フライトシムで日本旅行 レグ120 高松空港→広島空港

フライトシム

Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本中の飛行場を巡って旅行した気になってみようというという訳で、今回は高松空港から広島空港までフライトしてみました。

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広島空港

今回の目的地の広島空港は広島県三原市にある国(国土交通省)の管理する空港。

飛行場コードは

  • ICAOコード:RJOA
  • IATAコード:HIJ

現在の広島空港は3代目だそうですね。

初代は旧日本陸軍の吉島飛行場で、太平洋戦争後の連合軍接収を経てサンフランシスコ講和条約発効時に返還され、しばらくはグライダー用の滑空場として使われていたようですが、廃港となって現在は広島市道中島吉島線に転用されているそうです。

2代目は1961年に現在の広島市西区に建設されますが、市街地に至近というメリットとなるであろうポイントが仇となり、滑走路の拡張が出来ず再び移転することに…。

現在の空港が完成・開港するとしばらく2代目の空港は『広島西飛行場』としてコミューター機を用いた近距離路線が就航していましたが現在は飛行場の大部分が閉鎖され、現在は広島ヘリポートとなっています。

広島ヘリポートをBingMapで見てみるとまだ滑走路が残っているのでMSFSにもテクスチャーとしてなら収録されているかもしれません。

3代目となる現在の広島空港は、1993年に“新広島空港”として開港。

翌1994年に名称が“広島空港”に変更されています。

昔から“山の天気は変わりやすい”なんて言いますが、山を削って谷を盛土することで造成された空港なので気象条件が急激に変化しやすいらしく、霧などが急に発生して流れ込んでくる傾向があるそうです。

また風向・風速も急に変化しやすいこともあって、過去には年間75便もが欠航していたとか。

これを改善するため2008年には10/28の滑走路の東側、ランウェイ28への着陸にはILS カテゴリーⅢaを整備することで悪条件下でも着陸可能になり、欠航は年間2本にまで減少したそうです。

翌年にはさらに高精度の自動着陸も可能なカテゴリーⅢbのILSが設置されていますが、依然としてランウェイ10側にはILS自体が整備されていないそうで、霧が立ち込めていて西からの風が吹いているという状況だと着陸出来ないなんてこともあるのかもしれません。

まぁジェット旅客機なら多少の追い風でも着陸出来てしまうのでそれほど影響は無いかもしれませんけどね。

広島空港への就航路線

2021年時点での路線を掲載してます。

国内線

  • 日本航空(JAL):新千歳、羽田
  • 全日空(ANA):新千歳、羽田、那覇
  • アイベックスエアラインズ(IBX):仙台(全日空と共同運航)
  • 春秋航空日本(SJO):成田

国際線

  • チャイナエアライン(※日本航空と共同運航):台北/桃園
  • 香港エクスプレス航空:香港
  • エアソウル(※アシアナ航空と共同運航):ソウル/仁川
  • 中国国際航空(※全日空と共同運航):大連、北京
  • 中国東方航空(※日本航空と共同運航):上海/浦東
  • ノックエア:バンコク/ドンムアン

エアライン以外の利用者

広島空港には

  • 海上保安庁 第六管区海上保安本部広島航空基地
  • 広島県防災航空センター

があり、それぞれヘリコプターを配置しているようです。

広島空港の飛行場施設

MSFSに収録されている広島空港の滑走路は

  • 滑走路長:9,808ft(約3,000)
  • 滑走路方位:10/28

地方にある空港というと滑走路長2,500m前後が多いので、広島空港の滑走路は地方空港としてはかなり長めになりますね。

これだけの長さがあればボーイング747のような大型で重量の重い飛行機でも余裕で離着陸させることが出来そうです。

航法援助施設は

VORDME

  • コールサイン:HGE
  • 周波数:1147.900MHz

ローカライザーDME

  • コールサイン:IHG
  • 周波数:108.700MHz

が各1基づつ設置されています。

地方空港に設置されている航法援助施設としては一般的な構成ですかね?

フライトプラン

飛行ルートの作成

広島というと世界遺産となっている宮島の厳島神社有名ですが、MSFSの世界では厳島神社の社殿と海に浮かぶ大鳥居が人の手による精密な3Dモデルに置き換わっていたはず。

せっかく広島まで行くなら厳島神社に寄り道していきましょう!

高松から広島まで直線的に飛んでしまうと厳島神社の上空にはたどり着けないので、かなり回り込むような飛行ルートを考えないといけませんね。

まずはGoogleMapで厳島神社を経由した場合の大まかなルートを確認してみます。

中国地方はリアルでは3回しか行ったことが無く、広島県は江田島に研修かなにかで1回だけしか行ったことしかないんで地理に疎いんですが、こうして地図上に線を引いてみると厳島神社は結構広島空港から離れていて山口県寄りにあるんですね。

この経路で飛ぶと広島市や呉市をかすめるような感じ。

せっかくなので広島や呉、ついでに昔行ったことのある江田島の海上自衛隊の基地も上から見てみたくなったので↓

こんな感じの飛行ルートを考えてみました。

考えてはみたもののこれをそのままMSFSに取り込むことはできないので、MSFSのWorld Map上にある航法援助施設とすり合わせてもうちょっとそれっぽい飛行ルートを作成すると↓

大体こんな感じになるのかな?

広島市の市街地上空や呉基地、江田島基地を経由地に追加したかったんですが、呉と江田島にPOIが無かったので断念…。

仕方がないので

  1. 出発空港の高知VOR DMEのコース280に乗って西南西へ
  2. GoogleMapを見ながら飛行し、呉と江田島を目視で探して寄り道
  3. コース280に戻り厳島神社へ
  4. 磁方位50°で広島市上空へ
  5. 目的地の広島空港にあるVORDMEのコース081に乗り広島空港へ

という感じで飛んでみることにしました。

使用する機体

今回も出発、到着空港共に十分な滑走路長がありますが、なるべく低い所を飛んで地上のオブジェクトを見物したいので

セスナ172でフライトします。

ヘリコプターを使う事も考えましたが今回は飛行距離が長いのでやめておきました。

広島空港へのフライト

厳島神社へ

高松空港のランウェイ26からテイクオフ!

離陸したら右に旋回して、まずは高松空港のターミナルビルの周辺を飛んでみました。

この高松空港はデフォルトの飛行場ではなく、ユーザー有志の作成したアドオンの飛行場になります。

フリーウェアなんですがかなり細かい所まで作りこまれているので、気になる方はこちらからダウンロードしてみてください↓

高松空港の上空を一回りしたら、高松空港VORDMEのコース280に乗って厳島神社へ向かいます。

瀬戸内海の島々と橋

瀬戸内海には約700の島があるそうですが、MSFSの世界にももちろんこれらの島々が再現されています。

また島だけではなく島と島を結ぶ橋も再現されていて、中にはハンドメイドの3Dモデルとなっている橋も↓

テクスチャーと3Dモデルが重複して見た目がおかしなことになっていますが3Dモデルが無いよりはるかにマシ!

“橋の影”だと思えばまぁそこまで違和感もない…かな?

呉は旧日本海軍の時代から軍港の街として栄え、現在も海上自衛隊の呉基地や海上自衛隊関連の施設が多く置かれている港町。

護衛艦が停泊していました。

船にあまり詳しくは無いんですけど、恐らくおおすみ型輸送艦じゃないですかね?

残念ながら停泊中の船は3Dモデルにはなっていませんが、航空写真がそのまま地表のテクスチャーとして使用されているのでパッと見た感じはなかなかにリアルです。

この他にも色々な護衛艦や潜水艦が停泊しているようですがセキュリティ的に大丈夫なんですかね?

停泊しているだけだからOKとか?

呉基地を上空から見ることが出来たので元のコースに戻ります。

そういえば呉は“この世界の片隅に”というマンガの舞台となった町でしたね。

太平洋戦争を取り上げた作品なんですけど、“戦時下の一般市民の生活”にスポットライトが当てられているというのがなかなか珍しい作品です。

いわゆる“銃後の守り”として日本国内でごくごく平凡な生活を営んでいた人たちが、当時どういう気持ちで戦時下の生活をしていたのかをうかがい知ることが出来るのではないかと思います。

アニメ映画やドラマにもなっているので見たことがあるという人も結構いるのではないでしょうか?

すずさん達はどこに住んでたんだろう?

流石に太平洋戦争中の街並みとは全然違うとは思いますが、自分の知っている作品の舞台の辺りを飛ぶとついつい探してしまいますね…。

江田島

江田島も呉と同じく、旧日本海軍の時代から海上自衛隊の現在に至るまで軍港・軍都として栄える港町。

過去に1度だけ研修で江田島基地に行ったことがありますが、旧海軍時代から大事に維持されている建造物が多いうえ、海上自衛隊幹部候補生学校という歴史と伝統を非常に重んじる学校もあることから、何とも荘厳で厳粛なある種の宗教施設のような佇まいがありました。

が、あくまでそれは地上を歩いている時に感じる話。

流石に上空から江田島基地を見ても、そういった雰囲気や空気というものは伝わってこないですね…。

ちなみに江田島基地では、基地内に今も残る旧海軍兵学校の施設をガイドする見学ツアーを開催しているようです。

海上自衛隊OBがガイドしてくれるみたいなので、色々と裏話みたいなものも聞けるかもしれませんね!

興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

厳島神社

厳島神社は推古天皇元年(593年)に創建されたとされる歴史のある神社。

1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

MSFSではリリース後のシーナリーのアップデート第一弾“World Update:Japan”で社殿と海に建てられた大鳥居がハンドメイドの3Dモデルに置き換えられています。

確かWorld Update:Japanのティザーに鳥居が出ていた記憶があるので、開発スタジオとしてはかなり気合いを入れて作成している建物の一つなんじゃないでしょうか?

厳島神社周辺を低空で何度かフライパス。

細かい所まで作りこまれているようですが、細部を見るなら飛行機よりもヘリ、さらに言うならドローンモードで目線くらいの高さを飛んで社殿の中まで入ったほうが楽しめそうですね。

今回は上空を飛ぶだけでしたがまた別の機会にドローンで細部を見てみたいと思います。

広島市街

厳島神社から北東方向に進路を変えて広島市外へ。

いくつかリアルに作りこまれた建物の3Dモデルがありますがこれはアドオンで追加された建物です。

このアドオンでは高層ビルやスタジアムの他、原爆ドームや平和記念公園といった施設も収録されていて、どれも正確に作られています。

ここも飛行機ではなくヘリで飛んだほうが良さそうですね。

厳島神社と合わせてまた別の機会にじっくり回ってみましょう。

広島市外のアドオンはこちらからダウンロード出来ます↓

広島市街の南西には旧広島空港、現在の広島ヘリポートがありますが、残念ながらこちらは飛行場としては登録されていません。

シミュレーション上では“飛行場と同じ模様の草原”という扱いなのでセスナであれば着陸できないことは無いんですけどね…。

広島空港

広島上空で広島空港VORDMEのコース081に乗って広島空港へ。

広島空港到着寸前に方位を間違えて軽く迷子になりましたが、どうにか滑走路への進入経路に入れました。

今回もローカライザーDMEを使ってアプローチ。

滑走路の誘導灯がよじれているように見えますね…。

航空写真のテクスチャー張り付けてるだけだから仕方がないか…。

ランウェイ10へ着陸。

若干進入角度が高めですがローカライザーのおかげで今までよりもかなり楽に着陸姿勢が維持できるようになりました。

サマリー

今回は高松空港から呉、江田島、厳島神社、広島市街とあちこち経由しながら飛んでみました。

厳島神社はMSFSの公式アップデートの対象となっているだけあって予想以上に細かく作りこまれてましたね!

ここまで細かく作られているともっと接近して見てみたいところですが、今回はセスナだったので近づくにも限界が…。

ヘリコプターで遊覧飛行してもいいんですけど、どうせなら水上機で厳島神社の正面に乗り付けてドローンモードで社殿の見物なんてのも楽しいかもしれません。

広島の市街地もなかなか細かい所まで作りこまれていたので、あちらもヘリやドローンモードで散策してみたいですね。

また別の機会にでもやってみてブログにアップしたいと思いますのでお楽しみに!

次のフライトはこちらから↓

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