長いことサバゲを趣味にしていると、エアガン本体だけじゃなくて迷彩服やら装備やらが結構な量になってくる…。
迷彩服はハンガーにかけてクローゼットに仕舞うなり、畳んでタンスに仕舞うなりすればいいけどエアガンが意外と場所とるんですよ…。
それとサバゲに行くときはエアガンを剝き出しにして運ぶことが出来ないので必ずケースに入れて持ち運ばないといけない。
もちろんエアガンだけじゃなくてベストやプロテクターも装着した状態で移動するわけにもいきません。
今回はサバイバルゲームに使うアイテムのお勧めの収納用品について、過去に使ってたものや今現在愛用しているもの、ネットで見つけた良さげな物をいくつか紹介していきたいと思います。
Table of Contents
エアガンを収納する
いくら家の中とは言え、エアガンを裸でその辺に置いておくと邪魔なんですよね…。
以前はクローゼットに立てかけて仕舞ってましたが、クローゼット中の服を出し入れするときに引っ掛けて倒れて来たり、メンテナンスで使った油で服にシミが付いてしまったりします。
始めは猟銃用のガンロッカーを購入することを考えましたが、サバゲ行くときにはどうしたってガンケースが必要になるので、収納と運搬に適した容器として、適当なガンケースを買うことにしました。
ソフトライフルガンケース
一番初めに買ったガンケースはこんなやつ↓
20年近く前に買ったので、流石に全く同じものは売ってませんでしたが、似たようなガンケースは今でもアマゾンや楽天などで売っているようです。
だいたい長さが1mくらい、高さが20㎝くらいの薄っぺらい手提げカバンといった感じのガンケースですね。
両サイドに少し硬めのウレタンが入っているので、多少の衝撃からなら中身を保護してくれます。
開口部が大きいので中身の出し入れがし易いですし、完全に広げればマット代わりにもなるのでスナイパーの人ならシューティングマット代わりに出来て良いかもしれません。
実は今でも使ってますが、
- ライフル1丁しか入らない
- バッグの中に仕切りが無いのでエアガン以外のアイテムを同時に収納することが出来ない
というのがデメリットですかね…。
サバイバルゲームに行く時に、このタイプのライフルケースにライフルとハンドガン、予備マガジンを入れたりすると移動中にケースの中でぶつかって傷たらけになってしまいます。
元々ライフル一丁しか入らないデザインなので、予備を入れようとするとファスナーが閉まらないですしね。
それと薄っぺらいのが仇になってこのバッグ自立しないんです…。
結局クローゼットや部屋の隅にでも立てかけておくか、どこかにバッグごと寝かしておくしかないのですが、バッグで体積が増えた分余計に家の中で邪魔になるという…。
これならまだエアガンを裸にしてどこかに立てかけておいたほうが邪魔にならないということで、結局保管用ではなく輸送用のバッグとなりました。
輸送用のケースとしては悪くないんですが予備のエアガンが入らないというのは結構致命的でしたね。
軽機関銃用のガンケース
しばらくは上のバッグを使っていたのですが、予備に2丁目のエアガンを買うタイミングで別のガンケースを買うことにしました。
今度はMINIMというマシンガンも収納できるガンケースです↓
このバッグも側面にウレタンが入っているのでそれなりに衝撃には強く、ケースの中でライフルを固定できるので、移動中にエアガンがガンケースの中で暴れまわることも防げます。
エアガンの固定用にW字型のサドルというパーツが付属するんですが、サドルのくぼみの部分にに2丁のエアガンを上手い事固定できますし、サドルを逆向きのM型になるようにすれば1丁だけ持っていくときもバランスよく持ち運べます。
ポケットが付いているのでエアガンの整備用に工具なんかを入れておくことも出来ましたし、側面にウェビング(オプションのアイテムを取り付けるために縫い付けてある布テープ)が付いているのでポーチの追加も出来てなかなか便利でした。
ただ、ハズレを引いちゃいまして…。
バッグの蓋の部分はファスナーで開け閉めできるようになっているんですがこのファスナーが3、4回開け閉めしただけで壊れて蓋が閉まらなくなりました…。
蓋が閉まらなくなると形態を保持できなくなってバッグの形がどんどん形が崩れてくるんですよねぇ。
初めは自立できたんですが、蓋が閉まらないとだんだんとバッグが捻じれていき、最終的には横倒しにしておかないといけなくなりました。
幅があるので自立できなくなるとソフトガンケース以上に邪魔になります…。
ハードガンケース
ソフトケースに懲りたので現在はハードケースにしています。
本当はペリカンの防水ケースが欲しかったんですけど↓
ペリカンのガンケースは高いので本物は諦め↓
よく似たデザインの偽物を買うことにしました。
偽物とはいえ、一応“ペリカンスタイル”のケースなので防水性はそこそこ有るようですし、箱自体もポリカーボネイトか何かで出来ているらしくかなり頑丈!
キャスターが付いているので移動時にゴロゴロと引いて歩けるのも楽でいいです。
箱の中には凸凹形状のスポンジが入っているので、エアガンの形にくり抜いてやればいかにもプロっぽい感じに!(その代わり他のエアガンが収納できなくなりますけど…。)
基本的にはライフル1丁とハンドガン、スペアマガジンを6本くらい収納していますが、スペアマガジンを別に収納すれば、このガンケースにカービンサイズのライフル2丁+ハンドガン1丁を収納できるので、見た目以上に収納力があります。
収納力があってある程度エアガンをまとめて格納できるんですが今まで買ったケースの中でも一番デカいので、これはこれで邪魔なんですよ…。
とはいえ縦にしてクローゼットの中にしまったり、ベッドの下にしまったりもできるので、このケース自体を収納するのにはそんなに困らないですかね?
サバゲ装備品の収納グッズ
サバゲに行くとなるとエアガンだけでなく、ベストやヘルメット、プロテクターにスペアのマガジンに…といった具合に持っていくアイテムがどんどん増えてきます。
家から完全装備でフィールドに行けたらいいんですけど、そんなことしたら速攻でお巡りさん呼ばれて逮捕されます!
上のガンケースだけでは当然装備品を収納できないので、サバゲの時は装備品を入れる専用のバッグをガンケースとは別に用意しています。
剣道用の防具袋
サバイバルゲームを始めた頃は手ごろなバックパックが高くて買えなかったため、代わりに剣道の防具を入れる袋を使っていました。
その頃はちょうど剣道をやっていたので防具袋を入手しやすかったというのもあります。
昔の防具袋というと、巨大な巾着袋みたいな感じでしたが、今の防具袋はナイロン製の四角いバッグになっていて、収納部分が3つに分かれています。
真ん中が防具を入れる部分で、その両脇は着替えや水筒なんかを入れる大きなポケット。
防具の代わりにベストとヘルメットを入れ、片側のポケットに迷彩服とブーツ、反対側にマーカーベルトやマスクにゴーグル、といった具合に用途別に収納場所を変えられるのが便利でした。
底の部分にプラスチックの板が入っているので、持ち運ぶ時も荷崩れしないのも良かったです。
装備をしまっておくにも良かったですが、これも意外とデカいんですよね。
そして物を入れると持ちづらくなるという、バッグとしての致命的な欠陥が…。
最近はリュックみたいに背負えてキャスターも付いている防具袋があるので、サバゲグッズの収納用に防具袋を買うならそちらにしましょう。
バックパック
防具袋も悪くは無かったんですが、今は中田商店で売っていたJ-TECHのバックパックを使ってます。
買ったのが10年以上前なので流石に型落ちしているようで、カタログを見ても出てきませんでした…。
私が買ったのはオーストラリア軍の迷彩、“AUSカモ”や“カンガルーパターン”と言われている模様のバックパックなんですが、バックパック自体のデザインはミステリーランチの登山用のバックパックがベースとなっているようです。
これが一番形状が近いかな↓
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値段はミステリーランチの1/10くらいでしたが、強度は抜群で容量もあるのでサバゲ以外にも活躍しています。
このサイズのバックパックならサブマシンガンや短めのカービンも収納できるので、荷物が減らせるというメリットもあります。
ただし、かなりデカい上にフレームが入っているので使わないときにかなりかさばるんですよね。
フレーム外して丸めておけばそこまで邪魔にならないんですが、パーツがバラバラになってしまうと再組み立てが意外に面倒なので、分解してまでコンパクトにしようとは思わないですね。
ガンラック
基本的にはエアガン本体や装備品はガンケースやバックパックに入れっぱなしにしてましたが、点検や整備をする時にいちいち引っ張り出してくるのが面倒…。
とはいえその辺に転がしておくと見栄えも悪いし、家の中が散らかる…。
というわけで、この問題を解決するためにガンラックを置くことにしました。
始めはホームセンターで材料を買ってきて自作するつもりでしたが、設計が面倒になったのと意外と高くつくことがわかったので既製品を買うことに。

購入したのはドッペルギャンガーのハンドガンラック。
上のパンチングボードの部分に付属の金具を付けてエアガンを引っ掛け、下の2段の棚に装備品を置いています。
真ん中は机になっていてエアガンの整備用スペースとして使えるんですが、これが立って作業するにも座って作業するにも不便な中途半端な高さ…。
まぁ収納用と割り切っているので良いんですけどね。
整備用スペースには引き出しがついているんですが、結構容積があるので整備用の工具や消耗品をまとめて収納しています。

自分で組み立てる手間がありますが、組立図はこの手の什器にしては割と丁寧なので、比較的簡単に組み立てられます。
組み立てに必要な工具も同梱されていたので、わざわざ工具を用意する必要も無し!
1時間くらいあれば組み立てられるんじゃないでしょうか?
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ドッペルギャンガーではハンドガンラック以外にもライフルを立て掛けておくライフルラックや、突っ張り式のウォールガンラックも扱っています。
カービンサイズのライフルだとハンドガンラックからはみ出るので、どうせ買うならライフルラックのほうがよかったかな?
それにライフルラックは側面にパンチングボード配置しているため、ここに装備品を引っ掛けておくことも出来るので、もっと収納しやすかったかも…。
あと単純に戦争映画に出てくる米軍のロッカーみたいでカッコいいですよね。
若干失敗した気もしますが結果的にサバゲグッズを1つにまとめることが出来たので良しとしておきましょう。
ちなみにガンケースは相変わらず邪魔なままですが、バックパックは畳んでクローゼットに仕舞いこんだので、全体的に見れば整理できてます。
まとめ
色々な収納グッズを使ってみましたが、いまだにしっくりくるものが見つからないですね。
仮に見つかっても『買い替えるまでのコストパフォーマンスがあるか?』を考えてしまうため、壊れるまではこのままかな?
“払い下げ品”とか“ミルスペック”という言葉に釣られて買っているので、ハズレのガンケース以外は全然壊れる気配がありません。
おそらくあと10年はこのままな気がしますね。
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