バカなりの英語の勉強法 その3:I, My, Me, Mine…

語学・言語

実は私、数カ月間アメリカでホームステイをしていたことがあります。

ホームステイ先のホストマザーは日本人をはじめとする留学者の受け入れ経験豊富な方でとても良くしてくれ、私の英語力を向上させるために色々な話をしてくれましたが、なぜかよく覚えているのが『日本人はどういう訳か一人称や三人称の使い分けが出来ない人が多いね』という話。

ホームステイ受け入れ前にメールでやり取りするときにはちゃんとした文面だったのに、いざ会って会話をしてみるとどういう訳かI, My, Me…つまり一人称の使い分けが出来ない人が多く不思議に感じてたんだそうです。

で、一人称がダメなら三人称も大体ダメなんだそうで。

まぁ、“初めてアメリカで生活する”なんて人達を受け入れてたそうですから彼らの会話力が拙いのは仕方がないとして、私の周りの日本人の事を思い出してみると確かに自分の事について話すときに“私”が出てくるとすべて“I”としてしまう人が多い気はしますね。

私はいつの間にやら使い分けることが出来ていたため気にすることはありませんでしたが、ホストマザーに『でもあなたはちゃんと使い分け出来てるけどなんで?』なんて聞かれ、その時は自分でも「なんでだろ?」なんて思ったんですが、この点について改めて“どうやって一人称や三人称を覚えて使いこなせるようになったたのか?”を考察してみようと思います。

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私は、私が、私の…

たぶん多くの人は初めて一人称を習う時に

  • I:私は/私が
  • My:私の
  • Me:私を/私に
  • Mine:私の物

なんて感じの日本語訳を教えられるんじゃないでしょうか?

翻訳する前提で習うならこれで十分ですが、個人的にはこの覚え方が間違いのもとなような気がするんですよね…。

なんとなく“Mine”だけは“私の物”という訳になるのでなんとなく違う意味合いを持ってそうだと直感的に気づきましたが、それ以外はどう違うのかがイマイチよくわからない。

中学高校でちゃんと英語を勉強してた人なら

  • I:主格
  • My:所有格
  • Me:目的格
  • Mine:所有代名詞

って感じでそれぞれ意味も使いどころも違う事を知っているかと思いますが、あいにく私は英語で赤点しかとったことが無いのでその辺の格変化の話はよくわからなかったりします。

『なぜわからないのにそれなりに使い分けができるようになったのか?』という事ですが、これが本当に“気が付いたら出来るようになっていた”ため説明が難しい…。

別に意識して覚えようとしていたわけでも何でもないんですよね。

習うより慣れろ!

覚えようとして覚えたわけでは無いため私もはじめの頃は一人称の使い方は無茶苦茶で、会話のフレーズ中にやたらと“I am…”が入ってましたが、英語圏の人達が飲み友達になり毎週のように話しているうちに

  • I:フレーズの頭(自分を主語とする時)に使う?
  • My:自分の事(名前や仕事、家族など)を説明する時に使う?
  • Me:何か(モノや行為)が欲しい時に使う?
  • Mine:自分の物とアピールするときに使う?

くらいのぼんやりとした使い分けがイメージできるようになってきました。

英語をはじめとした言語は結局のところ道具と同じで、実際に使ってみないことには使いこなせないんですよね。

私の場合は実際にネイティブの人と会話をすることで一人称の使い分け方をなんとなく覚えることが出来たわけですが、それが難しいという人は“ネイティブの人が書いた文章”をとにかく沢山読んでみてはいかがでしょうか?

最近は日本の漫画を英語に翻訳した本があったりするのでこういったマンガを読んでみるのも良いかもしれませんね。

英語版のWikipediaとかも面白いかもしれません↓

会話するのもそうなんですが大量のフレーズをインプットしてそこから法則性を推測する”というのが大事なので、文章を読みこむというのも言語学習をするうえでは大事なこと!

アウトプットとして本に書かれている内容をどこかに書き出す『写経』という作業を取り入れるとさらに効果が上がりますよ!

フレーズを使いまわす

会話や読書をすることである程度フレーズを覚えたらそこに出てくる単語を入れ替えると色々な場面で使うことが出来ます。

例えば上で取り上げた一人称なら

  • I = You、We、He、She、They、It:主格
  • My = Your、Our、His、Her、Their、Its:所有格
  • Me = You、Us、Him、Her、Them、It:目的格
  • Mine = Yours、Ours、His、Hers、Theirs:所有代名詞

といった具合に二人称や三人称に入れ替えることが出来ます。

もう少し具体的に

“ I work with him. ”

というフレーズの場合は

  • “ I ”を “ You、We、He、She、They、It”
  • “ Him ”を “ Me、You、Us、Her、Them、It”

のいずれかに置き換えることが出来ます。

もうちょっと応用するなら“ work ”を何か別の動詞に置き換えることで『誰かと誰かが一緒に何かやっている』という表現が出来るわけです。

前に基本の5文型の話を取り上げたことがありましたが↓

この中の第3文型

S(主語) + V(動詞) + O(目的語)

の形から逸脱しなければ、あとは好きなように単語を入れ替えるだけでネイティブの人達にちゃんと通じるフレーズを作ることが出来ます。

まぁ、実際のところそこまで簡単な話でもないんで基本文型を覚えるよりも定型のフレーズをある程度覚え、そこから単語を入れ替えて口にするなり書いたりしたほうが実は簡単なんですけどねw

むしろ基本文型に忠実なフレーズをゼロから作り出そうとする方が難しいので、まずはネイティブの人が良く使うフレーズを丸ごと覚えてしましましょう!

映画のお気に入りのセリフを覚えてそこから応用するのもいいかもしれませんが、変な映画でフレーズを覚えるとそれが普通の人は使わないような独特な使いまわしの言葉だったり、性別や年代、職業、地位によって日常的な会話で使うフレーズや単語が微妙に違うこともあるので映画選びは慎重に…。

日本で例えるならJK語と政治家の答弁の違いみたいな感じでしょうか?

意外と近現代の戦争映画で使われるフレーズが日常的に使われていたりするので、湾岸戦争以降の戦争を舞台とした映画が良かったりするかもしれませんね。

ちなみに私はブルースブラザースのセリフを覚えてこれを応用しようとしましたが、これは今のアメリカ英語からすると微妙に外れている上にアウトローな感じの言い回しになるようなのであまりフォーマルな場では話せないみたいですね…。

ちなみにラブロマンスが好きなオッサンがその手の映画で覚えたセリフを駆使して英語で話していたら、裏で英語圏の人達に『始終甘くてクサいセリフを口にするキモイ人』という風に言われていたなんて話もありました…。

まとめ

一人称の“ I、My、Me、Mine ”は日本語訳すると“私”となってしまいますが、英語ではすべてが全く違う意味を持つ単語。

学校では

  • I:私は/私が(主格)
  • My:私の(所有格)
  • Me:私を/私に(目的格)
  • Mine:私の物(所有代名詞)

と習ったと思いますがこれで覚えづらい人は

  • I:フレーズの頭(自分を主語とする時)に使う?
  • My:自分の事(名前や仕事、家族など)を説明する時に使う?
  • Me:何か(モノや行為)が欲しい時に使う?
  • Mine:自分の物とアピールするときに使う?

くらいのぼんやりしたイメージでまず覚え、そのうえでネイティブの人達との会話や彼らの書いた文章を読んだりしながらイメージを固めていきましょう!

この時にフレーズを丸ごと覚えてしまうと単語の入れ替えで使いまわしが効くようになるので便利ですよ!

例えば一人称ならこんな感じで↓

  • I = You、We、He、She、They、It:主格
  • My = Your、Our、His、Her、Their、Its:所有格
  • Me = You、Us、Him、Her、Them、It:目的格
  • Mine = Yours、Ours、His、Hers、Theirs:所有代名詞

二人称や三人称に置き換えることが出来ますが、これだけ置き換えられるようになるだけでも表現の幅が大きく広がります。

こうすると苦手だと思っていた英語でも意外と簡単に話したり書いたりできるようになるんじゃないでしょうか?

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