フライトシムで日本中をあちこち飛び回って旅行した気になろうというというシリーズ。
今回は大館能代空港を飛び立って南に約70㎞フライトし、同じく秋田にある“秋田空港”を目指します。
Table of Contents
秋田空港
秋田空港は秋田県秋田市にある地方管理空港。
飛行場コードは
- ICAOコード:RJSK
- IATAコード:AXT
現在の秋田空港は1981年に開港した新空港で、元々は現在の秋田市新屋町の雄物川河口付近にありました。
旧空港の跡地はどうなっているかというと↓

ターミナルビルは残っていませんが旧秋田空港の滑走路は今でも残っていて、県道68号線『あかしあロード』が滑走路を横切るような感じで走っています。
一応エプロン跡も残っていますが敷地は県の管理地になっているようで立ち入りは出来ないようですね↓

旧秋田空港は1961年に開港しましたがジェット機の就航に非対応だったことや、冬季の気象条件の問題、周囲の開発による高層建築物の増加などにより旧空港の開港から10年ほどたった1970年代に移転することが決定。
1981年には今の場所に移転して現在の秋田空港として開港しています。
新空港の開港以来、利用客数は年々増加していったようですが大館能代空港と同じく新幹線をシェアを食い合うこととなり、1996年の144万人をピークに移行は利用客が減少しているようです…。
国内線だけでなく国際線も就航して利用客の増加を狙っているようですが、ここ数年の年間利用者数は100万~130万人の間で推移しているようです。
秋田空港への就航路線
国内線
2020年時点では
- 日本航空(JAL):新千歳、羽田、伊丹
- 全日空(ANA):新千歳、羽田、中部国際空港、伊丹
の2社7路線が運航されています。
国際線
かつては大韓航空のソウル便があったようですが、2015年より運休中です。
定期便ではないものの2019年までは台湾のファーイースタン航空が国際チャーター便を運航していましたが、ファーイースタン航空が2019年に経営破綻してしまったようです。
エアライン以外の利用者
エアライン以外には秋田空港の滑走路西側のエプロン地区に
・航空自衛隊(秋田救難)
・秋田県警(警察航空隊)
・秋田県総合防災課(秋田県消防防災航空隊)
の航空機部隊が所在しています。
秋田空港の飛行場施設
Prepar3dに収録されている秋田空港の滑走路は
- 滑走路長:8,190ft(約2,500m)
- 滑走路方位:10/28
日本の地方空港としては一般的な規模の滑走路ですね。

空港周辺の飛行場施設にはVOR/DME、ILSがありました。
VOR/DMEは空港の西側。
ILSはランウェイ28に設置されています。

フライトプラン
今回もPrepar3Dのフライトプランナーでヴィクターエアウェイを使うルートを作成しようと思ったのですが…。

作成されたのはエアウェイを通ることのない、ほぼダイレクトに秋田空港を目指すようなルート。
このルートでNAVLOGを表示させると↓

- RJSR(大館能代空港)を離陸
- 針路202でUWE(秋田VOR/DME)をターゲットに南下
- UWE上空で針路101に旋回
- RJSK(秋田空港)にアプローチ
といった感じになります。
ルートはGoogleMapと同じようにピンチ&ドロップで変えられるので、無理やりエアウェイを通るルートに変更することもできますが…。
今回は面倒だったのでこのルートで飛んでみましょう。
UWEからRJSKの距離が1.5マイルと微妙な距離なので一旦空港の上空を通過し、場周経路に入ってどちらかの滑走路にアプローチする感じにしてみましょう。
出来ればILSが使えるランウェイ28に降りたいところですがここはAI管制官の指示次第。
気象状態はフェアウェザー(快晴)なので上空から滑走路が視認できないことは無いですし、風も無いのでどちらの滑走路にも問題なく入りることが出来ます。
秋田空港周辺の観光地
秋田というと“なまはげ”や“竿灯”などの伝統行事がありますが、そういった地域に残る伝統文化に触れるのも旅の楽しみの人つ↓
旅先で博物館や資料館を見つけるとついつい寄り道してしまいますね~。
ご当地独自の伝統文化だと思ったら、よくよく調べてみると地元のお祭りなんかとルーツが同じだったり、ルーツが同じでも目的がガラッと入れ替わったりしているのを発見したりする面白いんですよ。
まぁ流石に東海地方と東北の日本海側では文化的なつながりは無いですが、それでも同じ人間の考えること。
意外な共通点を見つけるとなんだか楽しくなってきますよ。
秋田空港へのフライト
今回使用する飛行機はCaptainSim製のボーイング767です。
エアライン各社の塗装があるのですが色々と版権とかが複雑になっているようなのでCaptainSimのハウスカラーです。
今回もオートパイロットを使わずにフルマニュアルで飛んでみました。
以前『このクラスの飛行機は一人でマニュアル操縦出来るようになってない!』なんてことを書いてますが、結局のところ慣れてしまえばどうということは無いようで。
設定したコースを綺麗に飛ぶのはまだ難しいかもしれませんが、慣れてしまえばそこまで難しくないかも?
秋田空港では右パターンの場周経路からランウェイ28に進入しましたが、着陸が結構ギリギリ…。
ランウェイの中央付近で接地しましたが、どうにかオーバーランせずに機体を止めることが出来ました。
サマリー
実は毎回フライト前に飛行機の重量設定をしていて、今回も燃料搭載量は50%、乗客と貨物はゼロという設定でフライトしています。
なので離着陸に必要な距離もかなり短くて済んでいるのですが、燃料満載の状態や乗客と貨物を搭載市営るという設定だったらオーバーランしていたでしょうね。
重量設定に助けられました。
多分ここまでギリギリの着陸になるのは失速が怖くて制限速度の上限ギリギリでアプローチしてしまうから。
制限幅の中央値より少し下の速度を維持してアプローチできるようにしないといけませんね…。
次のフライトはこちらから↓
コメント