フライトシムで日本旅行 レグ125 神戸空港→大阪国際空港

フライトシム

Microsoft flight simulator(MSFS)には世界34,000か所の飛行場が収録され、日本国内の飛行場も大都市周辺にある国際線の発着する大きな飛行場から、離島の住民の足となるような小さな飛行場まで収録されていますが、どうしてもメジャーな飛行場を中心として飛んでしまいがち。

せっかく買ったんだからメジャー、マイナーも含めてMSFSに収録されている日本の飛行場に行ってみようということであちこち飛び回っています。

前回は岡山県の岡南飛行場(旧岡山空港)を離陸して兵庫県神戸市の沖合にある神戸空港まで飛んできたので↓

今回は神戸空港からスタートして大阪国際空港に行ってみたいと思います。

Table of Contents

大阪国際空港

大阪国際空港は兵庫県伊丹市と大阪府豊中市、池田市に跨る空港。

飛行場コードは

  • ICAO:RJOO
  • IATA:ITM

大阪国際空港は、関西国際空港と神戸空港の管理運営を行う“関西エアポート”という企業が管理担当となってる会社管理空港です。

大阪国際空港は1939年に開港した大阪第二飛行場をルーツとしていて、太平洋戦争後の1959年に国の管理する旧第一種空港に、1970年代には国際線の発着する国際空港として発展しますが、空港周辺の市街地化により騒音訴訟が発生し、地元自治体が国に対して空港の廃止を訴える事態となりました。

ところが1990年になると地元自治体は方針を一変。

1994年に関西国際空港が開港することで、空港機能が移転により大阪国際空港が廃止となった場合、空港周辺の自治体の経済的な損失が大きくなることが予想されたため、各自治体は国に空港の存続を求めるようになります。

結局関西地区では“国際線は関西国際空港に集中させる”という方針もあったため、それまで大阪国際空港に就航していた国際線は全て関西空港へ移転。

大阪国際空港は国内線がメインとなりましたが、地元住民の要望で航空法上の空港名称は“大阪国際空港”のままになっています。

法律上の名称以外にも、大阪空港や伊丹空港と呼ばれることが多いですが、地方空港で最近はやっている空港の愛称は付いていないようです。

大阪国際空港への就航路線

かつては関西地区最大にして唯一の国際空港だったわけですが、関西国際空港の開港により就航路線は国内線のみとなっています。

現在は日本航空、全日空、アイベックスエアラインズが大阪国際空港をハブ空港としているため、大阪国際空港から日本の殆どの空港に行くことが出来ます。

国内線の乗り継ぎで訪れたという人も結構いるんじゃないでしょうか?

  • 日本航空(JAL)
    女満別(夏季限定)、旭川(繁忙期)、新千歳、函館、青森、三沢、秋田、花巻、仙台、山形、羽田、成田、新潟、松本(夏季限定)、但馬、出雲、隠岐、松山、福岡、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、種子島、(季節運航)、屋久島、奄美、那覇
  • 天草エアライン(AHX)
    熊本
  • 全日空(ANA)
    釧路(夏季限定)、新千歳、函館、青森、秋田、仙台、福島、羽田、新潟、石見(夏季限定)、松山、高知、福岡、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、那覇
  • アイベックスエアラインズ(IBX)
    仙台、福島、新潟、福岡、大分

大阪国際空港の飛行場施設

MSFSに収録されている大阪国際空港の滑走路は2本。

滑走路方位はともに14/32となっていますが、滑走路長が違い

  • 14L/32R:7,278ft(約2,200m)
  • 14R/32L:10,371ft(約3,200m)

となっています。

2本とも同じ方位を向いて並ぶ“パラレル”と呼ばれる配置の滑走路ですが、双方の間隔が狭いため同時離発着は出来ないそうです。

MSFSで遊ぶ分にはあまり関係のない話かもしれませんけどね。

飛行場周辺の航法援助施設は、空港北西に設置されたVORDME

  • コールサイン:ITE 
  • 周波数:114.750MHz

VOR DMEに併設するNDB

  • コールサイン:OW
  • 周波数:211.0kHz

ランウェイ32L着陸進入用のローカライザーDME

  • コールサイン:ISK
  • 周波数:110.100MHz

があります。

滑走路が2本もある大規模な飛行場なので、ローカライザーは全ての滑走路に設置されていると思ったんですが、設置されているのは1基だけのようですね。

気になったので国土交通省航空局の発行するAISや航空図を調べてみると、実際の大阪国際空港もILSはランウェイ32Lにしか設置されていないようです。

フライトプラン

いつもは出発空港や目的地の空港の周辺にある航法援助施設を頼りに電波航法で飛びながら、地上の面白そうなオブジェクトを探していましたが、今回は逆に事前にターゲットを決めて飛んでみたいと思います。

飛行ルート

まずはGoogleマップで神戸空港から大阪国際空港までを『距離を計測』という機能を使って結び↓

表示された線を面白そうなポイントにドラッグして航路を設定↓

今回は

  1. ノエビアスタジアム
  2. 六甲山
  3. USJ
  4. 大阪城

を経由して大阪国際空港のランウェイ32Lに着陸するというコースで飛んでみたいと思います。

次はこれをプリントアウトして各旋回点での旋回角度を計測。

飛びながら地上の景色と地図を見比べて計画したコースをトレースしていこうと考えたわけですが、果たしてうまくいくかどうか…。

大阪国際空港へのフライト

神戸空港~ノエビアスタジアム

一つ目の経由地は神戸空港の北西に位置するノエビアスタジアム。

神戸空港のランウェイ27を離陸したら滑走路方位を維持したまま数分直進し、進路を真北へ向けてノエビアスタジアムの上空へ。

ヴィッセル神戸のホームスタジアムとしてサッカーファンにはお馴染みのスタジアムですね。

MSFSで上空から見るとそれなりに綺麗には見えるんですが、残念ながら航空写真のテクスチャーが貼られているだけでスタンドは3Dになっていませんでした。

このスタジアム、正式には御崎(みさき)公園球技場というんですが、ノエビアが命名権を獲得して『ノエビアスタジアム神戸』と呼ばれています。

ノエビアは化粧品会社というイメージが強いと思いますが、実は創業当時の取扱商品は航空機部品なんですよ。

いつの間にか見なくなりましたが、ノエビア化粧品のCMで飛行機が登場していたのは航空機部品を取り扱っていた頃の名残と、当時の社長が無類の飛行機好きだったからなんてのを聞いた覚えがあります。

現在のノエビアは化粧品の製造販売がメインですが、航空機部品の輸入販売部門は分社化されてノエビアホールディングスの子会社の“ノエビアアビエーション”として現在も営業しています。

ノエビアスタジアム~六甲山

ノエビアスタジアム上空で北北東に進路を変えて六甲山へ向かいます。

ターゲットとしては六甲山の山頂が分かりやすくていいのかもしれませんが、あまり高度を上げたくないので六甲山山頂手前の天覧台の辺りをターゲットに↓

したのはいいんですけどこれが失敗…。

天覧台のオブジェクトなんか上空からわからないですからねw

天覧台が見つからずに途方に暮れている所にATCから周波数変更の指示は来るし、六甲山の山腹は徐々に迫ってくるわ…。

墜落したくは無いので早々に進路を南西に替え、次の目的地USJへ向かいます。

六甲山~USJ

USJは今回のフライトで楽しみにしていたポイントの一つ。

USJのアドオンデータを入れているのですが、まだ一度も見たことが無いのでどんな風になっているのか気になってたんですよ!

ところが六甲山の変針ポイントがズレていた上に、その後の進路維持が出来なかったため見つけることが出来ませんでした…。

しかも後から調べてみると、USJのアドオンは何かの手違いで削除していた模様…。

それじゃ見つかるわけも無いですよね…。

ポジションロストしかかりますが、ここでどうにか気を取り直して次の目的地へ向かいます。

百舌鳥古墳群

USから大阪城に向かう途中で巨大な古墳を発見しました。

歴史の授業にも登場する仁徳天皇陵のある百舌鳥古墳群ですね。

もっとも有名な仁徳天皇陵以外にも多数の古墳が密集しているために古墳群と呼ばれているわけですが、その数は半壊状態の物も含めてなんと44基!

かつては100基を超える古墳があったものの、周辺の宅地化によってほとんどが取り壊されてしまったようです…。

流石にこれだけ巨大な構造物ともなるとMSFSでも綺麗に表現されますね。

後から気づいたんですが、こういう上空からも分かりやすいオブジェクトを経由地にしとけば迷子になることも無いんですよねぇ。

大阪城

百舌鳥古墳群上空の辺りで完全に迷子になってしまったんですが、遠くに見える街の景色を参考にどうにか現在地を把握して針路を大阪城に向けます。

MSFSに収録されている日本のお城というと、モデリングが雑居ビルやアパート、お寺のようになっているものが多いのですが、大阪城はこちらのアドオン↓

のおかげでかなり精密に表現されるようになりました。

もちろん“OSAKA City Package”なので大阪城とその周辺だけではなく、大阪の中心部の街並みなんかもかなり細かく表示されます。

もうちょっと低空であちこち見て回りたいところですが、そこはまた次回ということで…。

大阪国際空港

淀川と大川の合流点は大阪国際空港のランウェイ14R/32Lの延長線上にあり、上空からも分かりやすいランドマーク。

大型機がこのポイントからアプローチを開始していては着陸に間に合いませんが、小型機なら十分では無いでしょうか?

だいぶ遅いですがここから着陸許可を貰いランウェイ32Lへアプローチ…。

そのまま着陸しようかと思いましたが、一旦ゴーアラウンドして空港を上空から見てみます。

アドオンを入れすぎていて今の状態が良く分からなくなってますが、確か大阪国際空港のアドオンは入れてなかったはず…。

デフォルトの状態でもターミナルビルが細かく作られているので、これならアドオンを入れなくてよさそうですね!

デフォルトの状態でもいい感じのシーナリーですが、ユーザー有志の作成したアドオンを導入するとさらにリアルになるので、ビジュアルのリアリティにこだわりたい人はぜひ導入してみましょう!

空港上空を通過したら左回りのトラフィックパターンに入り、再度ランウェイ32L にアプローチ。

進入角度がだいぶ低いような気がしないでもないですが、そのまま滑走路に進入して無事に着陸しました。

サマリー

今回はいつもと違って航法援助施設を使わず、地上の建物や地形を参照しながら飛ぶ地文航法っぽい感じで飛んでみましたが…。

方法に不慣れということもありますが、それ以前に計画時の経由点の設定が悪かったり、操縦方法が悪くて進路維持が出来ていなかったりと、色々な問題が露呈しましたね…。

という訳でしばらくは日本国内のクロスカントリーフライトから離れ、基本的な操縦方法や航法を勉強してみたいと思います。

コメント

  1. GAOCAN より:

    いつも楽しませてもらっています。日本一周シリーズを見させてもらっていてmsfsにはない空港をフリーシナリーとして作りました。当然ですが、回った後の空港ばかりですが、GAOCANとしてユーチュブで公開しています。これから回る地域の空港で無いものがあれば作りたいと思いますのでコースを教えていただけないでしょうか。

    • yasuhiro より:

      コメントありがとうございます!
      今後の予定としては大阪国際空港から八尾、関空、南紀白浜…といった感じで近畿圏の飛行場を周り、東海地方に向かう予定です。
      ただ、このシリーズは当初Preper3dでスタートしたため“Preper3dにはなかった飛行場”をこれから周っていく予定なので、東海地方の飛行場を周った後は再度関東、東北、北海道を飛ぼうかと考えています。
      よろしければ空港のシーナリーを使わせていただけますか?

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