フライトシムで日本旅行 レグ61 小松空港→松本空港

フライトシム

せっかくインストールしたMSFSが起動できなくなってしまったので再びPrepar3Dに乗り換えて日本国内の空港を巡っていきます。

今回は石川県の小松空港を出発して北アルプスを越えて長野県の松本空港へ向かいます。

MSFSなら黒部ダムとか見れたんでしょうけどね…。

Table of Contents

松本空港

松本空港は長野県松本市と塩尻市にまたがる地方管理空港。

空港コードは

  • ICAOコード:RJFA
  • IATAコード:MMJ

松本空港は滑走路の標高が約660mで日本で一番標高の高いところにある空港なんだそうですが、海外には3,000m級の高地に建設され空気が薄すぎて離陸に支障が出るほどの飛行場もあるので、松本空港の標高660mはそれに比べると大したことはありません。

1943年に旧陸軍が松本飛行場を建設していて跡地が現在の松本空港の北に残っているそうですが、この飛行場は現在の松本空港とは直接的なつながりは無いそうです。

現在の松本空港は1966年に開港。

長らく夏季限定の季節運航便や不定期に運行されるチャーター便が就航しているだけで定期便の運行はなかったようです。

開港当初から松本-羽田間の定期便の開設が地元自治体より要望されていましたが、この路線は横田空域を大きく迂回する必要があるため就航しても採算が取れなくなるということで、現在に至るまで開設されていません。

滑走路が短くジェット旅客機の運航に不便であったことから大手の航空会社からも敬遠される飛行場で、開港以来経営状態が悪かったのですが1998年の長野オリンピックの開催を機に滑走路を延伸。

オリンピックの開催中は世界中から観戦客が訪れ利用客が急増したものの、オリンピックが終了すると利用客が激減して元の状態に…。

2000年代に入ると日本航空の経営破綻により不採算路線整理の一環として松本空港から撤退。

さらに利用客が減少することになりました…。

ところが近年は経営再建後の日本航空が松本便を復活させたり、フジドリームエアラインが松本空港をハブとして複数の路線を開設。

運行本数が増加したことから利便性が増し、空港の利用客も増加傾向にあるようです。

松本空港への就航路線

2020年時点で松本空港に就航している路線は国内線のみです。

  • 日本航空(JAL):伊丹(夏季限定)
  • フジドリームエアライン(FDA):新千歳、丘珠(夏季限定)、神戸、福岡

エアライン以外の松本空港の利用者

エアライン以外には

  • 長野県消防防災航空隊
  • 長野県警航空隊
  • 信州ドクターヘリ

の3つの機関が松本空港を拠点としているようです。

松本空港の飛行場施設

Prepar3dに収録されている松本空港の滑走路は

  • 滑走路長:6,570ft(約2,000m)
  • 滑走路方位:18/36。

滑走路方位はの表記だけ見れば滑走路は綺麗に南北に向いていることになりますが、地図を見るとちょっとだけ東西方向に傾いている感じですね。

滑走路方位は360°を十等分し、一桁目を四捨五入したものを表記しているのでどうしても±5度の誤差が出るのは仕方がないところ。

厳密な滑走路方位は175°/355°くらいになるんじゃないでしょうか?

冒頭でも触れた通り日本一標高の高いところにある滑走路で、Prepar3Dでも標高が2,157ft(約660m)と表示されています。

標高が高いと気圧が下がる=空気密度が減り同じ速度で地上滑走しても標高の低い場所にある滑走路と比べると翼に発生する揚力が低下します。

このため下がった分の揚力を補うために離陸速度を上げて揚力を稼ぐ必要があり、標高の高い場所にある飛行場は標高の低い場所にある飛行場に比べるとより長い滑走路が必要になります。

逆に着陸する場合は標高の低い空港に比べて速い速度でアプローチして失速を防ぐ必要があるわけですが、そうすると着陸後の減速のためにもその分長い滑走路が必要になります。

長野空港の滑走路長は約2,000mで地方空港としては比較的長い滑走路を持っていますが、これは滑走路の標高が高いからではなく単純にジェット旅客機対応のためでしょう。

正直この程度の標高ではほぼ誤差みたいなものじゃないかと思います。

後方援助施設がマップに表示されていませんが、滑走路の南西方向0.7マイルのあたりにVOR/DEMが設置されています。

フライトプラン

いつも通りPrepar3Dのフライトプランナーを使って経路を検討します。

今回は北アルプスを飛び越える必要があるためヴィクターエアウェイよりも高い高度を巡行するジェットエアウェイを使用します。

ジェットとビクター違いは高度だけのようで、経由点は同じになっているようですね。

今回の飛行ルートをNAVLOGで見ると

  1. RJNK(小松空港)を離陸
  2. KMC(小松VOR/DEM)のコース108に合流して航空路Y884へ
  3. YARIIを経由してMBE(松本VOR/DEM)へ接近
  4. RJAF(松本空港)へアプローチ

といった感じ。

今回は巡航高度を高く設定しているのでYARIIを通過したら早めに高度を下げていく必要があります。

いまさら気づいたんですが、Prepar3DのバグでNAVLOGの飛行速度が700ノット(約1,300km/h)とかいうわけのわからない数値を表示しているため、小松-松本間を5分で飛ぶ計画になっていました…。

今回は200ノットで巡行する計画ですが、改めて計算し直すと飛行時間は約30分といったところです。

松本空港周辺の観光スポット

昔バスツアーで松本に行ったことがあるんですが、確かあの時は松本城を見物したくらいだったかな?

Wikipediaより引用

近現代に改築や再建されて観光地化された城郭とは違い、建築当時のままに再建されているため階段が急で狭かったのと、あいにくの天気で天守閣からの眺めがあまりよろしくなかったことくらいしか覚えてません…。

今度は天気のいい日に行ってみたいですね。

松本城のある松本の市街地も良いですが、郊外で自然を満喫できるアウトドア系のアクティビティに参加するのも楽しそうです↓

(↑画像クリックで予約サイトにジャンプします)

松本市安曇の“NORTHSTAR outdoor adventures”(ノーススターアウトドアアドベンチャー)では夏はマウンテンバイクで乗鞍高原を走り回り、冬はバックカントリースキーやスノーシューなど、季節に応じたいろいろな種類のアウトドア系アクティビティが楽しめます!

この手の遊びはその気になれば一人でも出来ないことは無いですが、やっぱり経験豊富なガイドの人についてもらったほうが安心!

コースも色々用意されているので参加者のレベルに合わせて楽しむことができるようです。

さらに初心者向けのスクールも用意されているので未経験の人でも安心して参加できますし、慣れてくれば他のコースにも参加したくなるので通いたくなってきますよね!

ここまで手厚く面倒見てくれるところもなかなか無いと思うので、松本に行く機会があればぜひ参加してみたいと思います。

松本空港へのフライト

今回使用する飛行機はCaptainSim製のボーイング767です。

Prepar3Dのフライトプランナーからルートを読み込んでオートパイロットにすると、9割くらいの確率でソフトがクラッシュするので今回もマニュアルで操縦します。

松本空港の滑走路は767で着陸するには若干短いのでオーバーランしそうな気もしますが、空荷で燃料を50%しか搭載していない状態ならたぶん大丈夫でしょう。

フライトの様子はこちらから↓

Prepar3Dの世界にも四季というものがあり、日時を設定すると地表の木々の色が変わったり星座の配置が換わったりします。

現実世界ではまだまだ夏真っ盛りといった感じですが、Prepar3Dの中では9月は秋ということになっているらしく木々が綺麗に色づいてますね。

MSFSほど地表がリアルではないですが、それなりに高度を上げて飛ぶと割と景色に違和感はなくなってきます。

今回はフライトプランナーの設定した飛行ルートの途中からショートカットして直接松本空港のファイナルに入る計画でしたが…。

高度の処理に失敗したので一度空港から離れ、松本市の上空を旋回しながら高度を落としていきます。

5,000ftくらいまで落としたいんですが、山があるのであまり高度が落とせませんね。

山を越えた安曇野市のあたりで右旋回しつつ高度を下げてファイナルに乗ることにしますが、思いのほか高度が下がらないので機首下げして無理やり降下!

そんなことをしているうちに滑走路の右側に大きくオーバーシュートしてしまったため慌てて進路を補正。

速度も速いし姿勢が安定してないしでバタバタしながら強行着陸…。

どうにか降りることが出来ましたが、メインギアの接地が滑走路のかなり手前になってしましました…。

滑走路手前の山形模様の書かれた部分をブラストパッドと呼ぶんですが、本来ここは着陸はおろか走行もしちゃいけない所なんですよ。

滑走路本体に比べて舗装がかなり弱く、旅客機クラスの重量のある機体が乗り入れると車輪がめり込む場合があるそうで…。

じゃあなんでそんなものがあるのか?という話ですが、離陸する飛行機の後方排気から滑走路を保護したり、着陸じや離陸取りやめ時にオーバーランした飛行機をここで止めるという目的があるそうです。

というわけで、実機で今回のような着陸をしたらメインギアが折れて着陸失敗、大炎上してます…。

サマリー

MSFSが使えなくなってしまったのは残念ですが、飛ばすだけならPrepar3Dでも全然問題ないですし、グラフィックのリアルさに関してもMSFSが飛びぬけてリアルなだけでPrepar3Dもフライトシムの中では割と良いほうなんですよね。

とはいえよく見てみるとグラフィックがおかしなところもあり、滑走路周辺には767より背の高い木が生えてたりしますが…。

そこは気にしちゃいけません、もしかしたらセコイアかもしれませんし…。

そんなことより着陸の腕を磨かないといけませんね。

MSFSのフライトトレーニングが結構いい練習になったのでPrepar3Dでも似たようなトレーニングを767を使ってやってみたいと思います。

次回は松本空港から福井空港に向かいます。

コメント

  1. 通りすがりの山登ラー より:

    滑走路の方位について気付いたことがありましたので書き込ませていただきます。
    私も、松本空港の滑走路の方位を示す数字が18/36なのに傾いているなあとは思っていましたが、決定的にこれはおかしいと思ったのは広島空港です。地図上ではきっちり東西を向いているのに方位は09/27ではなく10/28となっているのです。ここでヤマノボラーである私は気付きました。これは地図上の方位ではなく磁石の向きが基準になっているのではないかと。
    日本付近では磁石の針は子午線に対して反時計方向に7.5度くらいズレます。ですから磁石の向きを基準にしているとすれば松本空港も広島空港もスッキリ解決です。飛行中の航空機が手っ取り早く方位の基準にするなら磁石でしょうからね。

    • yasuhiro より:

      コメントいただきありがとうございます!
      ご指摘の通り滑走路の方位は真北ではなく磁北を基準とした方位角で表示するそうで、磁方位を1/10して1桁目を四捨五入した数字で表記しているそうです。
      なので地図上は若干斜めになっていても現地で方位磁石を使って方位を測定するとほぼ南北を示すようになっているのではないかと思いますが、実際のところは四捨五入されている分で多少は斜めになっているかもしれません。

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