MSFS2020 トラブルと設定 その3 入力デバイスの設定

フライトシム

ここ数年でリリースされたジョイスティックは、MSFS2020側で認識すれば自動でキーの割り当てをしてくれるようになっているんですが、残念ながら私が長年愛用してきたMicrosoftのジョイスティック“Sidewinder Precision 2”はMSFS2020にネイティブで対応していませんでした。

認識はしてくれるものの、あまり古いジョイスティックだと自動でキーの割り当てまではしてくれないようです。

仕方がないので手動でセットアップする必要があるんですが、私のように古いジョイスティックを使いたいという人も少なからずいると思うので、そういった人たちのためにセットアップ方法を書き残しておきます。

Table of Contents

入力デバイスの設定方法

メインメニューからOPTIONS → CONTROLSに進んで、キーアサインを設定するデバイスを選択する。

“Sidewinder Precision 2”はMSFS2020に認識されているものの、サムネイルが表示されていないため、接続しただけでは使用できない。

“どのキーがどのアクションにリンクしているか?”を示すキーアサインのリストが表示されていないのはフィルターが“ASSINED”になっているから。

フィルターをASSIGNEDに設定していると、画面中央部にアサイン済みキーのリストが表示されるが、Sidewinder Precision 2はMSFS2020ネイティブではないのでもちろん何も表示されない!

キーアサインのリストを表示するためにフィルターを“ALL”へ変更する。

フィルターが外れることでアクションのリストが表示されるが、リストが長すぎて見づらいのでフィルターの下にある“EXPAND/COLLAPSE ALL”ボタンをクリックしてリストを折りたたむ。

サイドワインダーのボタンと軸

改めてサイドワインダーにアサインできるアクションを確認しておく。

ボタンの数は8個。

このボタンはトグルスイッチのようにON/OFFのポジションがある訳ではなく、マウスボタンやキーボードのように“推したことを検知する”というだけのボタン。

なのでこれらのボタンにはON/OFFの2択になるようなアクションを設定する。

とりあえずはフライト中に使用頻度の高い機能として

  • ピッチトリムアップ
  • ピッチトリムダウン
  • コクピット/機外視点の切り替え
  • ホイルブレーキ

の4つに機能はサイドワインダーに割り当てて手元で操作できるようにしたいところ。

軸の方はX、Y、Zとスライダーの計4軸なので

  • ピッチ
  • ロール
  • ヨー
  • スロットル

を各軸に割り当てることにする。

操舵機能の割り当て

まずは操舵機能のアサインをして最低限操縦できるようにしよう。

キーアサインのリストにある“FLIGHT CONTROL SURFACE”をクリックしてリストを展開し、すぐ下にある“PRIMARY CONTROL SURFASE”も展開する。

操縦舵面のキーアサインはこのリストから行う。

ここで設定するのは

  • AILERON(エルロン)AXIS
  • ELEVATOR(エレベーター)AXIS
  • RUDDER(ラダー)AXIS

の3軸と

  • ELEVATOR DOWN(PITCH DOWN)
  • ELEVATOR UP(PITCH UP)

の2つのボタン。

キーを割り当てたいアクションの行の右側、空欄となっている部分をクリックするとプルダウンが現れるので、任意のキーを選択してアクションとキーを紐付ける。

まずは3軸を割り当てたいが…

プルダウンに表示されている軸の名前がサイドワインダーのどの操作に対応しているのかがわからない…

そんな場合はキーアサイン設定メニューの左上のほうにある“SENSITIVITY”をクリックする。

この状態でジョイスティックを動かすとグラフに表示されたドットが動くので、ジョイスティックの各動作がどの軸に対応しているか確認することが出来る。

  • ロール制御(ジョイスティックの左右)…“JOYSTICK L – AXIS X”
  • ピッチ制御(ジョイスティックの前後)…“JOYSTICK L – AXIS Y”
  • ヨー制御(ジョイスティックの左右の捻り)…“JOYSTICK R – AXIS Z”
  • スロットルレバー…“JOYSTICK SLICER X”

となっていることがわかったので

“AILERON(エルロン)AXIS”=“JOYSTICK L – AXIS X”

“ELEVATOR(エレベーター)AXIS”=“JOYSTICK L – AXIS Y”

“RUDDER(ラダー)アクシス”=“JOYSTICK R – AXIS Z”

に設定した。

設定すると各項目の下に白いバーが現れる。

この状態でジョイスティックを操作するとバーが伸び縮みするので、設定した通りの割り当てになっているか確認しよう。

白いバーの左にある“REVERSE AXIS”のチェックボックスにチェックを入れると操作を反転することが出来る。

例えば通常は操縦桿を引くと上昇、押すと降下するようになっているが、反転させることで操縦桿を引いて降下、押して上昇という操作方法に変えることが出来る。(昔エースコンバットの初心者向けのキーコンフィグにこんなのありましたね)

と、今回はこんな面倒な方法でキーアサインを設定したけれど、実はこんなことしなくても

このウィンドウの上の方にうっすら出ている“SATART SCANING”の所をクリックして任意のボタンや軸を操作すると簡単に設定できる。

こっちのほうが簡単!

軸以外の割り当て

同じようにボタンやスライダーにも機能を割り当てる。

まずは必要最低限の設定として

  • ボタン1…ホイルブレーキ
  • ボタン2…視点切り替え(コクピット/機外)
  • ボタン3…ピッチトリム(ダウン)
  • ボタン4…ピッチトリム(アップ)
  • スライダー…スロットル

を割り当て。

ギアやフラップのエクステンド(展開)/リトラクト(格納)も割り当てたいところだが、Logicoolのスロットルクアドラントも併用するので、とりあえずは最低限のキーだけ割り当てた。

テストフライト

キーアサインができたところでテストフライトしてみる。

場所や時間帯はお好みで…。

と言いたいところだけど、ジョイスティックの感度を調整するのにロールやループをしたいので、地上に参照物があったほうが操縦しやすいので、大きめで目立つランドマークがあるような所が良いかな?

場所はともかく時間帯は日中の方がやりやすいかも…。

フライト中にESCキーを押すとOPTIONSが表示されるので、メニュー右端の“CONTROLS”を選択して、“SENSITIVITY”をクリック。

ここで各軸の感度を調整する。

各グラフのX軸が入力量、Y軸がレスポンスとなっていて

  • “SENSITIVITY -”がグラフの左側
  • “SENSITIVITY +”がグラフの右側

のレスポンス量の調整。

説明が難しいけどSENSITIVITYを100%にするとちょっと入力しただけで舵面がフルで動き、0%にするといくら入力しても全く舵面が動かなくなる感じ?

初期段階ではかなり遊びが無くてクイックな反応をするので、エルロン・エレベータ・ラダーの各軸の“DEAD ZONE”を10%前後にして中立位置からほんの少しだけ遊びを作り、ラダー以外の軸は“SENSITIVITY -”を+16%、“SENSITIVITY +”を-16%に設定。

ジョイスティックへの入力に対する機体のレスポンスを少し穏やか目に変更。

もし気に食わなければSENSITIVITYを微調整しながら納得のいく操縦感覚になるまで繰り返す。

今回は上手い事1発でイメージ通りの操縦感覚になったので、とりあえずこの設定でしばらく飛ばしてみよう。

余談だが、実機のフライ・バイ・ワイヤーの設定もイメージ的にはこんな感じらしい。

さすがに“パイロットごとに好みのSENSITIVITYにする”というのは現時点では無理で、実際は開発時にテストパイロットが操舵のSENSITIVITYを味付けしていたりするけれど、将来的にはパイロットがある程度調整できるようになったりするのかも?

コメント

タイトルとURLをコピーしました