Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本中の飛行場を巡って旅行した気になろうというシリーズ。
今回は鹿児島県の奄美大島にある奄美空港を出発して同じく鹿児島県の離島の一つ、喜界島にある“喜界空港”まで飛んでみました。
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喜界空港
喜界空港は鹿児島県大島郡喜界町(喜界島)にある地方管理空港。
飛行場コードは
- ICAOコード:RJKI
- IATAコード:KKX
旧日本海軍の前線基地として1931年に建設された海軍航空隊喜界島基地が喜界空港のルーツで、太平洋戦争後の1951年に民間空港として開港します。
喜界島空港として開港した当時は海軍基地の施設をそのまま使用していたそうで、1968年に滑走路の延伸に合わせて舗装工事が行われるまでは滑走路が未舗装だったそうです。
とはいえそれでも滑走路が短く、現在も主にコミューター機運行される小規模な空港となっています。
施設の老朽化が進んでいることと、旅客ターミナルが小さすぎるため中型機以上の旅客機の運航が難しいといったことから空港の改修が計画されてはいるようですが、なかなか実行まで行きつかないようですね…。
空港ターミナルがどれくらいの規模なのか気になったのでGoogleのストリートビューで見てみたんですが↓

空港というよりも地方を走るローカル線の駅舎といった雰囲気ですね…。
喜界空港への就航路線
2021年時点で喜界空港に就航している路線は
日本航空(JAL)
- 鹿児島
- 奄美大島
2路線のみで、運行本数は両路線の上下合わせて10本。
ちなみにこの路線に就役しているATR42-600という旅客機は48人乗りのコミューター機としても小型の部類になるので、1日の利用者数は最大でも480人程度。
こうしてみると空港ターミナルの小ささと相まって益々田舎のローカル線の駅のように見えてきますね…。
喜界空港の飛行場施設
MSFS2020に収録されている喜界空港の滑走路は
滑走路長:4,331ft(約1,300m)
滑走路方位:07/25

航法援助施設は飛行場周辺にありません。
滑走路長が現実の喜界空港(1,200m)より長いのが気になりますね。
どのデータが間違ってるんだろ?
まぁMSFSの方が長いので問題はありませんけどね!
流石にMSFSに収録されているジェット旅客機では離着陸が厳しいと思いますが、それ以外の機種なら問題なく離着陸出来るでしょう。
フライトプラン
しばらくPipistrel Virusuという単発のレシプロ機を使ってきましたがそろそろ飽きてきたので別の機体にしてみましょう。
今までさんざん下方視界がどうとか言ってましたが、機外視点にすればコクピットから見える景色なんか関係ありません!
コクピットからの下方視界を考えなくても良いとなると離発着空港の滑走路長の制限しかなくなるので、今回は中・大型旅客機以外なら何でもOK。
という訳で今回は“Textron Aviation”の製造するビジネスジェット“Cessna Citation CJ4”にしてみました。

今回の飛行ルートは

奄美空港と喜界空港をダイレクトに結ぶルートをベースにして、喜界空港の周辺を回りながら喜界島上空を遊覧飛行して喜界空港に着陸するという感じです。
フライトプランナー上では飛行距離13NM(約24㎞)、所要時間5分となっていますが、これに島一周を加えると20NM、20分くらいになるんじゃないでしょうか?
喜界島へのフライト
サマリー
今回の機体はMSFSのアクティビティ“ランディングチャレンジ”で何度か飛ばしていますが、操縦しやすくて結構気に入っている飛行機の一つです。
ジェット戦闘機程ではなくとも速度と機動性はレシプロ機に比べれば圧倒的に優れていますからね。
舵面への入力に対する機体の反応が機敏で“ちょっとだけ上昇や旋回をするつもりが予想以上に動いてしまう”なんてことになりやすいため、レシプロ機よりも操縦は難しいですが何度も墜落させて操縦を覚えていくうちに慣れてきます。
慣れてしまえばレシプロ機よりも機敏な反応が返って操縦しやすかったりするんですけど、私だけだったりするんですかね?
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