サバゲ装備レビュー:チェストハーネスベスト(フロンティア)

サバイバルゲーム

サバイバルゲームを始めたばかりの頃は映画や漫画に出てくるような兵士のような格好に憧れ、見た目重視の装備になっていましたが、実は見た目重視の装備って案外使いづらいんですよね…。

持ち運べるマガジンが限られていたり、ポーチ類の取り付け位置が悪くて取り出しづらかったり、装備が体に合っていなかったり、拡張性が無かったり…。

前回紹介したSWATⅡベストは↓

そこそこ使い勝手が良かったものの、マガジンを収納するためのポーチが小さかったためエアガンによってはマガジンの携行量が減ったり、モノによっては取り出しづらかったりという問題がありました…。

SWATⅡベストは警察の特殊部隊向けに造られたベストをモチーフとしていたためM16系のライフルやMP5系のサブマシンガンのマガジンを収納するためのポーチが着いていて、これらのマガジンを収納するなら問題は無かったんですが、これ以外のタイプのエアガンのマガジンが収納しづらいんですよ。

メインアームが東京マルイのM16A1やMP5PDWだった頃は良かったんですが、その後メインアームを同じく東京マルイのG36CにしたらマガジンがM16系のSTANGマガジンよりも一周りほど太くなったためマガジンポーチへの出し入れがしづらくなってしまいました…。

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チェストハーネスベスト

今ならそんな状況になってもマガジンポーチを付け替えることで対応出来ますが、当時はまだMOLLE規格やPALS規格といったものが制定されていない時代。

マガジンポーチはベストに頑丈に縫い付けられているため交換できず、極端なことを言うとメインアームを持ち換えたらマガジンのサイズに合わせてベストを着替える必要があったわけです。

あの頃は今ほどタクティカルベストの種類も豊富では無く、ほとんどはM16かMP5のマガジンに対応するものだったため、G36のマガジンをスムーズに出し入れすることが出来る専用のポーチの付いたベストなんて存在しません。

そこで『とにかく大容量のポーチの付いたベストなら多少大きなマガジンでも問題なく入るのでは?』と思い付き、いつも通り赤羽のフロンティアで見つけたのが“チェストハーネスベスト”です。

これもフロンティアのオリジナルブランド“SWATシリーズ”のベストで正式には“SWATⅣ”という商品名だったかと思いますが、商品札には“チェストハーネスベスト”と書かれていたような?

ベストと言ってますが実際にはチェストリグというやつですね。

これもSWATⅡベストと同じく原型となっているモデルがあり、こちらはアメリカのハイスピードギア(HSGI)のDENALIというモデルをほぼ丸々コピーしたものになります。

購入が20年ほど前で既に手元無い上、フロンティアでも取り扱いが無くなってしまったため、上に張り付けた画像は元ネタとなっているHGSIのDENALIの実物ですが、こちらもすでにHSGIのカタログから落ちてしまっているようです…。

ポーチが大量についていますが、内訳としては

  • フラッシュバンポーチ×1
  • ライフルマガジンポーチ(M16系のマガジンが4本入る)×5
  • ピストルマガジンポーチ×2
  • ダンプポーチ兼用のユーティリティポーチ×2
  • グレネードポーチ×4

とかなりの大容量でM16系のマガジンなら20本は携行できます。

元々は補給の望めない敵地後方での潜入作戦に従事する海兵隊の武装強襲偵察部隊の隊員からのオーダーで作られたものらしく、大容量のマガジンポーチ以外にも

  • 防水仕様のマップケース
  • ペースカウンター
  • ペンポケット

といったランドナビゲーション用の装備が正面のマガジンポーチの裏に隠されています。

一度のゲームが30分程度、敵は多くても30人前後といったサバイバルゲームに持ち込むにはかなり大袈裟な装備ではありますが、腰の部分に横向きに取り付けられた2つのマガジンポーチは必要に応じて付け外しが可能なため、それほど大量のマガジンが必要ではないサバイバルゲームでは取り外していました。

インプレッション

良かったところ

マガジンポーチが大きいため、G36系のマガジンでも問題なく出し入れすることが出来たのは良かったですね。

この辺りは完全に狙い通りでした。

マガジンポーチの蓋はベルクロとファステックスのどちらかで止めることが出来るというのも良く出来ていて、マガジンポーチとして使う時はマガジン交換時に音が出ないようにファステックスで、マガジン以外の物を収納するときは不用意にふたが開いて落とすことの無いようにベルクロで、といった具合に使い分けが出来るというのが思いのほか便利でした。

それと両脇の部分にあるユーティリティポーチが大容量のため空になったマガジンをしまっておくのにも丁度いいですし、“クイッ君”のような電動給弾器とBB弾ボトルを入れておけばゲーム中に弾の補充も出来ます。

そういえばコイツを買った頃からサバイバルゲームに無線機を使い始めたんですが、ポーチが沢山あるので無線機を収納する場所に困らなかったというのも良かったですね。

無線機は特定小電力のそれほど大きくないモノだったため、グレネードポーチかフラッシュバンポーチに収納してましたが、首元にあるフラッシュバンポーチに入れておくと無線機を使いやすかった記憶があります。

最級的には無線機で直接話さなくても良くなるようにインカムやヘッドセットを使うようになっていましたが、配線をすべてマップケース側に入れてしまうと配線が邪魔になることも無いので便利でしたね。

ダメなところ

SWATⅡベストでも同じこと書いてますが、元ネタになっているチェストリグをフルコピーしているためサイズが大きすぎるんですよね…。

屈強な海兵隊員向けに作られているので、日本人が着るとどうしてもブカブカになってしまう。

一応チェストリグの背面のバンドの長さを変えればサイズ調整も出来るんですが、細身の日本人にはそれでも大きい!

しかも余ったバンドがヒラヒラしてしまうため、ゲーム中に気に引っ掛けたりすると危ない…。

これさえなければ個人的には完璧なチェストリグだったと思うですけどね~。

まぁサイズに関してはチェストリグの下にレプリカのボディアーマーでも着ればごまかせますし、上半身を現役の海兵隊員並みに鍛え上げれば問題は無いんですけど…。

カタログ落ち品を再現する

残念ながら一旦サバイバルゲームから離れ、同じタイミングで引っ越しをしてしまったこともありチェストハーネスベストを手放してしまったんですが、実は今でも欲しいアイテムの一つ。

フロンティアで取り扱っていないため再度新品で購入することは不可能で、元ネタになったHSGIのDENALIもカタログ落ちしてしまったらしく入手困難…。

このため全く同じものを入手することはできませんが、それらしき物を自作することは可能です!

ベースになるのはCONDORというタクティカルギアメーカーのチェストリグ↓

前面にPALS規格のウェビングが縫い付けられているので、チェストリグ正面の下の部分に3連のマガジンポーチを取り付けて↓

マガジンポーチの上に小さめのユーティリティポーチ↓

両サイドにユーティリティポーチ↓

さらに両サイドのユーティリティポーチの上にグレネードポーチか↓

ピストルマガジンポーチ↓

を取り付ければ形状はほぼチェストハーネスベストと同じになります。

わざわざ同じものを作る必要があるかどうかは分かりませんが、とりあえず試しに同じような物を作ってみて、実際にゲームで使いながらポーチを入れ替えていくと使い勝手がよくなってきますよ。

実際にそうやって試行錯誤を重ねて組み上げたのがこのチェストリグになります↓

マガジンポーチのタイプや配置が多少違いますが、基本的な構成はチェストハーネスベストに近いかな?

総評

チェストハーネスベストはポーチがすべて縫い付けられているため現代の基準で考えると拡張性に問題がある訳ですが、サバイバルゲームに使うエアガンがほぼ固定されていれば実はたいした問題ではありません。

フィールドにいくつものエアガンを持ちこんでゲームのたびに持ち替えるとなれば話は変わってくるかもしれませんが、それでもフィールドでポーチを入れ替えるのは現実的では無いので、結局エアガンごとにタクティカルベストやチェストリグを用意するというのが割と一般的かもしれませんね。

そう考えると一昔前の装備でも全く問題は無く、既製品で使い勝手が良ければMOLLEはPALSのウェビングなんかなくても問題は無いわけです。

するとチェストハーネスベストは大容量のポーチが取り付けられているため、一般的なライフルのマガジンなら基本的には何でも収納できますし、ユーティリティポーチも大きく、マップケースまであるということでゲームに必要な物をすべて1つにまとめることが出来ます。

ゲームごとにライフルを変えるにしても、ポーチに入れてあるスペアマガジンを入れ替えるだけで大した労力も必要としませんからね!

メルカリやリサイクルショップで見かけたらぜひ押さえておきたいアイテムの一つですが、なかなか見つからないんですよね…。

希少性のあるコレクターアイテムともなる可能性があるので見つけたら買っておくと良いかもしれませんよ!

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