フライトシムで日本旅行 レグ87 久米島空港→慶良間空港

フライトシム

Microsoft Flight Simulator(MSFS)で日本中を飛び回って家にいながら旅行した気になろうというシリーズ。

ここ最近は沖縄の離島を巡るアイランドホッピングをしてます。

今回は島尻郡久米島町の久米島に久米島空港を出発して同じく島尻郡座間味村の外地島(ふかじしま)にある“慶良間空港”までの飛んでみました。

Table of Contents

慶良間空港

慶良間空港は沖縄県島尻郡座間味村の外地島(ふかじしま)にある地方管理空港。

飛行場コードは

  • ICAOコード:ROKR
  • IATAコード:ROKJ

1982年に“公共施設地図航空”という民間企業が慶留間島(げるまじま)の南にある無人島“外地島”に建設した飛行場です。

開港当時は那覇 – 慶良間間のチャーター便が運航されていたようですが、この路線を不定期航路とするタイミングで飛行場の管理と路線を運行予定だった公共施設航空地図の親会社が倒産。

慶良間空港を管理する事業者がいなくなってしまいます。

座間味村などの自治体が働きかけにより琉球エアーコミューター (RAC) が設立されるとRACは慶良間空港の管理権を継承し、那覇 – 慶良間間の路線が復活。

さらに沖縄県が離島の民生安定と地域振興に寄与するため慶良間空港の管理権をRACから継承し、1994年に慶良間空港は地方管理空港の指定を受けることになります。

ところがRACは2006年の3月をもって慶良間空港から撤退し、唯一の路線だった那覇 – 慶良間線は廃止。

その後一時エアードルフィンが路線路継承して不定期便を運航していましたがほどなく運休→廃止。

エアードルフィンの撤退後、しばらく定期便は就航していませんでしたが2013年9月から10月までの期間限定で第一航空が週3往復していたようです。

それ以降は定期便の運行はなく、主にチャーター便の離発着や急患搬送に使われているそうです。

慶良間空港の飛行場施設

MSFSに収録されている慶良間空港の滑走路は

  • 滑走路長:2,617ft(約800m)
  • 滑走路方位:02/20

航法援助施設はありません。

ちなみにこの空港はAIによる自動生成された飛行場ではなくハンドメイドの飛行場です。

なんでまたこんな辺鄙な場所にあって定期航路も開設されていないようなマイナーな空港を選択したんだろうと思うかもしれませんが、実はこのチョイスは『メジャーなところはマルチプレイで人が集まりやすくサーバーに負担がかかるので、あえてマイナーな空港を高いディティールで作成してプレイヤーの目がそちらに向くようにして分散させたい』という思惑があるんだとか。

マルチやらない私にはあまり関係の無いことですが、思わぬ形で高品質のシーナリー(地上の景色のデータ)が無料で手に入ったのはありがたいことですねw

フライトプラン

今回もセスナ152を飛ばしていきます。

オートパイロットの機能が高度維持と方位維持程度と貧弱でスピードが遅いため長時間正確なルートを辿るといったフライトには不向きな飛行機ですが、プレイヤーの入力に対して機体が穏やかに反応してくれるためとても操縦しやすい飛行機では無いでしょうか?

フライトシムで遊び始めたばかりの頃はとにかくスピードが出て機敏に動ける戦闘機のようなフライトモデルばかり飛ばしてましたが、ここ数年はあまり戦闘機を飛ばすことがなくなり旅客機やこの手の単発レシプロ機で遊ぶことが多くなりましたね。

飛行ルートはおおむねこんな感じを予定しています↓

久米島か慶良間空港のある外地島までの直線距離は約60㎞なので、セスナ152でまっすぐ飛べば20分くらいですが

  • 渡名喜島
  • 座間味島
  • 安室島
  • 阿嘉島
  • 慶留間島

に寄り道しながら慶良間空港に行ってみたいと思います。

慶良間空港へのフライト

エンジンを掛けて機器のセットアップが完了したらタキシングして

ランウェイ03からテイクオフ!

慶良間諸島の島々を巡りながら飛んでいきます。

渡名喜島(となきじま)

渡名喜島は久米島の東約40㎞、那覇の北西約60㎞のところにある、人口400人ほどの小さな島。

渡名喜村とその隣にある入砂島とで渡名喜村を構成していますが、入砂島は無人島となっています。(ちなみに入砂島は米軍の射撃場になっているため立ち入り禁止です!)

渡名喜島までの交通手段は那覇の泊港からのフェリーか那覇空港からのヘリタクシー。

フェリーは那覇から毎日1便出ていますが、天候によって欠航することもあり、特に冬季は数日にわたって欠航することもあるようで…。

ヘリタクシーの方はチャーターとなるため運賃が十数万円と高くなるものの、自分の好きなタイミングで移動できるのがメリットですかね?

さすがに台風が来れば欠航となりそうですが、それ以外の天候であれば問題なく運行出来るようです。

島内にはいくつも観光スポットがありこれらを巡るツアーの催行や、島マップの配布もしている他、島内移動用にレンタルサイクルもあるそうなので、地図を片手に島のあちこちを周ってみるのも楽しそうですね。

座間味島(ざまみじま)

渡名喜村から約5分ほどで到着した座間味島は、那覇の西約40㎞のところにある島です。

30年ぐらい前に公開された『マリリンに逢いたい』という映画の舞台になった島として知っている人もいるのでは?

映画は“座間味島で飼われていたマリリンという犬の所に対岸の阿嘉島の民宿で飼われていたシロという犬が毎日のように泳いで会いに来る”という実話をもとにした映画で、映画にもシロが“シロ役”として出演してるんですが、ロケ風景がまぁ酷い…。

映画公開後にシロの飼い主さんが出版した本に書かれていたんですが、嫌がるシロを無理やり海に放り込んだりわざと波を立てて溺れさせたりしていたそうで…。

まぁあの頃の動物タレントなんてみんなそういう扱いでしたからね。

撮影中の事故で動物が死んでも初めからいなかったことにされるか、『畜生の癖によく頑張った』と持ち上げて美談にするかっていう時代でしたから…。

Wikipediaより

で、この『マリリンに逢いたい』のヒロイン“マリリン”の銅像が今も島内にありますが、もう座間味島を訪れる人のほとんどが知らないんだろうなぁ。

ちなみにマリリンは映画撮影開始前には死んでしまっていたため、映画に出ていたマリリンと銅像のマリリンは全く見た目が違ったりして…。

マリリンもシロも雑種だったので映画化する上では見栄えが悪かったらしく、本物のマリリンがいないのをいいことに見栄えのいい血統書付きの犬に変えたとかなんとか…。

阿嘉島(あかじま)

『マリリンに逢いたい』のもう一つの舞台、シロが住んでいた阿嘉島は座間味島から約4㎞のところにある島です。

Wikipediaより

こちらにはシロの銅像が建てられています。

阿嘉島と座間味島の間は最短でも約3㎞あり、2つの島の間を流れる潮流は流れが速いため過去には溺れて行方不明になる人が多くいたそうで…。

そんな所を泳いで渡るんだからシロも大したもんですが、実は毎回泳いで往復していたわけでもないらしく座間味で阿嘉島の漁師さんを見つけると船まで付いていき、ちゃっかり漁船に乗せてもらったり逆に漁師さんがシロを見つけたら連れて帰ることもあったとか。

他にも泳いでいる途中で漁師さんにピックアップしてもらうなんてこともあったようで阿嘉島と座間味島の人たちにはかなり可愛がられていたようです。

慶留間島(げるまじま)

阿嘉島の南に位置するのが慶留間島

慶良間諸島を構成する3つの有人島の中では最も人口が小さな島で人口は60人程度。

慶留間島自体には港も空港もないのですが港のある阿嘉島、空港のある外地島と橋でつながっているので、実は慶良間諸島の島の中でも一番アクセスしやすい島だったりして。

ただ残念なことに、島が小さい上にこれといった観光資源が…。

一応慶留間島にもビーチもありますけど、沖縄はどこの島にもビーチはあるからなぁ。

外地島(ふかじじま)

慶良間諸島で唯一空港が設置されているのがこの外地島。

空港はあるものの、定住する人はいないため無人島となっています。

元々は慶留間島の島民の耕作地だった島だそうですが、外地島の台地だった部分を均して空港としたそうで。

そんな外地島、MSFSでは慶良間空港がWorld Updateの対象になったおかげで空港だけでなく島が丸ごとハンドメイドで精密に作られてます。

外地島の東から慶良間諸島の他の島をバックに…。

すぐ隣の慶留間島と比べても海岸線の造りや、塗り分け、磯や岩場の造り込みが細かくなっているようです。

慶良間空港

慶良間空港のランウェイ02へ着陸!

駐機場へ向けて移動しながらどれくらい作りこまれているか見てみましたが

MSFS2020のターミナル
実際のターミナル(Wikipediaより)

確かにターミナルはよくできてる。

よくできてるけど、ターミナルしかないような空港を島も含めてここまで高精細に作りこむ必要あるのか?

いや、もちろん作ってくれたことはありがたいんですが、日本国内に数多ある空港の中からなぜ慶良間空港をピックアップしたのかがよくわからないんですよねぇ。

Asoboとしては『アップデートの対象は多くの人が利用する空港ではなく、マイナーな地方空港を優先する』という方針らしいのですが、よくも沖縄の離島にあるジェット機も着陸出来ないような空港を見つけたものです。

個人的にはマイナーな空港なら硫黄島とか沖ノ鳥島を実装して欲しかったんですけどね。

しかし慶良間空港は空港ターミナルよりも、エプロン地区両隣の工事現場の方に制作サイドのこだわりを感じるんですが、Asoboスタジオの次回作は建設機械と工事現場が舞台だったりするんですかね?

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