浜松市内の桜の名所やお花見に人気のスポットをあちこち紹介するシリーズ企画。
今回は浜松市北区細江町にある細江公園へやってきました。
細江公園は近隣の幼稚園や小学校の遠足や校外学習の定番スポット。
旧引佐郡の幼稚園や小学校に通っていたことのある人なら、少なくとも1度は行ったことのあるんじゃないかってくらいにお馴染みの場所ですね。
学校行事以外にも家族や仲間内でのピクニックで細江公園に行ったことがあるなんて人も行くかも?
かくいう私も旧引佐郡内の学校に通っていたので、幼稚園の頃に細江公園に行ったことがありますが、それ以来細江公園に行くことは無かったので三十数年ぶりの訪問になります。

気賀駅からは車で約5分。
徒歩で20分位ですかね?
公共交通機関は無いので、気賀駅からタクシーを使ったほうがいいと思います。
タクシーに行き先を告げる際は「国民宿舎奥浜名湖まで」と伝えましょう。

細江公園の駐車場から。
画像の奥に見えるのが国民宿舎奥浜名湖なんですけど、こちらの駐車場も兼ねているうえにそれほど広くないので桜の時期には混みますね…。
この日は平日の夕方近くでしたが、駐車場は半分ほど埋まってました。

細江公園は山の頂上部分にあるので他の場所よりも気温が少しは低いんですかね?

都田川桜堤は既に花が散り始めていましたが、細江公園の方はちょうど満開になったばかりといった感じ。

同じ日に訪れた都田川桜堤や気賀駅のような桜並木はありませんが。

桜並木も良いですけどこんな感じで緑の木々の中にポツポツと桜が咲いているのも悪くない、というか私はむしろこういう景色の方が好きかもしれません。

細江公園には展望台が有り、ここから細江の街並みと浜名湖を一望することが出来ます。
「煙とナントカは高いところが好き」なんて昔から言いますが、私はそのナントカなので高い所が大好き!
せっかく細江公園まで来たので登らない手は無いですよね~。

てなわけで展望台に上がってみましたが、あいにくこの日は関東地方にまで黄砂が流れ込むような日。
浜松もご多聞に漏れず、黄砂で視界がかなり悪くなっていまして、せっかくの眺望も残念なことに…。
晴れていればここから遠州灘まで眺めることが出来るんですが、浜名湖はおろか細江町内の景色すら霞んで見えるという最悪のコンディションでした。
まぁそんな日もありますよね…。
三十数年ぶりの細江公園はこの日の天気と同じく、何ともパッとしない感じになってしまいましたが、せっかく来たので周囲を散策してみることにしましょう。

ちなみにここは静岡西部や愛知東部のライダーにはお馴染みの『奥浜名オレンジロード』の沿線で、私も過去に何度も通ってはいるものの、通過するばかりであまり良く知らないんですよねぇ…。
せっかくなので桜を見ながらウロウロしてみましょう。

前から通るたびに気になってたのが、画像の右奥にある登山道っぽい道。
幟旗が立っているので何かのお寺のような感じのものがあるようなのですが…。

幟旗はかなり色落ちしていますが『おもかる大師』と染められていますね。
何があるんだろ?

頂上には観音像と

祠に祀られた『おもかる大師』と多数のお地蔵さんがいました。
で、このおもかる大師というのは日本各地に伝わる『占い石』の一つなんだそうです。
『願い事をしてから持ち上げて、軽く感じればその願いは叶い、重く感じると叶うことは無い』なんて言うアレですね。
京都の伏見稲荷大社にある『おもかる石』が有名ですが、浜松にもあったんですね!

おもかる大師の祠の前には立派な案内看板があります。
切り絵っぽい感じのイラストが何ともいい雰囲気ですな。

せっかくここまで来たんだからおもかる大師を持ち上げさせていただきましょう!
お願いごとをしてから持ち上げてみると…。
重いんだか軽いんだかよくわからん…。
『願いを叶えるかどうかはキミの努力次第だよ。』
ってことなんでしょうね。

誰が付けたかわかりませんが、お大師様は新型コロナ対策のマスクを着用してました。
なんかこういうのって可愛いですよねw

相変わらず黄砂のおかげで視界がはっきりしませんが、おもかる大師の山頂はさっきの展望台よりも高い所にあるので、天気が良ければ遠くは袋井、掛川あたりまで見えそうな感じ。
今度は晴れた日に登ってみたいと思います。
気候も良くなってお出かけしたくなるシーズンですが、まだまだ新型コロナの蔓延が終息しないので気軽にあちこち出かけるわけにもいかないこのご時世。
なかなか外に出られない人の気晴らしにでもなるかと思って始めたお花見スポット巡りですが、いかがでしょうか?
こんなしょうもないブログとYoutubeのビデオでも誰かの気晴らしになっていればいいんですが…。
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