いまさら聞けないあの仕組み “ふるさと納税”

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となみチューリップフェアにて

2008年にスタートした“ふるさと納税”制度は「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた“ふるさと”に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか?」という発想から生まれた制度。

ニュースでもたびたび取り上げられることがありますが、実は私はこの制度を使ったことが無いので恥ずかしながらシステムがよくわかってません!

なんとなく“自分の住んでいない町に税金を払うと金額以上の返礼品が貰えるのでお得らしい”くらいの認識です。

お得と聞けばぜひやってみたくなるのが人情ってもんですが、制度開始から10年以上経っているので今更恥ずかしくてやり方を人に聞けない…。

という訳で同じ悩みを持つ人が参考に出来るように、インターネットを駆使してふるさと納税の仕組みを勉強しながら、ふるさと納税サイトへの登録方法や、申し込み方法などを紹介していきます!

Table of Contents

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ふるさと納税とは?

“なんかお得らしい?”といった感じの漠然とした認識で飛び込むと大抵痛い目に合ってきた人生ですので、まずはふるさと納税の制度について調べてみることにしました。

ふるさと納税を管轄する総務省のHPに“ふるさと納税ポータルサイト”なんてのがありまして↓

こちらを見ると制度の成り立ちや利用方法なんかが書かれています。

ふるさと納税制度の成り立ちは、冒頭でも書いてますが「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた“ふるさと”に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか?」という発想から。

これだけ聞くと“自分の生まれた町にしか納税できない?”とか“都会生まれで都会育ちの人には使えない?”なんて思うかもしれませんがそんなことは無く、自分の好きな所に納税する事が出来ます!

ちなみに「ふるさと“納税”」なんて言ってますが、実際には都道府県、市区町村(地方自治体)への『寄附』になるそうです。

一般的に地方自治体に個人で寄附をした場合には、確定申告を行うとその寄附金額の一部が、所得税及び住民税から控除されるという仕組みになっているそうですが、ふるさと納税の場合は原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となるそうです。

つまり、仮に10,000円をふるさと納税として納めても、税金が割り引かれるのは8,000円となります。

こう聞くとなんとなく2,000円分損してるような気がしますが、ふるさと納税で市販価格2,000円以上の返礼品を受け取ることが出来れば、トータルで見た時にふるさと納税利用者のメリットの方が大きくなってきます。

ふるさと納税で控除される税金

ふるさと納税で地方自治体に寄付した分だけ税金が控除される(割り引かれる)ということは分かりましたが、具体的には何の税金が対象となって、いくら割り引かれるんでしょうか?

ふるさと納税ポータルサイトの説明によると控除の対象となるのは所得税と住民税のようです。

割引額は本人や家族を含めた世帯収入によって変わりますが、日本の平均的な世帯収入“552万円”で計算すると、最大で69,000円の控除を受けることが出来るようです。

とはいえこの金額は家族構成で変わってきますので、正確な控除額が知りたい方は税務署か税理士事務所で相談してみてください!

ふるさと納税での税控除の方法

テレビや新聞、雑誌などの媒体では『ふるさと納税でお得に色々な返礼品を手にいれることができる!』なんて紹介しかしていませんが、肝心なのは返礼品を手に入れた後の手続き!

この手続きをちゃんとしておかないと、何百万円ふるさと納税をしたところで1円も税金が控除されません…。

2021年時点では税控除のための手続きは2つあります。

通常の確定申告で控除を受ける方法

確定申告というと多くの人には馴染みが無いかと思いますが…。

  • 年収2,000万円超の給与があった
  • 2カ所以上から給与をもらった
  • 副業の収入が20万円を超えた
  • 個人で事業を営んでいる
  • 株を売買している
  • 仮想通貨の売買をしている
  • 年金を受け取っている

といった人が確定申告の対象となりますが、対象外の方でも税金の控除を受けるために確定申告をすることは可能。

マイホームを建てて所得控除を受ける時に確定申告をするパターンがよくありますが、ふるさと納税も同じように確定申告をすることで税金の控除を受けることが出来ます。

ふるさと納税(寄附)をした自治体が発行する

  • 寄附の証明書
  • 受領書
  • 専用振込用紙の払込控

などを提出する必要があるので、これらの書類を確定申告のシーズンまで保管しておかなければいけませんし、確定申告を行うために必要な書類を作成する必要もあるので未経験の人にはハードルが高いかもしれません…。

ふるさと納税ワンストップ特例制度

確定申告の不要な給与所得者等で、ふるさと納税を行う自治体の数が5団体以内である場合に限り、ふるさと納税ワンストップ特例の申請が行えます。

この方法なら確定申告したことが無い人にも簡単に出来ますね!

ただし、マイホーム購入などで所得控除をするために確定申告をしている方はワンストップ特例制度が使えませんのでご注意ください。

ワンストップ特例制度を使うためには、『寄附金税額控除に係る申告特例申請書』という書類作成し、身分証明書のコピーと共にふるさと納税をした自治体に郵送する必要があります。

というなんともアナログな方法ですが、確定申告の書類を作成するよりははるかに簡単!

この『寄附金税額控除に係る申告特例申請書』という書類をネットで検索すると総務省のHPからダウンロードすることが出来ますが、ふるさと納税の仲介を行っている“さとふる”に登録していれば↓

アカウントの管理画面から名前や住所、寄付金額などの必要事項が自動で記載された申請書をダウンロードすることが出来ます。

申請書が出来上がったら

  • マイナンバーカードの裏表のコピー
  • 個人番号通知カードのコピーと免許証もしくはパスポートのコピー
  • 個人番号通知カードのコピーと年金手帳、健康保険証のコピー

のいずれかを申請書と一緒にふるさと納税した自治体へ郵送します。

気を付けないといけないのが“ふるさと納税をするたびに申請書を郵送しなければいけない”というところですかね?

例えば同じ自治体に6回ふるさと納税をしても、申請書の送付が1回だけなら税金が控除される金額はその1回分だけになります…。

それと、ワンストップサービスの申請期限は、ふるさと納税を行った翌年の1月10日(必着)となっています。

これを過ぎると税金の控除が受けられなくなってしまうので、ふるさと納税をしたら忘れず速やかに申請書を提出しましょう!

ふるさと納税のやり方

大雑把にふるさと納税のシステムと税金の控除の手続きが分かってきたところで、次は実際にふるさと納税で自治体に寄付をして、返礼品を貰うまでの流れを調べてみました。

ふるさと納税が出来るのは何も自分の生まれ育ったところだけではありません。

今現在住んでいる所でも良いですし、過去に旅行に行った先でも、なんとなくテレビに映っていたあの街でもOK!

よく聞くのが災害復興の応援で被災地にふるさと納税するなんて話ですかね?

地方自治体のHPにふるさと納税についての申し込みのページがあったりしますが↓

基本的には何らかの仲介業者を紹介しているようですね。

仲介業者も色々ありますが、今回はその中でもメジャーな“さとふる”を使ってみましょう。

こちらをクリックすると“さとふる”のサイトに移動します↓

アカウント作成

まずはさとふるのサービスを利用するためにアカウントを作成しましょう。

トップページの一番上に表示されている“新規会員登録”をクリックして↓

メースアドレスを入力してサービスの利用規約を確認しましょう!

利用規約に不満が無ければその下にある茶色の部分をクリックしてください。

入力したメールアドレスに問題がなければ次のような画面が表示されるはずです↓

この画面が表示されたら確認メールが送られてくるので、メールが送られてくるまでしばらく待ちます。

ここでお茶かコーヒーでも飲んでリラックスしたいところですが、そういったものもふるさと納税の対象になってるんですよね↓

割と何でも返礼品になっていたりするのでネット通販感覚で利用することも出来ますが、本来支払うべき住民税と所得税以上に利用すると、当然ですがその分は控除対象にはならずに損するだけなので気を付けましょう!

話が逸れましたが、そろそろ確認メールが届いているはずなのでメールをチェックしてみます↓

さとふるから届いたメールを確認すると手続きを進めるためのURL(水色の部分)が記載されています。

これをクリックすると↓

先ほど登録したメールアドレスが認証され、アカウント作成の手続きを進めることが出来ます。

ちなみに確認メールには有効期間が設定されていて、メールの送信から72時間以内に手続きを完了しないと無効となってしまいます。

まぁ3日もあるので大丈夫だと思いますが、万が一72時間を過ぎてしまったら、もう一度初めからやり直しになりますのでお気をつけて…。

次は会員情報を入力していきましょう。

ここで入力するのは“パスワード”と

パスワードの再設定に必要な情報

  • 電話番号
  • 秘密の質問

くらいなものでそれほど大した面倒もありません。

入力か完了したら『入力内容の確認』の画面に移動するので、改めて内容を確認します。

問題がなければ『会員登録』のボタンを押して↓

これでアカウントの作成が完了!

次は画面右上にあるマイページをクリックして↓

アカウント登録者の指名や住所といった情報を入力していきましょう。

マイページの右上、『会員登録情報』にある“登録情報の確認・変更”をクリックします。

会員登録情報の入力

これを入力しておけば、さとふるでふるさと納税をしたときに、先ほど説明した寄附金税額控除に係る申告特例申請書、『ふるさと納税ワンストップ特例の申請書』に必要事項を記載した書類がダウンロードできるようになります。

少し面倒ですがアカウントの作成は完了!

これで“さとふる”でふるさと納税が出来るようになりました。

ちなみに“さとふる”以外にもふるさと納税の仲介をやっている業者がいくつかありますが↓

基本的にはどこも同じようにアカウントを作成しないとふるさと納税が出来ないようになっていますし、『ふるさと納税ワンストップ特例の申請書』のダウンロードが出来たり、アカウント情報を元に申請書の自動作成をするサービスがあったりするようです。

ふるさと納税の申し込み方法

さとふるのアカウントが出来たので早速申し込みを!

と、行きたいところですが、申し込む前に“控除額の上限”を確認しておきましょう。

税控除の上限

ふるさと納税で好きなだけ地方自治体に寄付することも可能ですが、住民税と所得税には控除の上限があるので上限を超えてふるさと納税をしても損でしかなくなります!

税控除の上限については、さとふるのサイト内で調べることが出来るので、申し込み前に必ず確認しておきましょう。

控除上限を計算するツールもありますが、家族構成と年収別に3つのケースが掲載されていますので、まずはこれを参考に。

実際のところふるさと納税は単純な納税ではなく、地方自治体に対する寄付なので、個人的に応援したい自治体があれば税控除の上限金額以上に申し込みをするのも良い使い方でしょうね。

特に大規模な災害の被害を受けた自治体には下手に支援物資を送り付けるよりもスマートですし、怪しげな募金団体に送金するよりも確実に目的の自治体に寄付することが出来ます。

申し込み

税控除の上限が確認出来たらふるさと納税の申し込みをしてみましょう!

トップページの最上部の検索ウィンドウに、寄付したい自治体の名前、返礼品として受け取りたいアイテム、といったものを入力して検索するというのが一番手っ取り早いですかね?

とりあえず今回は地元の“浜松”をキーワードに検索してみました↓

土地柄か季節柄かは分かりませんが、ウナギと餃子が多いですね…。

地元の人間としてはどちらもいつでも食べられるものなのでこの2つはスルーして、他の返礼品を探しみました。

食べ物以外の返礼品には、楽器の街らしく“楽器の手作りキット”や↓

昔から浜松で盛んな“遠州織物”で作られたシャツ↓

遠州織物に関連して発達した染色“注染そめ”のタペストリー↓

といった感じで地元の特産品が多いみたいですね。

案外食べ物以外の特産品は普段見ることも無いので、こうして調べてみるのも色々と発見があって面白いです!

ただ、残念ながらこれと言って欲しいものは無いので、今度は返礼品のカテゴリーで検索することにしました。

ふるさと納税というとなんとなく食べ物や飲み物、伝統的な地場産品が多いというイメージを持っていましたが、意外と家電製品なんてのもあったりします↓

これがまた結構いろいろな種類があるので目移りするんですが、今回気になったのは↓

“Pool”という繰り返し使える充電池のセット。

最近エネループが寿命を迎えて使えなくなってしまい、どうしようか困っていたので丁度いいですね。

単三電池と単四電池が4本づつに、充電器のセットというのは実売価格が5,000~6,000円相当なので、自己負担分の2,000円を考えると割とお得な気もします。

寄付金額もそこまで高くはないので試しにこれを申し込んでみましょう!

申し込み手続き

欲しい返礼品が決まったら、まずは返礼品のページにある『カートに入れる』をクリック↓

次はカートのページに移動するので、申し込む商品と数量を確認して、『この地域の購入手続きに進む』をクリック↓

次のページの下の方に確認事項と、利用規約があるので、内容を確認して不満が無ければチェックを入れて、『寄付者情報の入力へ進む』をクリックします↓

寄付者情報はアカウント作成に後に入力した会員登録情報がそのまま表示されます。

内容に問題がなければそのまま下に移動して、『ワンストップ特例制度の申請』をしましょう。

確定申告の対象となっていない人はこのサービスを使ったほうが楽です。

ワンストップ特例制度を利用する方は必ず“希望する”にチェックを入れてください!

さらに下に進むと“お届け先の設定”と“お支払い方法の選択”があります。

今回は個人的に欲しいものなので“寄付者ご本人の住所と同じ”としていますが、返礼品によっては誰かに送るギフトにもできるので、お届け先を選択できるのはありがたいですよね。

そういえば、お中元やお歳暮にふるさと納税を活用する、なんて人もいるなんて聞いたことがありますよ。

支払方法はクレジットカード決済やコンビニ支払い、PayPayなど複数用意されていますが、今回はクレジットカードを使うことにしました。

決済方法を決定すると下にある『入力情報の確認』のボタンの色が変わるので、これをクリックして入力内容を確認しましょう↓

入力情報に間違いがなければ、同じページの一番下にある『上記注意事項に同意の上、送信する』のボタンをクリックして手続きは完了です!

あとは商品が届くのを待つばかりですが、実はこの記事、実際に“さとふる“のアカウントを作成して注文しながら作ってるので、商品はまだ届いてませんw

届いたら商品レビューもしてみたいと思いますのでお楽しみに!

それと税金の控除のための手続きについての説明ですが、この記事でやると話が長くなってしまうので、こちらの記事で↓

ふるさと納税のまとめ

  • ふるさと納税は『自分の意志で自分の好きな地方自治体に寄付する』という制度。
  • “納税”となっているが実態としては寄付。
  • 寄付金額から2,000円を除いた金額が税金から控除されるが、控除してもらうためには申請が必要。
  • 控除のための申請には“確定申告”または“ふるさと納税ワンストップ特例”での申請が必要で、ふるさと納税をしただけでは税金は控除されない。
  • 控除額には上限があるのでふるさと納税すればするだけ税金が安くなるという訳でもない。
  • ただし、地方自治体に対する寄付なので、申し込み自体に上限は無し!
  • 過疎化や災害で弱っている田舎の街を応援するには良いシステムかも?

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