フライトシムで日本中を飛び回って旅行気分を味わおうということで、今回は日本最北端の飛行場のある礼文島を飛び立ち、少しだけ南下して利尻島までフライトしてみました。
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利尻空港
利尻空港は北海道本島の北西に浮かぶ利尻島の北部に位置する地方管理空港。
飛行場コードは
- ICAOコード:RJER
- IATAコード:RIS
となっています。
1962年に開港した北海道の離島では初の空港なんだそうですが、開港当初は滑走路長が600mほどしかなく、後々の旅客機のジェット化に対応することが難しく集客に問題が…。
そこで1999年に滑走路を1800mまで延伸!
これによってジェット旅客機の就航が可能になり観光客の誘致を行っています。
利尻空港への就航路線
滑走路は延伸されましたがそれほど集客効果はなかったようで、2020年時点で就航しているのは
- 日本航空 (JAL):丘珠
- 全日本 (ANA):新千歳空港(6月~9月のみ運航)
の2路線のみ…。
しかも全日空便は夏季のみの運行なので、実質的には1路線といったところ。
どうしても稚内からの船便と競合してしまうので価格面で太刀打ちできないんでしょうね…。
利尻空港の飛行場施設
Prepar3Dに収録されている利尻空港の滑走路は
- 滑走路長:5,898ft(約1,800m)
- 滑走路方位:07/25

ILS以外の航法援助設備はVOR/DMEがランウェイの北側に設置されている他、ランウェイ25への着陸進入用にILSが設置されています。

ちなみにPrepar3Dの航法援助設備は現実世界と全く同じ緯度・経度に設置されているんですが、このVOR/DMEは現実世界では空港ターミナルビルの東側に実在します。

↑利尻空港のターミナルビルへ続く道路の脇にある丸いヤツがVOR/DME。
Prepar3Dは元々実機パイロットの訓練用を目的として開発されているため、飛行に直接関係する地上機材やランドマーク、海岸線、河川なんか関してはかなり精密に再現されています。
飛行計画
今回もVOR to VORで利尻空港へフライトしたいと思います。


今回のフライトプランは
- 礼文空港(RJCR)をテイクオフ
- 礼文VOR/DME(RES)をキャプチャー
- RESのコース163に乗って東南東方向へ
- 利尻空港(RJER)へ着陸
という流れ。
利尻空港にはILSがあるのでどうせならこれも使いたいですが、ここは現地のAI管制官の指示次第ですね。
恐らく利尻空港にタワー管制が無いという設定になっていると思うので、その時はこちらで勝手に宣言してILSのあるランウェイ25にランディングしちゃいましょう!
利尻島の観光
利尻島も前回訪れた礼文島に負けず劣らず自然豊かな島で、ネイチャーガイドによるトレッキングツアーがいくつも開催されています↓
(↑画像クリックで予約サイトにジャンプします)
島内には自然観察用の散策道が整備されてはいるようですが、安全に散策するためにはちゃんとしたツアーに参加するのが無難でしょうね…。
自然観察のツアーも面白そうですが、個人的に気になっているのが神居海岸で開催されているウニとり体験ツアー↓
(↑画像クリックで予約サイトにジャンプします)
ウニとり体験と言っても素潜りで海底にいるウニを捕まえるわけでは無く、ボートからカギでウニを捕まえるというものなので泳げない人でも安心!
もちろんガイドさんがボートを操作して漁場まで案内してくれるので、ボートに乗ったことの無い人でも楽しめます!
取れたウニは自分たちで殻を割って食べることが出来るというのも面白いですね!
ちなみに天候不良のひは利尻島のもう一つの名産品である昆布を使ったクラフト体験も出来るようです。
利尻空港へのフライト
予想通り利尻空港もタワーがありませんでしたね。
この場合は風向きさえ問題なければ好きなランウェイに降りることが出来るのでランウェイ25を勝手に選択して着陸しましたが、NAVRadioにILSの周波数を入力できなかったので結局ILSは使えませんでした…。
出発前にNAV1側にILS周波数を入力しておけばよかったんですが、NAV2と同じ周波数を設定してありランウェイと並行するコース274を選択してアプローチコースを探せるようにしてあったんですよね。
直前でNAV1だけILS周波数に切り替えようかと思っていたんですがそこまで余裕がありませんでした…。
いつもギリギリになって準備が間に合わなくなるのは何もフライトシムに限った話ではないので、これは間違いなくもって生まれた性格です。
もっとちゃんと生きよう…。
サマリー
計器飛行っぽいフライトにも慣れてきましたが、フライト前の計画がまだまだ足りないですね。
今回はILSでのランディングを考えていましたが、考えるだけで全然対応できてませんでした。
飛行計画の段階では計器の設定のことしか考えていないのでもう少しフライトする時のイメージをシミュレーションしないといけません。
次のフライトはこちらから↓
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