フライトシムで日本旅行 レグ76 福江空港→長崎空港

フライトシム

Microsoft社がリリースしたフライトシミュレーター“Microsoft Flight Simulator(MSFS)”で妄想日本旅行するシリーズ。

今回は長崎県の五島列島の一つ、福江島にある福江空港から九州本島にもどって“長崎空港”までフライトしてみました。

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長崎空港

長崎空港は長崎県大村市にある地方管理空港。

飛行場コードは

  • ICAOコード:RJFU
  • IATAコード:NGS

元々の長崎空港は現在の海上自衛隊大村基地にあり海上自衛隊と滑走路を共用していましたが、1975年に世界初の海上空港として箕島(みのしま)に新しく空港を建設。

当初は旧長崎空港の滑走路を“長崎空港A滑走路”、箕島に建設した滑走路を“長崎空港B滑走路”として運用していましたが、2011年にA滑走路を防衛省に移管。

現在は旧A滑走路が海上自衛隊大村航空基地、箕島の旧B滑走路は長崎空港民間空港としてそれぞれ独立して運用されています。

滑走路長は成田や羽田といった国際線が乗り入れる空港と同じ規模の3,000mとなっているので大型の旅客機の運用が可能です。

あまり知られていませんが超音速旅客機のコンコルドが飛来したことのある日本では数少ない空港の一つだったりします。

残念ながらチャーター便のみでしたが、コンコルドの発着が出来たのは長い滑走路があることと、飛行場が沖合にあり騒音公害をそれほど気にしなくても良かったからなんでしょうね。

長崎空港への就航路線

国内線

2020年10月時点での運航状況を見ると、羽田便を中心として国内線の需要が旺盛です。

関西地区も伊丹・関空・神戸を合わせれば毎日8往復(スカイマークの羽田便が神戸経由なのでこれを加えると9往復)。

関東・関西の大都市圏向けのフライトが多いことがわかります。

海上自衛隊の航空基地から独立してまで空港を設置できたのは長崎地区への観光客・ビジネス客の旺盛な需要があったからでしょうね。

国際線

2020年時点での就航先は上海と香港のみとなっています。

過去にはソウル便があったようですが現在は運行していないようです。

国際線は国内線に比べるとそれほど需要が無いようですね。

エアライン以外の利用者

地方空港には県警や消防のヘリ、農薬散布や航空測量を行う小規模な航空事業者が拠点を置くことが多いですが、長崎空港の場合はエアライン以外で航空事業を行う使用者はありません。

航空事業者ではありませんが空港島の南西には“航空保安防災教育訓練センター”が置かれ、全国の空港の消防隊員の養成を行っています。

消火訓練用に実物大の旅客機の模型が設置されていますがMSFSではこういったオブジェクトも再現されているんでしょうか?

長崎空港の飛行場施設

MSFSに収録されている長崎空港の滑走路は

  • 滑走路長:9,842ft(約3,000m)
  • 滑走路方位:17/32

航法援助施設は空港の北西方向の滑走路の延長線上にLOC/DMEが1基、空港南東にVOR/DMEが1基設置されています。

他の空港を何か所か確認してみましたがMSFSにはILSというものは存在せず、すべてLOC/DMEとなっているようです。

フライトプラン

今回もVFRでVORを経由するフライトプランです。

とは言いつつも福江空港と長崎空港の間には長崎空港VOR/DMEしかないので実態としては長崎空港に直行するようなルートですね。

今回はこのルートをベースにして目的地となる長崎空港までフライトし、着陸前に空港の周りを低空で飛んでみたいと思います。

長崎空港は“World Update I: Japan”でディテールアップした空港の一つなのでどれほどリアルに作られているか上空から見てみましょう。

長崎空港周辺の観光スポット

長崎空港のすぐ隣にある大村航空基地と被りそうですが、今回は長崎市方面にある観光スポとにフォーカスしてみました。

前回のフライトで軍艦島の上空を周回してみましたが、出来ることならバーチャルな世界ではなく現実世界の軍艦島を見てみたいですよね。

長らく人の手が入っていないため島内の建造物は廃墟になっており、安全性の問題から長く立ち入り禁止とされていましたが、現在は島内に船着き場や遊歩道が整備されているそうで、観光ツアーで軍艦島に上陸することが出来るそうです!

廃墟好きや工場好きにはたまらないツアーですが、近代日本史や産業史を知る上では避けて通れない島ですので歴史好きの人も楽しいでしょうね。

端島に上陸した後は“軍艦島デジタルミュージアム”にも足を運んでみましょう。

こちらでは最新技術を活用して最盛期の軍艦島の様子を再現しているそうで、VRゴーグルを使って島の中をあちこち歩き回ることが出来るそうです。

実際の島の中は建物の崩壊の危険がありごく一部にしか立ち入ることが出来ないので、こういったVR技術で島内の散策が出来るのはとても面白く意義のあることでは無いでしょうか?

世界文化遺産登録の件でよその国がワチャワチャと小うるさいことを言っていますが、島内を散策すれば同じ時期の日本の僻地よりも遥かに良い暮らしをしていたことが見て取れるかと思います。

まぁ現在の基準で当時の事を語りたがる人達には見ても分かんないか…。

長崎空港へのフライト

今回もビーチクラフトのキングエア350iを使ってフライトします。

前回“遊覧飛行するならもっとゆっくり飛べる飛行機が…”なんてことを言ってますが、前回の端島はそんなに大きな島ではなかったので遊覧飛行するなら低速かつ小回りの利く飛行機の方が向いているでしょう。

今回の遊覧飛行のターゲットはそこそこ大きな空港のある島ですからね。

そこまで小回りの利く飛行機でなくてもたぶん大丈夫なはずです!

長崎空港上空までやってきました。

なんだか変なところに旅客機が停めてあるように見えますがこれはバグではなく“空港保管防災教育訓練センター”にある消火訓練用のモックアップですね。

現実世界でも同じ位置にモックアップが設置されています。

Googleマップでもモックアップがちゃんと3Dモデルとして存在しますね。

訓練センター周辺の水面のような部分はソーラーパネルのようですがこの時点ではまだ高度が高いので判別できません。

あとでもう少し低い高度から見てみたいと思います。

そのまま北東方向に進み、空港島を横切ると見えてくるのが空港島と九州本島を結ぶ“箕島大橋”。

この橋も“World Update I: Japan”でディテールアップされたランドマークの一つです。

小型機なら着陸出来そうですがMSFSでは3Dモデルの橋脚の上には降りれないみたいですね…。

このフライトの前に東京湾アクアラインの橋脚部分に降りようとしたんですが、接地した瞬間に着水判定が出たのでたぶん箕島大橋もダメなんでしょう。

というわけで箕島大橋への着陸は諦めて空港周辺を回ってみることにします。

MSFSではAIが標高データや画像データをもとに空港のターミナルの3Dモデルを自動生成してるそうですが、プレミアムエディションや有料アドオン用の一部の空港については人が手作業で作成しています。

長崎空港は“World Update I: Japan”に合わせて手作業で作成された空港になりますが、やっぱり人の手で作りこむのとAIで自動生成するのとでは見た目が全然違います。

建物固有の意匠や色合いが正確に反映されているだけでなく、よく見ると看板もちゃんと日本語で表記されてます。

駐車場もAIによって作成された空港の場合だと航空写真をそのまま張り付けているだけだったりしますが、長崎空港は止めてある車の1台1台が3Dモデルとなっているので近づいても情景が破綻することがありません。

空港北側で左旋回して再び訓練センターの上空へ。

先ほどのモックアップとは別にもう1機モックアップがありますね。

モックアップ以外にも空港用の消防車が何台も置かれているのがわかります。

訓練センターを取り囲むように設置されているソーラーパネルのディテールが凄い…。

ちゃんと1枚1枚作りこんでいるようで、取り付け角度が微妙に違うパネルがあるのがわかります。

次は空港の南西、訓練センターの隣にある“NAGASAKI”の花文字とVOR/DME。

花文字に関しては長崎空港も他の空港同様に航空写真をそのまま張り付けているだけのようですが、もしかしたら何らかのギミックが隠されているかもしれませんね。

実物はツツジらしいので5月頃に来たら花が咲いてたりとか?

VOR/DMEもちゃんと3Dモデルになっていますがもしかすると他の空港も同じように3Dモデルが設置されているかもしれません。

長崎空港の滑走路へのアプローチは飛ばして、長崎空港の駐機スポットへ。

MSFSの他の空港にも設置されていたりしますが、空港への侵入防止のために張られたフェンスまで再現されているのが細かいですよね。

よく見るとフェンスの上側が斜めになっていて返しがついているという芸の細かさ。

今までここまで細かい表現をするフライトシムは無かったんじゃないですかね?

もしかすると他のフライトシムでも有料アドオンならフェンスもあったかもしれませんが、デフォルトの空港に設置されることはありませんでしたからね。

駐機位置からターミナルビルを見てみますがこちらからの景色もかなりリアル!

ターミナルにいる旅客機の塗装が実在しない航空会社のカラーリングなのが残念ですが、JALやANA塗装の機体が駐機してあるとさらにリアルに見えるんでしょうね。

この後しばらく空港内の色々な場所を見てみましたが、空港の電気設備の注意書きまで一部日本語で書かれていたところには驚かされました。

サマリー

今回も“World Update I: Japan”でディテールアップされた部分にフォーカスした遊覧飛行をしてみました。

開発チームの並々ならぬこだわりを感じることが出来ましたが、せっかくここまで細かく表現してくれているのでもっと近くで見てみたいですね。

何度も言ってますがプレイヤーが自由に操作できるヘリや車のモデルが欲しくなります。

あとはPrepar3Dのようなアバターがあると空港やランドマークの中を歩き回れるのでいいですよね。

流石に箕島大橋のような3Dモデルの橋脚には飛行機が着陸出来ないのでアバターで渡ることも出来ないでしょうが、あちこち自在に歩き回れると色々な遊び方が生まれそうですし、建築デザインや都市計画のシミュレーターとしても使えるかも?

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