Microsoft Flight simulator(MSFS)で日本国内の飛行場をあちこち飛び回るシリーズ。
前回は岡山県笠岡市にある農道飛行場“笠岡ふれあい空港”から同じく岡山県は岡山市の北区にある岡山空港までフライトしてみましたが↓
今回は岡山市内にあるもう一つの飛行場、岡山市南区にある“岡南(こうなん)飛行場”までフライトしてみました。
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岡南飛行場
岡南飛行場は岡山県岡山市南区にあり、岡山県が設置・管理する地方管理空港。
飛行場コードは
- ICAOコード:RJBK
- IATAコード:無し
定期航路が就航していないためIATAコードは付与されていません。
岡南飛行場は1962年に旧岡山空港として開港。
開港当時は国内線の比較的短距離の路線の就航地となることを想定していたようで、岡山-羽田便や岡山-宮崎便などの定期旅客路線が設定されていたようです。
この頃は乗客も少なく、運行していた旅客機もYS-11のようなターボプロップ機で滑走路長はそれほど必要ではなかったのですが、80年代頃から旅客需要が増加してYS-11では賄いきれなくなったようですね。
このため航空各社としては機材をより大型で高速の飛行が可能なジェット旅客機に変えたかったようですが、ジェット機を運航するためには旧岡山空港の滑走路は短すぎた…。
滑走路を延伸しようにも空港が臨海部にあるため滑走路を伸ばしづらいこと、さらに滑走路南東方向の山(金甲山、貝殻山)↓

が滑走路延伸後の離着陸に支障をきたすといった理由から、旧岡山空港の拡張を諦めて新空港を建設することになったそうです。
新岡山空港への空港機能の移転後は、飛行場の名称を“岡南(こうなん)飛行場”に変更し、現在は中国・四国地方有数のジェネラル・アビエーションの拠点として、貸切輸送、遊覧飛行、撮影飛行、宣伝飛行、自家用機の運航などに使用されている他、曲技飛行チームの“ウイスキーパパ競技曲技飛行チーム”と“TEAM GION”の活動拠点ともなっています。
この他にも岡山県警航空隊、岡山市消防航空隊が岡南飛行場に基地を開設しているようです。
岡南飛行場の飛行場施設
MSFSに収録されている岡南飛行場は
- 滑走路長:4,333ft(約1,300m)
- 滑走路方位:09/27

滑走路が短いので中型以上のサイズのジェット旅客機の着陸は難しそうですね…。
もちろん必要最小限の燃料を搭載し、貨物も乗客も搭載しないという状態であればデフォルトの747でも問題なく着陸出来るとは思いますが、現実世界では収益性や安全性を考える必要がありますからね…。
大型機の運行は現実的では無いでしょう。
航法援助施設は岡南飛行場の周辺には無いようで、電波航法でアプローチするなら岡山空港あたりのVORDMEを使うしかなさそうです。
フライトプラン
飛行ルート
岡山空港から岡南飛行場までは直線距離にして約20㎞。

距離が短いので岡山空港離陸後に機首方位を岡南飛行場に向けてしまえば問題なくたどり着けそうな気もしますが…。
いつもあちこち寄り道するので方位だけでなく何らかのガイドラインが欲しい所…。
という訳で↓

岡山空港のランウェイ07側にあるVORDME(OYE)を経由し、OYEのコース160をトレースしながら岡南飛行場に向かう事にしました。
これなら途中で寄り道しても元のコースに戻りやすくなりますからね!
使用する機体
今回は飛行距離が短いのでヘリコプターのH135を使います。

この機体はユーザー有志の開発したアドオンの機体で無料でダウンロードとインストールが可能です。
ダウンロードはこちらから↓
インストール方法はこちらを参考にしてみてください↓
岡南飛行場までのフライト
航法無線機を設定して岡山空港のランウェイ25からテイクオフ!

一旦滑走路の西の端にあるVORDME上空まで行き、OYEのコース160に乗って岡南飛行場を目指します。
このまま岡南飛行場に直行してもいいんですが、ただ飛ばすだけでは面白くないのでいつものように寄り道していきましょう↓

JR岡山駅

JR岡山駅の辺りまで来ましたが…。
地表は航空写真ベースのテクスチャーが貼られているためそれなりにリアルに見えるものの、建物の3Dオブジェクトが自動生成モデルなのでそれほどリアルには見えませんね…。
まぁそれは岡山駅周辺の土地勘が無い私が見るとそう思うだけで、地元の人が見ると割とそれっぽい感じに見えるのかもしれませんけど。
岡山城・岡山後楽園
岡山駅のすぐ近くに岡山城と岡山後楽園があります。
MSFSのお城の再現度はイマイチなのであまり期待はしてませんが、せっかくなのでまずは岡山城を上空から見物してみましょう。

期待しないで岡山城に接近してみましたが、まぁこれくらいなら上出来と言えるかな?
天守閣が寺院の本殿のような形状になり、月見櫓が法隆寺の五重の塔のような形状になってしまってますが、これでも雑居ビルのような建物に置き換わっていた浜松城に比べればはるかにマシです!
岡山城の東側にある岡山後楽園には武家屋敷を移築した鶴鳴館(かくめいかん)や岡山県立博物館があり、岡山の歴史と伝統を感じることが出来る公園といった感じの場所なんでしょうけど、MSFSで上空から見てもねぇ…。
後楽園の南には荒手茶寮という老舗の懐石料理店があり、建物もなかなか立派な日本家屋風の物が建てられているんですが…

MSFSの世界では洋館のようなデザインに↓

懐石料理ではなくフレンチでも食べられそうですねw
この辺りのGoogleMapの3Dビューのデータを取り込んでやればもっとそれらしい景色にすることも出来るんですが、それやっっちゃうとSSDの容量が恐ろしい量必要になり、グラボもそれなりの性能の物が必要になります。
どこかでバランスをとって何かを犠牲にしないといけないわけですが、これでもMSFS以前のフライトシムとは比較にならないほどリアルになってるんですよね↓

リアルになっている割にPCに要求されるスペックもそれほど高くなく、比較的快適に飛ばすことが出来るんだから、デフォルトの状態で多少建物の形が違うくらいで文句を言っちゃいけません!
それに文句があるなら自分で納得のいく形の建物を作って表示させることも出来ますからね!
岡南飛行場
岡山城・後楽園を後にして、再びOYEのコース160に復帰して岡南飛行場を目指します。

岡南飛行場には管制官が常駐していないという設定のため、周辺を飛行中の飛行機に対して着陸を宣言し、周囲の運行状況を確認しながら着陸する必要があります。
交通量を絞っているためAIの飛ばしている飛行機と離着陸が競合することはあまりないんですが、今回は珍しくこちらが着陸しようとするタイミングで離陸する機体がいるようですね。
こういう場合は本来なら飛行場の周辺にあるホールディングポイントで旋回待機をする必要があるんでしょうけど、ヘリなので飛行場近くの滑走路の見える位置で待機してみますが…。
滑走路上に離陸しようとしている飛行機がいない?

飛行場に近づいて滑走路を目視確認しても離陸中の飛行機がいないので、着陸を宣言して岡南飛行場のランウェイ09へ着陸しました。
結局何だったのかよくわかりませんが、もしかすると岡南ではなく他の飛行場を離陸する飛行機の無線だったのかもしれませんね。
サマリー
今回は岡山空港から岡南飛行場までの短距離のフライトでした。
どちらも同じ岡山市にある飛行場なんですけど、1つの市に2つも飛行場があるというのは日本ではなかなか珍しいのではないでしょうか?
今回はヘリで移動しましたが、これくらいの距離であればあえてアドオンのパジェロで移動しても面白かったかもしれません。
せっかくのフライトシムなのに飛ばないというのも変な話ですが、そこそこリアルに道路や町が再現されているので、車でのドライブも一応出来ないことは無いですからね。
遊び方としてはそういうのもあるって話で、面白いかどうかは別ですけど…。
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