも合格しておいた方が良いかもしれません。

英語に堪能な人なら特に問題ないとは思いますが、そうでない人がいきなり専門的な航空用語や気象用語、法律用語といった専門用語を母国語以外で勉強するのは大変ですからね。

知識というのは何一つ無駄にならないので、学科試験に受かるかどうかはさておき、一通り試験対策の勉強をしておけば、よりスムーズに飛行訓練を受けられるのではないでしょうか?

コメント

  1. 通りすがりのP より:

    フライトスクール以外に、フライトクラブで教官から指導を受ける方法もあるので、費用を節約されたいとのことでしたらご検討されてみてはいかがでしょうか?

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