Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本中の飛行場を巡りながら旅行に行った気分を味わおうということで、今回は香川県にある松山空港を出発し、四国山地を飛び越えて高知県の“高知空港”まで行ってみました。
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高知空港
今回の目的地となる高知空港は、高知県南国市にある国の管理する飛行場。
飛行場コードは
- ICAO:RJOK
- IATA:KCZ
高知の産んだ英雄坂本龍馬にあやかって“高知龍馬空港”なんて愛称が付けられていますが、実は今ではそんなに珍しくない空港の愛称を、日本で始めて使い始めたのがこの高知空港!
ちなみに空港の愛称に人名がついているのは高知龍馬空港だけなんだそうです。
高知空港の前身は旧日本海軍が1944年に設置した日章第一海軍航空基地。
この時に建設された掩体壕は現在も空港周辺に残されているそうで、2020年時点で7つが確認されているようです。
太平洋戦争終結後はGHQに接収されて中国・四国地方の占領を担当していたイギリス軍の基地となっていたようです。
1952年にサンフランシスコ講和条約が発効すると基地の接収は解除され日本に返還。
1954年から定期航路が就航するようになったようです。
高知空港への就航路線
2021年時点では国内線のみ就航しています。
- 日本航空 (JAL):羽田、福岡
- 全日本空輸 (ANA):羽田、関西国際空港
- フジドリームエアラインズ (FDA)(※日本航空と共同運航):小牧、神戸
- ジェットスタージャパン (JJP) :成田 (※JAL国際線との乗り継ぎ時のみ日本航空と共同運航)
高知空港の飛行場施設
MSFSに収録されている高知空港の滑走路は
- 滑走路長:8,173ft(約2,500m)
- 滑走路方位:14/32

地方に設置された空港としてはごくごく普通の滑走路長ですね。
今回の出発空港の松山空港もほとんど同じ規模の滑走路なので、大型機、例えばボーイング747なんかでも余裕で離着陸することが出来ます。
フライトプラン
飛行ルート
松山空港から高知空港までの距離は、直線距離にして約100㎞。

瀬戸内海側から太平洋側に四国を縦断するような感じですかね?
MSFSのワールドマップでも空港同士を直接結ぶルートを作成しますが、基本的にはこのルートを基準にして飛びつつ、Point Of Interest(POI)が経路上にあれば都度降下してPOI周辺を旋回して見物してみようという感じです。
あいにく高知どころか四国にすらリアルに行ったことが無く、なんならフライトシムでも初上陸なのでどこに何があるのかすらよくわかってないという状態ですからね…。
飛ぶ前にgoogle mapで予習でもしてみようかと思いましたが、何を見るべきなのかがよくわからなくなってきたので、飛びながら面白そうなものを探す方向にシフトしました。
使用する機体

松山空港は滑走路が長いのでボーイング747でも離陸できますが、あの飛行機はコクピットからの視界がそれほど良くないですし、低空を低速で飛ばすのが非常にメンドクサイ…。
という訳で今回はセスナの単発レシプロ機、Cessna 172を使います。
前回と同じヘリコプターでも良かったんですが、今回は飛行距離が少し長いのと、四国山地の山越えがあるので固定翼機にしました。
山越えといっても、四国山地は高い山でも千数百メートル級といった所のようなのでヘリコプターでも十分越えられるんですけどね。
ただ、山を越えた後に高度を落とすのが大変なんです…。
高知空港までのフライト
サマリー
今回は松山空港から高知空港までフライトしてみました。
実は今回のルート、今までのシリーズからすると珍しく出発地と目的地がそこそこの規模の地方空港になってるんですよ。
こういう機会でもないと大型機が使えないんですけど、そう言う時に限って飛行ルートが中途半端に短かったりするんですよねぇ。
このシリーズで色々なタイプの飛行機を使っていこうとは思ってるんですが、大型機はどうも出そうにありませんね…。
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