浜松の観光地巡り:天竜浜名湖鉄道佐久米駅のユリカモメ

観光

天竜浜名湖鉄道は静岡県西部の掛川市と湖西市を結ぶ第3セクターのローカル線で、地域住民からは天浜線と呼ばれています。

乗客は少ないながらも地域住民の通勤通学の足として重宝される路線です。

以前天浜線の天竜二俣駅にある転車台の見学に行きましたが…

そこでガイドの方からお勧めされたのが『冬場の佐久米駅』で、なんでも11月~2月にかけてはプラットホームがユリカモメで埋め尽くされてなかなか凄い光景になっているとか。

たまにメディアに取り上げられることもあるので話には聞いたことがあるんですが、地元なのに直接この目で見たことは無いんですよね…。

ちょっと気になったので調べてみると直接餌やりも出来るらしいじゃないですか!

動物好きの血が騒いできたので、早速佐久米駅に行ってみることにしました!

佐久米駅

佐久米駅は静岡県浜松市北区三ケ日町佐久米にある天竜浜名湖鉄道の駅になります。

地元民は“佐久米駅”と呼んでいますが、正確な駅名は“浜名湖佐久米駅”なんだそうで。

元々は天浜線の前身である国鉄二俣線の佐久米駅として開業しましたが、国鉄が解散して天浜線として開業した際に駅名が現在の浜名湖佐久米駅に変わっているそうです。

天浜線では珍しくない無人駅の一つなんですが、駅舎には喫茶店『かとれあ』が入居しています。

駅舎はこじんまりとしていかにも田舎のローカル線っぽい感じ。

隣にある白黒のオブジェみたいなものは…

ちょっとかわいい感じの牛の形をした公衆トイレ。

トイレの前にも何やら置かれていますが、こちらは夜中に動き出しそうな感じの微妙な造形ですね…。

手前の小さなオブジェは左側からミカンと子牛とウナギ?

ミカンは佐久米駅のある三ケ日の名産、ウナギも目の前が浜名湖なのでイメージしやすいですが、なぜ牛なのか?

実は三ケ日の山間部では肉牛の飼育が盛んなんですよ。

浜松市のふるさと納税の返礼品にもなっているみたいですのでお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?

ユリカモメの大群は?

喫茶店が入居していますが駅自体は無人で改札も無く、ホームに入るにあたって入場料などは請求されません。

無料って最高!

待合室に入ったあたりからチラチラと見えて鳴き声が聞こえてきますが、この調子ならホームに行くとカモメの大群が!

いませんね…。

テレビなんかで紹介されるときはヒッチコックの有名な映画“鳥”のような感じでホームがカモメで埋め尽くされていたんですが…。

今日は調子悪いのか?

それでも餌付けされているからか多少は人馴れしているようで、手が届きそうな距離まで近づいても逃げません。

そこいら辺にいる鳩より少し小さいくらいかな?

初めてユリカモメを間近で見ましたけど、ちょこまかと走り回る姿やクリっとした目が可愛いです!

鳴き声はあんまり可愛くないですけど…。

そういえば天浜線のダイヤに合わせて地元の人が餌を持ってやってくるとか言ってたなぁ。

カモメはダイヤに合わせて駅にやってくるのか?

それとも単純に餌を持っていない、手ぶらでやって来た変な奴には興味が無いのか?

多分後者なんでしょうね…。

という訳で餌を買って来ましょう!

カモメの餌はパンの耳

聞いた話ではカモメにはパンの耳をあげているようなので、食パンでもあればいいんでしょう。

佐久米駅近くにはお店が無いので、バイクをかっ飛ばして最寄りのコンビニを探します。

確か東名三ケ日インターの近くにあったような?

佐久米駅から車で約5分ほどのところにあるコンビニまでやってきましたが、あいにく食パンは売り切れ…。

総菜パンや菓子パンしか売ってませんでしたが、流石にこれをカモメに食べさせるのは気が引けるなぁ。

勿体ないって訳じゃなくてカモメの体に悪いでしょ、多分。

代わりになるような餌が無いかネットで探してみると、なんと佐久米駅の喫茶店『かとれあ』で餌用のパンの耳を売ってるじゃないですか!

俺は何しにコンビニまで来たんだろ?

全くの無駄足でしたが、佐久米駅で餌を買えるということがわかったので戻ります。

カモメと戯れた!

色々回り道をしましたがパンの耳をゲットしました!

一袋100円です。

喫茶店の人に『一袋でいいんですか?』と聞かれましたが、どうも餌やりが楽しくなって1袋じゃ足りなくなる人が結構いるようですね。

ホントかなぁ?

ホームの端の方にはすでに先客がいて、カモメがそちらの方に集まっているようです。

さっきよりカモメの数が増えた?

餌付けしている人を見ていると、肩や頭にカモメが止まっ足りしていますが、多分カモメもあの人に対しては馴れていて警戒心が薄いんでしょうね。

いきなり来た良く知らない人はカモメまみれにならないでしょう!

餌やりにお作法ややり方があるのかどうかは知りませんが、私も見様見真似でやってみることにしました。

まずはしゃがんだ状態で足元に餌をバラまいてみましたが、場所が近すぎたのかカモメは集まってくるものの近寄ってきてはくれませんね…。

手の上にパンの耳を載せてみましたけど、警戒心からか近寄ろうとすらしません。

まぁ見ず知らずの人の手のひらにいきなり飛びつくなんてことは無いか。

しゃがんでダメなら立ってみようということで立ち上がってみると…

手に載せたパンの耳をついばみに来るどころか、普通に手のひらに乗っかって食べ始めました。

これは結構楽しいぞ!

喫茶店の人が「1袋じゃ足りないっていう人もいますよ。」なんて言ってましたけど、確かにこれは1袋じゃ足りない!

パンの耳を少し大きめのレジ袋いっぱいに詰めて持って行きたくなりましたね。

ここまで来ると警戒心が薄れるのか足元にも結構寄ってきますし、肩や頭にも普通に降りてきます。

意外に糞はしないし、クチバシでつついてくることもないんですが、たまに目の前の浜名湖に降りるため足とおなか周りが結構濡れてるんで、油断してると頭や肩がビチャビチャになります…。

餌やりがしたいという人は汚れてもいい服を着て、帽子をかぶって行ったほうがいいですね。

丁度いいタイミングで天浜線の車両が入ってきました!

車両の動きに合わせてカモメが一斉に飛び立つ様子はなかなか壮観です。

カモメをかき分けるようにして車両がホームに入線する様子や、カモメが名残惜し気に出発した車両を追いかける様子なんかを天浜線の車両の中から眺めるというのもいいでしょうね。

今回はバイクで佐久米駅に来ましたが、天浜線でぶらり途中下車の旅でもしながら佐久米駅のような観光スポットをのんびり楽しむというのも良いかもしれません。

沿線には地元民しか知らないどころか、地元民すら知らないような隠れた観光スポットや名所が沢山あります。

言い換えれば老若男女のあらゆる層のどこかが強烈に引っかかる、ニッチなスポットが集まっているエリアという事。

地道に掘り出していけばSNSでバズるかもしれませんよ?

とはいえ浜名湖エリアは広いので、とてもじゃないけど1日では周り切れません!

どうせ遊びに来るなら泊りがけで!

浜名湖北部の舘山寺地区は温泉が出るので古くから観光地として栄えていますし、浜名湖周辺にはいくつも漁港があり、漁港の近くには獲れたての魚を料理してくれる飲食店が沢山あります。

正直あまりメジャーな観光地ではありませんが、おかげでイモ洗いのような人混みや行列に煩わせることも無く、新型コロナで避けるべき3密も自然に回避できます!

いつでもガラガラなのでフィジカルディスタンスもバッチリ!

こんな時だからこそ浜名湖周辺の観光スポットを強烈にお勧めしたいですね。

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