フライトシムで日本旅行 レグ101 種子島空港→薩摩硫黄島飛行場

フライトシム

Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本のあちこちを飛び回って旅行した気になってみようということで、今回のフライトでは宇宙センターで有名な鹿児島県の種子島空港から、馬毛島、竹島上空を経由して硫黄島にある“薩摩硫黄島飛行場”まで向かいます。

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薩摩硫黄島飛行場

薩摩硫黄島飛行場(さつまいおうじまひこうじょう)は鹿児島県鹿児島郡三島村の硫黄島にある三島村が設置管理者となっている非公共用飛行場。

非公共用飛行場なので飛行場コードはICAO、IATAともに割り振られていません。

1973年にヤマハの子会社であるヤマハリゾート株式会社によって開設されています。

ヤマハリゾートは同じ時期に諏訪之瀬島飛行場も建設していますが、当時のヤマハには吐噶喇列島や南西諸島にリゾート地を開発してそれぞれを小型の飛行機で結ぶという計画でもあったんですかね?

結局のところヤマハリゾートが開発したリゾート地はバブル崩壊に前後してすべて閉鎖または売却されてしまい、現在は静岡県袋井市の『葛城』のみ。

デベロッパーのヤマハリゾート株式会社も2002年に解散してしまいました…。

当時のヤマハリゾートが開発したリゾートホテルやゴルフ場などは殆どが閉鎖され、その一部については建物も取り壊されて更地になってしまっているようですが、三井不動産に売却した物件

  • キロロリゾート(北海道赤井川村)
  • NEMU RESORT(三重県志摩市)
  • 鳥羽国際ホテル(三重県鳥羽市)
  • はいむるぶし(沖縄県小浜島)

については現在も営業中で、割と人気のある観光地だったりします。

話がだいぶそれてしまいましたね…。

薩摩硫黄島飛行場に話を戻すと1973年の開設後、しばらくの間はヤマハの開発したリゾート地“旅荘足摺”利用客専用の飛行場として機能していたようです。

しばらくはヤマハが飛行場を管理していたようですが、1994年には飛行場の管理者がヤマハから三島村に移管されて薩摩硫黄島飛行場は日本初の村営飛行場となります。

三島村への移管の翌年には村おこし事業の一環としてターミナルビルが建設したものの、しばらくの間定期便の就航は無く、チャーター便や急患搬送、自家用機などの利用がメインだったようです。

その後2014年からは新日本航空が週1便ではあるものの、鹿児島空港への定期チャーター路線を開設。

2021年現在は定期チャーター便が毎週月曜と水曜の2便に増便されています。

薩摩硫黄島飛行場の滑走路は600mと短いため、運航している飛行機は旅客機ではなく4人乗りの単発レシプロ機となっているようです。

この路線はパイロット一人で運行しているため搭乗可能な乗客は3名まで。

機体が小さいので手荷物もそこまで持ち込めないようですが、普通の旅客機とは違って操縦しているパイロットの様子を間近に見ることが出来るので、飛行機が好きな人にはたまらないのではないでしょうか?

詳しい運行状況は新日本航空のHPでご確認ください↓

薩摩硫黄島飛行場の飛行場施設

MSFSに収録されている薩摩硫黄島飛行場の滑走路は

  • 滑走路長:1959ft(約600m)
  • 滑走路方位:18/36

飛行場コードが“ZZZZ”となっていますが、どうやらICAOコードが割りてられていない飛行場には”ZZZZ”というコードが割り当てられているようで、以前訪れた諏訪之瀬島飛行場もZZZZとなっていました。

飛行場周辺には航法援助施設はありません。

フライトプラン

目的地の薩摩硫黄島飛行場は滑走路長が600mほどしかないので着陸できる飛行機が限られてきます。

MSFSにデフォルトで収録されている機体で問題なく着陸できるのはレシプロ機と、一部のターボプロップ機くらいなもんでしょうね。

現実には新日本航空の定期チャーター便がセスナスカイホークで旅客輸送をしているという事なので、今回はセスナの単発レシプロ機”セスナ152”でフライトします。

薩摩硫黄島飛行場周辺には航法援助施設が無いので今回は計器航法が出来ませんが、幸い種子島と硫黄島の間に馬毛島(まげじま)と竹島があるので、島伝いに地文航法をしながら飛んでいきたいと思います。

GoogleMapでルートを表示するとこんな感じですね↓

今回のフライトの前に少し調べてみたところ、馬毛島は近いうちに自衛隊の基地が出来るとか?

面白そうなので島の上空を旋回して島の様子を見てみたいと思います。

薩摩硫黄島飛行場へのフライト

大まかなフライトプランを計画したところで早速フライトしてみましょう。

今回もいつも通り目的地までの動画を撮影していますが、離島めぐりなので相変わらず洋上のフライトが長い…。

景色の変化が乏しい区間については編集しています。

馬毛島

種子島の西に浮かぶ馬毛島は戦時中に防空監視所があったようですが、戦後にアメリカに占領されることも無く、長らく無人島としてほぼ放置されてきたような島。

一時期リゾート地として開発する計画もあったものの、島内に水源が無いので人が生活するには向かない土地のようですね…。

このため長い事放置されていましたが2000年代後半あたりから状況が変わり、自衛隊の南西方面重視の戦略からこの島に基地を開設する動きが活発化しています。

2019年には防衛省が馬毛島の土地を買収したようで、将来的には海上自衛隊と航空自衛隊の統合基地を建設する計画なんだそうで。

MSFSで馬毛島を上空から見てみると、すでに滑走路らしきものの建設が始まっているように見えますね。

実際のところ、2019年に防衛省が買収したのは島の面積の90%程度。

これから環境アセスメントやボーリング調査をする段階のため、実は滑走路の建設工事は始まっていません。

どうも地権者が評価額を吊り上げるために先行的に滑走路の建設を開始していたようですが、これが無届けだったらしく色々と問題になっているようです…。

予定では2022年頃から基地の建設が開始され2026年あたりに完成させるという計画のようで、マスコミ情報では航空自衛隊の航空基地としての利用の他、在日アメリカ海軍の空母航空団所属機の夜間模擬着艦訓練の訓練場として利用するという計画があるそうです。

しかし、離島の基地となると所属隊員は簡単に遊びに出られなくなりますし、恐らく家族を連れて引っ越してくることも出来ないでしょう。

なかなかの不人気な基地になりそうな予感がします…。

竹島

馬毛島から西北西に40㎞程の位置にある竹島は人口64人の小さな島で、名前の通り島全体を竹(リュウキュウチク)が占めるという島なんですが↓

流石にMSFSで上空から見た限りでは島に生えているのが竹なのか木なのかは判別できませんね。

そもそもの問題としてMSFSでは木と竹の作り分けはしてるのか?

見た感じ島の大部分が草原のように見えますが、これは処理負荷を多少なりとも抑えるためにグラフィック設定で樹木の生成量を押さえているから。

生成量を増やせばもう少しそれっぽい感じになるのかもしれません。

硫黄島

竹島からさらに西に15㎞程進むと、今回の目的地の薩摩硫黄島飛行場のある硫黄島があります。

硫黄島の東側には硫黄岳という山があるんですが、これは活火山で割と頻繁に噴火しているそうですね。

流石に噴火のエフェクトは無いでしょうけど、実際に噴火して火山灰が当たりに立ち込めるようになったらライブウェザーに反映されたりするんでしょうか?

MSFSリリース直後の時期に発生したロサンゼルスでの大規模な山火事の時は、ライブウェザーにするとロスの街が霧に包まれていたそうですが、あの時は火災の煙を霧で表現していたみたいですね。

ということは、噴火中の火山の周りは似たような処理がされる?

硫黄島の北側から南に回り込み、薩摩硫黄島飛行場のランウェイ36にランディング。

滑走路が短いですが、流石にセスナ152なら問題なく停止できます。

サマリー

今回は種子島から硫黄島までフライトしてみました。

地方のそれなりの規模の空港のように定期航路が開設されているわけではないためなかなか行きづらい場所ではありますが、フライトシミュレーターなら好きな時に好きなタイミングで、好きな時間帯や気象条件を設定して硫黄島に行くことが出来ます。

一応鹿児島空港から週2便の定期チャーター便も出ているのでその気になれば実際に飛行機で行くことも出来ますし、この定期チャーター便で使う飛行機もセスナの単発レシプロ機なので、フライトシミュレーターでフライトの疑似体験が出来ますね。

観光地としての硫黄島はあまりメジャーではありませんが、島内にはキャンプ場や温泉施設などがある他、安徳帝墓所や熊野神社などの史跡もあります。

人気のリゾート地も良いですけど、あまり人の来ないような静かなところでのんびりゆっくり過ごしたいという人には意外とちょうど良いかもしれません。

最近では西アフリカの世界的なジャンベ(西アフリカの伝統的な打楽器)奏者“ママディ・ケイタ”氏によるアジア初のジャンベスクールが開校され、ケイタ氏が毎年硫黄島に訪れて地元の子供たちとワークショップを開催しているそうですね。

また、目の前に広がる海を生かしたイベントとして“MISHIMA CUP”というヨットレースを毎年開催していて、ヨットレースに合わせてBBQパーティーや野外ライブなども行っているようです。

普段は人口170人程度の小さな島で、観光地としてもあまりメジャーでは無い島ですが、そんな小さな穴場のような島だからこそ、浮世の喧騒から離れてゆっくり、のんびり過ごすことが出来て良いかもしれませんね!

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