本当にあった自衛隊の怖い話

自衛隊の思い出

自衛隊時代に体験したことを色々と思い出しながら今更当時のことを考察してみるシリーズ。

入隊希望者の参考になるのかな?

夏なので?今回は自衛隊にまつわる怪談なんかを…。

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写真は怪談とは一切関係ないただの隊舎です…

旧軍の兵隊さんやアメリカ兵が…

自衛隊の駐屯地や基地は元々旧日本陸海軍の拠点だったこともあるため幽霊話には事欠かないですね。

よく聞くのは『夜中に一人で○○で立哨してると、どこからともなく旧日本兵が行進する足音が聞こえてくる…』とか『○○は旧軍の特攻隊の基地だったから夜中に××の近くに行くと特攻隊員の幽霊がすすり泣く声が聞こえる…』とか…。

どこに行っても旧日本兵に関連した怪談が多いです。

航空自衛隊や海上自衛隊の航空基地は終戦後にアメリカ軍が接収して朝鮮戦争の時の後方基地になっていた時期があるので、旧日本兵とアメリカ兵の幽霊が出るという賑やかなところも…。

例えば航空自衛隊の新隊員を訓練する熊谷基地。

朝鮮戦争当時の熊谷基地はまだアメリカ陸軍の駐屯地で、最前線から負傷兵や遺体が搬送されてくる後送基地だったそうで。

戦争の最前線から日本に後送されるくらいの負傷兵ですから、熊谷に運ばれる兵士はかなりの重傷で、せっかく日本まで下がってきてもここで息絶える兵士も多かったようです。

熊谷で亡くなるのはまだいい方で、中には戦地で身元不明になる程にひどい状態になった遺体も当然あるわけですが、こうした損傷の激しい遺体も一度熊谷基地まで搬送し、ある程度人の形に整えてから本国に送り返してたらしいですね。

そうした遺体は腐らない様に深さ1mほどのホルマリンで満たされたプールに保管していたそうですが、この遺体を保管していたホルマリンのプールは熊谷基地が日本に返還された後は自衛隊が風呂として使っていたとか…。

なので消灯時間後になると隊員浴場からアメリカ兵のすすり泣く声や痛みに喚く声が聞こえたりする…。

写真は熊谷基地の浴場ではありません…

熊谷に来た新隊員が初めて隊員浴場に行くとほぼ間違いなく班長や助教、あるいは先輩から必ずこの話を聞きかされますが、はっきり言っちゃうと嘘です…。

昔の隊員浴場の浴槽ってやたら深かったんで、初めてそんな浴槽を見る新隊員に先輩方がもっともらしい怪談を話して後輩をビビらせていたというのがこの怪談の始まり。

隊員浴場の浴槽が深かったのは

・浴槽が深いと中で座れないので一度に沢山の人が入れる

・当時の隊員浴場には銭湯の様に洗い場と蛇口が無かったので浴槽に大量のお湯を溜めておく必要があった

という理由で、決して遺体をホルマリン漬けにするためではありません。

『いやいや、もし戦争が起こったら戦死した自衛官を風呂でホルマリン漬けに…。』なんて言う先輩もいましたが、残念ながらそれも無いですね。

遺体袋が保管されているのは見たことがありますが、自衛隊と日本政府は戦死者が大量に発生するところまでは考えてません…。

むしろそっちのほうが怖い話ですけどね…。

一周回って笑える怪談

旧日本軍やアメリカ兵にまつわる怪談の外にも自衛隊創設後の殉職者や自殺者の幽霊の話も多いんですが、裏付けも事実も無い話が多いので色々無茶があるんですよ…。

面白がって怪談増やし過ぎたもんだから『演習中の殉職者多すぎだろ!何人死んでるんだよ!』ってなるんですが、ここはひとつ先輩の顔を立てて怖がって置きましょうw

殉職したときのシチュエーションも『演習中に機関銃担いで走らされ過ぎて体がバラバラになった』とかもはやギャグですよね。

そして何故か本当の殉職や自殺に絡んだ怪談は全くないんですよ。

さすがに自殺した人や殉職してしまった人を茶化して怪談にできるほど自衛官もアホではないということでしょうかね?

その人まだ生きてます!

殉職した人の怪談は無いんですが、公務災害で重傷を負った人の怪談はなぜかあるんですよ…。

多分注意喚起のために公務災害のケガの症状を盛った結果死んだことになってしまったんでしょう。

昔勤務していた基地には『古い隊員浴場は最初は湯船に熱湯を張ってあるので一番風呂に入るときはまず冷水で埋めてから入らないといけないんだが、昔それを知らずに熱湯の中に飛び込んだ奴がいた。ソイツは全身大やけどを負って病院に搬送されたが治療の甲斐なく火傷が元で死んでしまい、地縛霊になって今も風呂場で悲鳴が聞こえることがある…。』という怪談がありました。

出張か何かの時の宴会の席でその話をたまたましたところ、同席してた人から『あ、その話知ってる!俺その先輩の介添えで病院行ったよ!』なんて言い出す人が。

真相を聞いてみると熱湯風呂に知らずに入ったのは本当ですが、飛び込んだわけではなく片足を突っ込んだだけだったそうで…。

皮膚移植をする必要があるほどの大火傷を負ったものの命に別状は無く、やけどをした本人はその当時でも現役の自衛官でした…。

実際人死には出てない上に時間がたっているもんだから面白おかしく脚色されて怪談噺の出来上がり…みたいな感じでしょうね。

ちょっとだけガチ目な話

まぁここまでは落語の枕みたいな笑い話なんですが、真面目な話をすると絶対に金縛りにあう部屋とかスポットが各基地や駐屯地に実在します。

とある基地のとある隊舎、二階の南東の角にある部屋の入って左奥のベッドは、あてがわれた人が必ず金縛りになるということで有名でした。

2回目あたりで『実は夕べ金縛りに…』という話を先輩に相談すると『あそこはマジでヤバいから盛塩したほうが良いよ』とのこと…。

過去同じベッドを使っていた人はほぼ間違いなく金縛りにあっているそうで…。

その部屋に引っ越してから半年くらいしたころですかね?

4回目の金縛りに遭った時には人ならぬ何かがこちらをニヤニヤしながら見つめて足首をつかんでいました…。

ただ、なんか無性に腹が立ったんですよね、その人ならぬ何かに。

『人が寝てるとこニヤニヤしながら起こしやがって…。ぶっ殺してやる!』となぜかブチ切れ、金縛りを断ち切ってブン殴ろうとしたらそいつは焦った顔をしながらどこかに逃げていきました…。

それ以来その部屋で金縛りにあうことも無くなり、私と入れ替わりで入居した後輩や先輩も金縛りにあうことは無くなったそうです。

なんか知らないうちに人ならぬ何かを退治してしまったようです…。

ちなみにその隊舎はその後取り壊されて新しい隊舎になっているんで、多分金縛りに遭う人もいなくなってるんでしょうね。

まとめ

自衛隊の怪談話は大体後輩を怖がらせるための先輩のホラ話だったりするんですが、たまにガチな話があったりします。

例えば古墳をつぶして造成した過去のある某基地には「定期的にお参りしないと交通事故や飛行機の故障が多発する」という祠があったり、硫黄島の駐機場には「駐機した飛行機は必ず不可解な壊れ方をする」という呪われたスポットがあったり…。

今回はあえて出しませんでしたが硫黄島はほんとにヤバい。

もし行く機会があってもお土産と称して島の物を持って帰るのは絶対にやめましょう。

皆さん本土に帰りたくてしょうがないようですからね。

お土産と一緒に色々な人達を連れて帰ってきちゃうみたいですよ。

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