フライトシムで日本旅行 レグ106 大分県央飛行場→大分空港

フライトシム

Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本中の飛行場を巡って旅行した気になろうという訳で、今回は大分県豊後大野市にある大分県央飛行場を出発して大分県国東(くにさき)市にある大分空港までフライトしてみました。

大分空港

大分空港は大分県国東市にある国(国土交通省)の管理する空港。

飛行場コードは

  • ICAOコード:RJFO
  • IATAコード:OIT

大分空港の前身となる飛行場は1938年に旧日本海軍が建設した大分海軍航空基地。

当時は現在の大分空港のある場所ではなく、大分市内の大分川と裏川に囲まれた敷地の北側、裏川沿いにあったそうで、これは現在の大分県総合体育館や大洲総合運動公園のあるあたり↓

太平洋戦争終結後は暫くの間アメリカ軍が駐留していたようですが、1956年に返還され翌1957年から第二種空港(現在の地方管理空港)として供用が開始されます。

この時の大分空港は市街地に近く、滑走路の両端を川に挟まれていて延伸が困難であったこと、また国が大分市を新産業都市として指定・開発する条件として空港の移転が求められたことなどから、大分空港は現在の位置に移転することになります。

現在の大分空港は国東半島の沿岸の海域を埋め立てて建設され、1971年に開港。

開港当初は滑走路長が2,000mでしたが、その後幾度かの延伸工事を経て現在は3,000mにまで拡張されています。

前述の新産業都市への指定や当時の大分県の政策に絡み、空港周辺には“軽量で高付加価値を持ち、航空機での輸送に適した工業製品を生産する工場”が誘致されたため、大分空港周辺には半導体や電子機器を生産する工場が建設されます。

それに合わせて大分空港内に貨物ターミナルが整備され、定期貨物路線も就航してるようです。

かつては日本エアシステムの訓練飛行場として使用されていたことから、現在のJALグループ各社やスターフライヤー、フジドリームエアラインなどが現在も年に数回、訓練のために大分空港を利用することがあるそうです。

最近は大分港を宇宙港とする計画があるようですね。

宇宙港といっても従来のようにロケットを垂直に発射するための発射場が整備されるというわけではなく、ロケットを飛行機で高空まで輸送してそこから発射するという“水平打ち上げ”のための基地とする計画で、この方法によって従来よりも少ない費用と柔軟なスケジュールで人工衛星の打ち上げが可能になるんだそうです。

ヴァージングループ内に小型衛星打ち上げのために設立された“ヴァージン・オービット社”は、衛星打ち上げのための宇宙港として大分空港を利用するというパートナーシップ契約を2020年に大分県と締結していて、2022年からの打ち上げ開始のために準備が進められているそうです。

ちなみに大分空港が選定された理由は

  • 滑走路の長さ(ボーイング747にロケットを搭載するために長大な滑走路が必要)
  • 経路上の障害物の少なさ(人工島に造られた飛行場のため、離着陸失敗時の被害が局限できる)
  • 打ち上げ空域までのアクセス性の良さ(効率良く軌道に乗せられるエリアが比較的近い)
  • 晴天率の高さ(打ち上げミッションの実行率を上げられる)

といった所にあるんだとか。

就航路線

大分空港に乗り入れているエアラインは地方にある空港としてはかなり多い印象。

ただし、国内線の就航先は羽田と伊丹に偏り、国際線の就航地は仁川のみとなってます。

国内線

  • 日本航空(JAL):羽田、伊丹
  • 全日空(ANA):羽田、伊丹
  • アイベックスエアラインズ(IBX):セントレア、伊丹
  • ソラシドエア(SNJ):羽田(全日空と共同運航)
  • ピーチアビエーション(APJ):成田
  • ジェットスタージャパン(JJP):成田(日本航空国際線との乗継のみ共同運航)

国際線

  • 大韓航空(KE):仁川国際空港
  • 日本航空(JL):仁川国際空港
  • デルタ航空(DL):仁川国際空港
  • ティーウェイ航空:仁川国際空港
    ※いずれも季節限定便

 

最新の運行情報はエアライン各社のHP、または大分空港のHP↓を参照してください。

大分空港の飛行場施設

MSFSに収録されている大分空港の滑走路は

  • 滑走路長:9,806ft(約3,000m)
  • 滑走路方位:01/19

航法援助施設はランウェイ北側に設置されたLocalizer DME(ITF:111.500MHz)と

滑走路中央から見て北西に設置されたVOR DME(TFE:117.700MHz)があります。

ランウェイがほぼ南北に向いていて長い上、標高がほぼ海面に近いので、フライトシムを始めたばかりで飛行機を飛ばすのに不慣れな人が練習するには丁度いい飛行場なんじゃないでしょうか?

特にタッチアンドゴーの訓練には最適だと思います。

フライトプラン

目的地となる大分空港は滑走路が長いので、デフォルトの機体ならどんな機体でも問題なく降りれますが、今回の出発地である大分県央空港は滑走路長2,593ft(約790m)と短いので、使用可能な機体がかなり限られてきます。

とはいえデフォルトの機体で言えば旅客機とビジネスジェット以外なら余裕で離陸できるでしょうけどね。

今回もあちこち寄り道するつもりなので、地上の様子をよく見ることが出来そうなセスナ172を使います↓

飛行ルートは

大分県央飛行場を離陸したら北西に進路を取り、玖珠郡九重町の九重夢大吊橋を経由して大分空港へ向かうというルート。

九重夢大吊橋はハンドメイドの3Dオブジェクトが置かれているようなので、なるべく低空で近くから見てみたいと思います。

大分空港へのフライト

大まかにフライトプランを決めたところで早速飛んでみました↓

九重夢大吊橋

九重(くじゅう)連山にほど近い山中に架かる歩行者専用の人道橋ですが、架けられているのは九重(ここのえ)町なので、つり橋の名前は“ここのえゆめおおつりばし”です。

地元商工会の会員が『谷に橋をかけりゃ滝も紅葉もきれいに見えるぞ』と言いだしたのがきっかけなんですが、地元の人達から『寝言は寝て言え』だの『そんな夢みたいな話…』だの言われていたそうです。

Wikipediaより引用

構想時には『夢のような話』とされていましたが、1993年に町の観光振興策に盛り込まれて2006年に開通。

つり橋が完成した際に“夢”の一文字が付けられたとか。

いざ開通してみると九州各地はおろか、日本全国から観光客が訪れ、利用者は開通の半年後には100万人、1年後には200万人と、当初の予想を大幅に上回り、2017年には1,000万人を突破しています。

ちなみに通行料は中学生以上は500円、小学生は200円となっているそうで、収益は大吊橋の維持管理の他、九重町の子供の医療費の助成などにも使われているとか。

新型コロナの影響で家の近くでもなければなかなかこういった観光地に行くことも出来ませんが、フライトシムならこうして疑似体験っぽいことが出来ていいですよね。

ただ、こうして飛んでいると実際の景色が見てみたくなるので、かえって旅行に行けないフラストレーションがたまるかも…。

別府市の謎の高層ビル

九重夢大吊橋を上空から見物した後はそのまま大分空港に直行する予定でしたが、途中の別府市で謎の高層ビルを発見!

ビルのある場所は立命館アジア太平洋大学の北東の辺りで、GoogleMAPで調べてみるとこの辺り↓

どうやらここには墓地があるようですが、どういう訳かAIはここに高層建築物があると認識したようで…。

ここだけ標高データがおかしくなってたんでしょうね。

それともなんかの呪いか?

たまにこういう不思議な建物を発見することがあるのもMSFSの面白い所。

公式のフォーラムに情報提供するとアップデート時に修正してくれるみたいなので、この手の変わった建物を探すなら今のうちでしょうね。

ただ、あまりにマイナーな場所だと誰にも気づかれずに何時まで経っても放置されます。

杵築城

別府市から北東に進んで大分県の杵築(うすき)市へ。

杵築市を流れる八坂川と溝井川の河口に挟まれた辺りには杵築城というお城があります。

別に行ったことがある訳でもなく、取り立てて思い入れがあるという訳でもありませんが、なんとなく気になって上空から見物してみることに↓

↑画像の右上、左主翼と機首の間にあるのが杵築城跡になります。

予想はしていましたが、やはり天守閣までは再現されていませんね…。

瓢箪状に城山が残っていて、上の画像で言うとプロペラの上あたりに見える茶色の建物が城跡になるようですが、これは言われてもなかなか気づかない…。

大阪城とか松本城のアドオンシーナリーはあったりしますが、マイナーなお城はなかなかモデリングが進まないんですよねぇ。

全国のお城の3Dモデルのセットとか作ったら売れるかな?

大分空港

いつも通りあちこち寄り道して大分空港へやってきました。

ターミナルのエプロンに駐機する旅客機は、本来なら機軸がターミナルに対して直角になっているはずですが、どういう訳かターミナルビルと平行になってます…。

まぁAI機がどういう方向に駐機していても、プレーする上では何の問題も無いですけどね。

大分から出発するときはちょっとだけリアルさに欠けるかもしれませんが、この配置ならかえってブロックアウトしやすくていいかもしれません。

今回はLocalizer DMEを使ってランウェイ19へ着陸。

滑走路長が長いので余裕をもって着陸出来ますし、滑走路方位がほぼ南北になっているので、タッチアンドゴーのトレーニングをする時は方位を判断しやすくて丁度ような気がします。

空港が海に飛び出したような形になっていて夜間も周囲の明かりに惑わされるが無いので、夜間の離着陸のトレーニングに大分空港を選択するのも良いかもしれませんね。

サマリー

今回は大分県豊後大野市にある大分県央飛行場から、同じく大分県の国東市にある大分空港までフライトしてみました。

途中で九重連山の近くにある“九重夢大吊橋”を上空から見物しましたが、これはハンドメイドの3Dオブジェクトなのでつり橋のワイヤーの一本一本まで正確に再現されていてなかなかの見ごたえがあります。

ヘリコプターで近くをフライトしたほうがより近くで橋を見ることが出来ますが、このフライトをしたときにはまだまともに飛ばせるヘリのアドオンがなかったんですよね…。

既に有志が開発したヘリのアドオンがリリースされていますが、まだ開発中でまともに飛ばせる代物では無かったりするので、2021年中に実装されるという公式のヘリがリリースされたらまた九重夢大吊橋の周辺を飛んでみたいと思います。

まぁそこまでしなくてもドローンモードを使えばいいんですけど、どうせならちゃんとした“乗り物”を操縦したいですからね。

次のフライトはこちらから↓

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