Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本中の飛行場に降りて旅行した気になってみようというシリーズ。
今回は沖縄本島にある在日アメリカ空軍の嘉手納基地を飛び立ち、伊江島にある在日アメリカ海兵隊の“伊江島補助飛行場”まで行ってきました。
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伊江島補助飛行場
伊江島補助飛行場は沖縄県国頭郡伊江村にある在日アメリカ海兵隊の管理する演習場内の飛行場。
正規の飛行場として運用しているわけでなないようで、ICAOとIATAの飛行場コードは割り当てられていません、
元々は旧日本陸軍が1943年に伊江島に建設した航空基地で、沖縄戦によって旧日本軍が撤退するとアメリカ軍の管理下に置かれます。
“補助飛行場”の名の通り、緊急時の着陸先や訓練場として使われているようで、常駐する飛行部隊はいません。
強襲揚陸艦の甲板を模擬した着陸帯(ヘリパッド、ハリアーパッド)が整備され、海兵隊飛行部隊の発着艦訓練に使われているほか、在日米軍の上陸演習や空挺演習に使われるそうです
伊江島補助飛行場の飛行場施設
MSFS収録されている伊江島補助飛行場の滑走路は
- 滑走路長:5,240ft(約1,600m)
- 滑走路方位:05/23

画像では滑走路が2本あるように見えますが、右の滑走路は“伊江島空港”の滑走路です。
MSFSは地上のテクスチャに航空写真を使っているので、恐らくこの滑走路の西側に強襲揚陸艦を模擬したヘリパッド、ハリアーパッドも再現されていると思います。
フライトプラン
嘉手納基地から伊江島補助飛行場までは直線距離で約40㎞。
嘉手納を離陸して真北に向かって飛べばたどり着けますが、まっすぐ向かうのも面白くは無いので…

こんな感じで沖縄本島中部の西海岸と本部半島の南側をなぞるような感じでフライトしていきます。

伊江島補助飛行場へのフライト
本島の西海岸に沿って飛ぶという計画でしたが、途中で気が変わったので本島の東海岸に一旦出た後本部半島の先端を目指すような感じに変更しました。
計器飛行ではないので思い付きで好きなところに行ける、というかフライトシムなら法律も規則も関係なく好きなところに行けますからね。
風の吹くまま気の向くままに好きなところを好きなように飛ぶことが出来ます!
サマリー
今回はセスナではなくピピストレルというメーカーの単発レシプロ機、ウィルスに乗り換えて飛んでみました。
飛行計器はセスナのようなアナログ計器ではなく液晶モニターに統合表示されたグラスコクピット。
GPSマップと地形の表示があるため悪天候や夜間でも安心して飛ばせますね。
飛行特性はセスナに比べるとやや敏感でちょっとした操作で機敏に反応するため慣れが必要ですが、これは操縦デバイスの感度を微調整すればどうにでもなります。
操縦性自体はかなりいいので、フライトシム初心者が練習するのには最適の飛行機ではないでしょうか?
主翼が胴体の上にある“高翼式”と呼ばれるタイプの機体なのはセスナと同じく遊覧飛行には最適です!
気に入ったのでここからしばらく続く島伝いのフライトではこの飛行機を使っていきたいと思います。
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