フライトシムで日本旅行 レグ98 喜界空港→諏訪之瀬島飛行場

フライトシム

Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本のあちこちを飛び回って旅行した気になろうというシリーズ。

今回は鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)の喜界空港から同じく鹿児島県鹿児島郡十島村、吐噶喇列島の諏訪之瀬島にある諏訪瀬島飛行場までフライトしてみました。

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諏訪之瀬島飛行場

鹿児島県鹿児島郡十島村諏訪之瀬島の幣崎原にある場外離着陸場。

場外飛行場というのは分かりやすく言うと“管理者が国(国土交通省や防衛省)でも地方(県や市など)でも無い空港”のこと。

航空法によると“航空機は陸上においては空港以外の場所に着陸してはならない”という事になっているわけですが、飛行場施設を空港として国交省から認可してもらうためには法規制に則った一定以上の技術基準に基づいた施設や設備が必要となり、空港の建設に莫大な費用が必要となります。

さらに空港の設備は建てたら終わりという訳でなく、定期的に航空局の検査に合格する必要もあるため、空港として維持していくための費用もこれまた莫大…。

日本の場合土地の問題もある訳ですが、費用面の問題からもそう簡単に空港を設置するわけにはいかない訳です。

けれども離島や山間部なんかは災害時や急患発生に備えて最低でもヘリが降りることのできるスポットが欲しいですが、いくらヘリコプター用でも小規模な空港でも作るとなると建設費用と維持費がとんでもないことに…。

そのため“一定の条件を満たした場所については国土交通大臣の許可を受けることによって離着陸することが出来る”とされており、この“一定の条件”に沿って設置されているのが“場外飛行場”や“場外離着陸場”と言われる飛行場になります。

たまに山をバイクで走っているととんでもない山奥にポツンとヘリパッドがあったりしますが、あれも場外離着陸場の一種らしいです。

正式な空港では無いため実際にはICAOコードやIATAコードが付与されていないようですが、MSFSに収録されている諏訪之瀬島飛行場には“ZZZZ”というICAOコードが付与されています。

南西諸島の小島にある飛行場というと、なんとなく旧日本陸海軍が建設していたというイメージがありますが、意外なことに諏訪之瀬島飛行場は太平洋戦争後、1975年という終戦してずいぶん経った頃に設置されています。

その当時はヤマハ(楽器の方)がスポーツやレジャー向けの商品に力を入れていた時期で、現在の星野リゾートのような感じで日本中にリゾート地を建設していました。

70年代には諏訪之瀬島にもヤマハリゾート“旅荘吐火羅”を建設しいますが、諏訪之瀬島飛行場はリゾート地への観光客の送迎用にヤマハが管理していた空港なんだそうです。

旅荘吐火羅は飛行場完成後の1977年に開業したものの、ヤマハの経営戦略が悪かったのか1982年にあっけなく閉鎖…。

諏訪之瀬島飛行場も同じタイミングで閉鎖されてしまいますが、1997年に諏訪之瀬島のある十島村に管理が移管されて場外離着陸場としての運用が開始されます。

以降定期旅客便はありませんが、チャーター便や自家用機で諏訪之瀬島飛行場を利用するということは可能なようです。

ちなみに諏訪之瀬島飛行場、MSFSのランディングチャレンジで登場する飛行場の一つ↓

既にMSFSをプレイしている方なら1度は訪れているかもしれませんね。

諏訪之瀬島の飛行場施設

MSFSに収録されている諏訪之瀬島飛行場の滑走路は

  • 滑走路長:2,699ft(約820m)
  • 滑走路方位:14/32

場外離着陸場なので飛行場の周囲に航法援助施設はありません。

滑走路が短いのでMSFSに収録されているジェット旅客機の離着陸はほぼ無理なんじゃないかと思いますが、ジェット機でもビジネスジェットのような小型機なら多分問題なく着陸できるんじゃないでしょうか?

フライトプラン

今回使用する飛行機は、前回と同じく“Textron Aviation”の製造するビジネスジェット“Cessna Citation CJ4”。

ルートは喜界島と諏訪之瀬島の2点を結ぶダイレクトルートとしています。

喜界島ー諏訪之瀬島間の距離がそれなりにあるので、正直レシプロ機で飛ぶのはダルいです..。

頻繁に進路や高度を変える必要があれば割と楽しいんですが、1時間近く景色の変化がなくずっと一定の高度と進路を保持する必要のある洋上のフライトはほんとにヤバい。

オートパイロットを使うと寝落ちすることがあるんでマニュアルで飛ぶようにはしてますけど、安定して飛んでいるとそれはそれでやることが無くなって眠くなったりしますからね…。

ピッチトリムさえ適切に設定していれば高度が大きく変化することも無いため墜落することはまずありませんが、うっかり居眠りしてたら目的地を通り過ぎた上に風に流されて予想外の場所に行ってたなんてことも何度かあります。

諏訪之瀬島へのフライト

サマリー

諏訪之瀬島飛行場の滑走路長に若干不安はありましたが余裕で着陸出来ましたね。

ランディングチャレンジでも何度かこの飛行場に降りてたりするんですが、セスナ172で着陸するよりも簡単だったような気が…。

まぁランディングチャレンジは視界もあまり良くないし、飛行場の真上からスタートなのでファイナルレグがあまり長くとれなのもあって、他のランディングチャレンジと比較すると多少難易度が高いような気もしますけどね。

今回は諏訪之瀬島をぐるっと一周し、飛行場から少し離れた位置からファイナルレグに進入したのでその分着陸に余裕が出来たのかもしれません。

ところで、今回のように飛行時間が長くて目的地の飛行場の滑走路長が短いというフライトの場合、今まではキングエアのようなターボプロップの双発機を多用してましたが、ビジネスジェットでも800mクラスの滑走路にも問題なく着陸できるとなるとこの手の機体を選択肢に入れることも出来るようになりますね!

現実の世界では運航経費や維持費の問題もあるのでビジネスジェットを使うことも無いんでしょうけど、フライトシムであればその辺りを全く考える必要性は無く、シンプルに“物理的に降りられるかどうか”だけで判断できますから。

今まであまり使ってこなかったジャンルの飛行機ですが、意外と扱いやすいのでしばらくこの飛行機で飛んでみたいと思います。

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