バカなりの英語の勉強法 その1:毎日5分英語で考える

語学・言語

早い人は小学生くらいの頃から英語の授業を受けている割に、いざ外国人を目の前にすると英語で会話することが出来ないなんて人が結構いますよね。

まぁその授業の成績が散々だった筆者のように、『授業は受けただけで身についていない』なんて人も結構いるかと思いますが、案外中学レベルの英語でもなんとなく会話が出来たりするので、会話すること自体は実はそんなに難易度は高くない。

もちろん専門的な話になるとまた別なんですけど、単純に一人で海外旅行する分には問題ないレベルの英語力を身に付けることはそんなに難しいことではないはずなんです。

ではいったい何がそんなに難しいのか?

という訳で、今回はその辺りを考察しつつ、実体験をもとに中学高校と英語のテストで赤点しか取れなかった筆者が喋れるようになるまでの話でもしてみたいと思いますが、そこまでの経緯を事細かに話していくととんでもなく記事が長くなるので、まずは初期段階の勉強法について説明していきたいと思います。

ちなみにこの勉強法はあくまで『母国語以外でのコミュニケーションを取れるようにするため』の方法論なので、各種の試験や検定で高得点を取る方法ではありませんのであしからず。

普段使いでない言葉は難しい…

そもそもなんで英語、というか日本語以外の言語を難しいと感じるのか?

答えは簡単で『普段使いの言葉ではない』から。

毎日読んだり聞いたり口にしたり、はたまた書いたりしている日本語は、言語に関するハンディキャップのある人でもない限りは問題なく使えるはずですよね?

ところが日本語で書かれている文書でも自分の良く知らない用語が沢山出てくるもの、例えば六法全書や専門的な医学書なんかだと多くの人が文字は追えても内容まで理解できるかというと…。

六法全書 令和3年版 [ 佐伯 仁志 ]

価格:13,970円
(2021/5/5 10:18時点)
感想(0件)

もちろんその道で食っているプロフェッショナル達なら内容をちゃんと理解できるわけですが、それは彼らが毎日この手の文章を読み・書き・聞き・話しているから。

まぁ法律や医学に限らず、業種ごとの専門用語なんてのもあるので『自分の仕事以外の業種の専門用語を言われても何が何だかさっぱり…』なんてこともありますけどね…。

もう少し分かりやすい例えだと地方の方言ですかね?

関西弁のようなテレビやラジオなんかでよく耳にするメジャーな方言であれば、ほとんどの人は問題なく意味を理解できるし、何なら真似して喋ることも出来ますが、これが鹿児島弁や南部弁だとそれらの方言の使われている地域の人でないとさっぱり理解できない…。

まぁ鹿児島弁に関しては“よその地方から来た人をあぶりだす”という目的のため、わざと難解な方言にしたある種の人工言語だったりするみたいですが、この辺りを説明するとややこしくなるので今回その話は置いておいて…。

こういったマイナーな方言が理解できないのはいたってシンプルな理由で『普段からその方言で会話してない』のと『マスコミを通じて耳にすることすらない』から。

この方言をネイティブ並みに使いこなそうなんて人もなかなかいないかと思いますが、いざ覚えようとするとなかなか難しい…。

ところが仕事の都合なんかで数年間かの地に住むと嫌でも喋れるようになる、というかいつの間にか現地の方言に訛っちゃうんですよねw

私の場合は宮崎に10年ほど住んでいたら、覚える気も無いのにほぼ完全に諸県弁が話せるようになりました。

このように本人が好むか好まざるかに限らず、周囲の人が使っている方言に合わせて喋っていたらいつの間にかその地方の方言が喋れるようになっていたわけです。

もちろん宮崎でも標準語は通じますよ?

でもその地域の方言独特の、標準語では伝わりづらいニュアンスとかが当たりするので、標準語を話すより方言を話したほうが楽なんですよね!

日本語ってどうやって覚えました?

という訳で“言葉を覚えるためには普段からその言葉をツールとして使いこなさないといけない”という事を体験的に覚えたわけですが、そこで1つの疑問が生まれました。

『普段方言で話している人がなぜ普段使わない標準語を理解できるのか?』

もちろん学校教育では基本的に標準語を使うようになっているため、現代の人ならほぼ100%の人が標準語で学校教育を受けているのでみんな理解できてても不思議はないんですけどね。

ところが義務教育をとうの昔に終えたであろうお年寄りでも、普段の会話で一切使うことの無いであろう標準語を完璧に理解できるのは何とも不思議な話です。

地方転勤が多い人ならわかってもらえるかと思いますけど、案外方言もしばらく使わないでいると忘れちゃうんですよ。

その理屈で言えば方言しか使わないお年寄りは標準語が分からなくなっているはずなんですが…。

まぁその理由は簡単で、テレビやラジオ、新聞といったマスメディアの表現方法が標準語になっているからなんです。

地元の人達とは毎日方言で会話をしていても、家に帰ってテレビを付ければ標準的な日本語でニュースやドラマを見るため、なんだかんだ毎日標準語の会話を見聞きしてるんですよ。

このため学校教育をとっくの昔に終えたというお年寄りでも標準語を忘れることは無いんですが、普段は方言で喋っているため、喋ることに関してはその地方の訛りが抜けないということになるわけですね。

まずは読み書きからはじめる

ということは方言を覚えた時と同じように『覚えたい言語が話されている土地に住み着けば自然とその言葉を話せるようになる』わけですが、学生さんならともかく仕事をしている人にはなかなか難しい話。

そこで日本にいながらにしてどうにか現地に近い環境を作ろうとして思い付いたのが

  • 意味は分からなくても英文を読んでみる
  • 知っている単語で英文を作ってみる
  • 翻訳無しで洋画を見たり、ラジオを聞いたりする

という方法。

もちろん初めから出来るわけではないので、英文を読むにしても辞書を片手に

  • 知らない単語は逐一辞書で意味を調べる
  • 辞書で引いた単語の日本語訳を片っ端からノートに書き留める。
  • 日本語訳だけでなく類語も書き留める。

といったことをしながら読み進めるためはじめは時間がかかりますが、こんな方法でも1カ月も続けていれば不思議とスムーズに長文が読めるようになってきます。

コツは『無理に英文を全体として完全に日本語訳しようとはせず、ニュアンス程度に理解しようとする』こと。

この方法でそれなりの語彙力を身に付けるまでは『文法が分からないと正確に翻訳できないんじゃ?』なんて考えてましたけど、そもそも母語でない言語を正確に翻訳するのは至難の業ですからね。

映画の字幕や翻訳なんかを見てみると分かりますが、同じ映画でも翻訳家によって日本語訳に揺らぎがあるくらいなので、そもそも素人が正確に翻訳するなんて無理なんですよ。

そして公的な文書を読んでるわけではないし、試験でもないので意味がなんとなく分かればいいんです。

洋書で読書

ちなみにこの段階で読むのはなるべく簡単な英文で書かれた本がいいとは思うんですが、自分の趣味や興味のある分野の本がお勧め!

いくら簡単に書かれた本でも興味がない分野の本なんて日本語でも途中で飽きちゃいますよね?

ところが自分の好きな分野であればその本が日本語で書かれたものでなくても、そして多少難解な単語や表現が出現したとしても意外と苦も無く、それどころか楽しみながら読み進めることが出来ます。

例えば釣りのように世界中どこでも行われているメジャーな趣味とか、乗馬のように英語圏で盛んな競技なんかは、初心者向けからプロ向けまで様々な本が出ているので飽きずに読むことが出来ますし、日本ではあまり知られていないような最新の情報を得ることが出来たりするので、英語力だけでなく趣味のほうのスキルアップにもつながりますよ!

趣味がこれといってない人は、とりあえずベストセラーや名作と言われるタイトルで日本語訳も出版されている本から始めてみてはいかがでしょうか?

こういったベストセラーや名作と呼ばれる小説なんかに使われる言い回しを日常会話としても使うとちょっと知的に見えたりとかしますしね!

それと、ベストセラーはオーディブルになっていたりするので、読み上げに合わせて文章を読めばもっと効率よく覚えることが出来ます。

英作文に挑戦!

洋書での読書に並行して簡単な英作文に挑戦してみましょう!

といってもそんなに難しいことは書きませんよ。

とりあえずしばらくは日記でもつけてみましょうか?

その日記もはじめのうちはその日に起きたイベントを箇条書きで

  • 6:00起床
  • 朝食はトーストに目玉焼き
  • 8時から仕事
  • 19時に帰宅

みたいな感じで!

普通に日本語で書いた日記をいきなりつたない英語力で正確に翻訳することは不可能ですからね。

まずは元となる日本語から可能な限り単純にして、それを逐語的に英語にしていきましょう。

上の例だと

  • 6:00 Wake up
  • Eat breakfast Toast & Egg
  • 8:00Work start
  • 19:00 Back home

みたいな感じ?

これが文法的に正しいかどうかといわれると、完全におかしいとしか言いようのない、文章にすらなっていないものなんですが、始めはこんなもんでいいんです。

ある程度洋書が読めるようになってくると文法が分からなくてもなんとなく文章に違和感を感じてきて、自然とそれらしい文章が書けるようになりますし、語彙力が増えればもう少し長文が書けるようになってきます。

まずはこんな感じで毎日読み書きをして英語を身近なものにしていきましょう!

まずは毎日5分づつ

『とにかく勉強して早く英語を身に付けよう!』という意識はなるべく持たないほうがいいかもしれません。

明確に『来年までにTOEIC900点台を目指す!』とか『英語圏の大学に留学する』みたいな目標があればともかく、私のようになんとなく『話せるようになれたらいいな~』くらいのモチベーションの人は“毎日勉強しないと!”というプレッシャーがあると長続きしませんからね…。

それでもどうにか長続きしてそれなりに喋れるようになったのは“勉強ではなく遊びや暇つぶしの一環”くらいに考えていたから。

洋書に自分の趣味や興味のある分野の本をお勧めするのも“楽しみながらなんとなく覚えていこう”という考えからです。

まずは『毎日5分くらい、サクッと気楽にやってみようかな?』ってな感じで初めましょう!

気が付いたら洋書がそれなりに読めるようになってきて毎日読むようになってきますし、適当な英文の日記も妙な縛りが無いので気楽に続けることが出来るようになります。

といった感じでまずは毎日英語で書かれた何かを読んで、英文をなんとなく書いていくことで疑似的に『毎日英語に接する』という環境を作ることが出来ましたが…。

この状態では読み書きだけで肝心の会話が練習できませんよね?

私の場合はこれもどうにかクリアすることが出来たんですが、その辺の解決法はまたそのうち公開しますので次回をお楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました