今回は北宇都宮駐屯地を出発して“福島空港”までフライトします。
福島まで飛んでから気づきましたが、Prepar3dには埼玉県のホンダエアポートとか群馬県の陸上自衛隊相馬原駐屯地の飛行場が実装されていないんですね…。
ICAOコードが付与されていれば全ての空港が実装されているのかと思っていたのですが、そうとも限らないようです。
この辺りの“Preper3dに収録されていない飛行場”は後からアドオンで追加することも出来ますが、果たしてPreper3d用のアドオンはあるんでしょうかね?
この調子だとMicrosoft Flight Simulatorにも未収録になりそうですが、こういった小さな飛行場の扱いはどうなるんでしょう?
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福島空港
福島空港は福島県石川郡玉川村と須賀川市に跨るように建設された地方空港。
日本にある空港としては松本空港に次いで2番目に標高の高い空港で、滑走路の標高は372mだそうです。
一般的には標高が高いと空気が薄くなることから、飛行機の離陸速度を上げる必要があるため、滑走路を延ばして速度を出せるようにしたり、乗客や貨物を減らして離陸重量を減らしたりする必要があります。
また着陸するときも着陸速度が速くなるので難易度が高くなる傾向にありますが…。
それはあくまで高度3,000mクラスの高地にある飛行場の話!
日本で2番目に高いといいますが、たかだか標高300m程度であれば離着陸性能にほとんど影響は無いでしょう。
世界的に見るとネパールのヒマラヤ山脈に位置するルクラ空港が世界一標高の高い所にある空港として有名ですが、そんな空港と比べれば福島空港の標高なんか大したことはないですよね。
福島空港に就航するエアライン
かつては国際線の定期航路も就航していましたが、2011年以降は運休となっています。
国内線はANAとそのグループ企業のIBEXエアラインのみが就航しています。
就航路線は
- ANA
新千歳
大阪国際空港 - IBEX
大阪国際空港
の3路線のみです。
この他にはエアラインではありませんが、福島県消防防防災航空隊と民間パイロットの養成を行うアルファアビエーションが福島空港を拠点としています。
福島空港のイベント
自衛隊基地の様な航空ショーはさすがにありませんが、空港に設けられたホールや会議室などを使って地場産品の展示会やファッションショーなんかをやっているみたいです。
イベント情報はこちらから↓
福島空港の飛行場施設
Prepar3dに収録されている福島空港の滑走路は
- 滑走路長:8,606ft(約2,500m)
- 滑走路方位:1/19。

空港周辺に設置された航法援助施設にはVORとILSがあります。
ILSはランウェイ19へのアプローチに対応しているようです。
福島空港周辺の観光スポット
フライトシムで飛ぶだけでは面白くないので、いつも通り福島空港周辺の観光スポットを探してみました!
あぶくま洞
あぶくま洞は釜山採石場跡地から発見された鍾乳洞。
この辺り一帯を阿武隈(あぶくま)高地呼ぶことから“あぶくま洞”と名付けられたようです。
観光鍾乳洞なので洞窟内はライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出しています↓(画像クリックで予約サイトにジャンプします))
私の住んでいる所にも鍾乳洞はあるんですが、大体どこの鍾乳洞も気温が年中15℃前後に保たれているので、夏は涼しく、冬は暖かくて過ごしやすい!
それと洞窟の中なので天候に左右されることなく観光が出来るというのも結構魅力的です。
いざ遊びに行こうと思っても天気悪いと思いきって遊べなかったりしますからね。
そこに行くと鍾乳洞は外が大雨でも全く関係なく観光することが出来ます!
もっとも洞窟内は結構水浸しになっていたりするのであまり冬は行きたくないですが…。
スパリゾートハワイアンズ
個人的に一生に一度は行ってみたいのが“スパリゾートハワイアンズ”。
露天風呂やスライダー付きの温水プール、ビュッフェにゴルフコースにフラガールショーと老若男女が誰でも気軽に楽しめる夢のようなテーマパークです!
かつては“常磐ハワイアンセンター”なんていう昭和感が強烈な名前の施設でしたが、リニューアル後は少しオシャレ(?)な感じの温泉施設になりました↓(画像クリックで予約サイトにジャンプします)
映画の『フラガール』の舞台のモチーフになっているのでご存じの方も多いかと…。
まぁ北関東・南東北の人達には昔からお馴染みの行楽地でしょうけどね!
『そんな所行かなくても本物のハワイにでも行けよ…』という向きもあるかと思いますが、それはそれ、これはこれ…。
あえてこういう所に行くから色々と面白い体験が出来ると思うんですよねぇ。
まぁ本物のハワイもスパリゾートハワイアンズも行ったことは無いですが…。
福島周辺の遊覧飛行
フライトシムであちこち飛んでいますが、そりゃあ出来ることなら本当に空を飛びたいですよ!
そんな夢を叶えてくれそうなのが“ジャパンフライトサービス”という遊覧飛行をしている会社↓(画像クリックで予約サイトにジャンプします)
ヘリコプターでの輸送業務や医療サービスを展開している会社ですが、観光としての遊覧飛行にも力を入れているようです。
そこそこなお値段しますが、遊覧飛行のコースが色々あるようですし、事前に相談すれば天候や状況の許す限りオリジナルの遊覧飛行のコースも作ってくれそうな感じ?
ゆくゆくは自分で操縦桿を握ってあちこち飛んでみたいですが、その前にまずはこんな遊覧飛行もしてみたいですね。
福島空港空港へのフライト
今回はSimviationというサイトで拾ってきたフリーのアドオン機『ERJ145』を使ってフライトします。
不慣れどころか初見の機体のため機器の使い方が分っていませんが、それでもどうにか降ろすことが出来ました。
オートパイロットはセンターコンソールにあるCDUで制御できるのですが、こいつの使い方がいまいちよくわからない…。
マニュアル読めばいい話なんですけど英文読むのメンドクサイんですよね…。
勘で色々と触ってみましたが、どうも元々実装されているGPSナビの情報を旅客機に搭載されているCDU風のフォーマットに変換して表示しているだけのようです。
案外しばらく使っていれば慣れてくるのかもしれませんね。
同じCDUはフリーウェアのアドオン機に結構使われているので、使い方が分れば色々な機体を楽に飛ばすことが出来そうです!
サマリー
福島空港は747の運用も可能な規模の空港なんですが、就航路線が新千歳と伊丹だけではもったいないですよね。
せっかく有名な観光地があるのに活かしきれていない感じ…。
とはいえ首都圏からは高速道路や鉄道などの陸路で比較的容易にアクセスできるので、羽田や成田との路線を開設しても利用客は少なそうですし、神戸や関空との路線で関西圏からの集客も見込めるかというと…。
国際線が就航すればインバウンドの需要がありそうですが、うっかりしていると観光客が通過するだけになってしまう…。
日本やアジアの観光客を誘致するより、いっそのこと欧米をターゲットにしてマーケティングしたら案外行けそうな気がしますけど、どうなんでしょうね?
次のフライトはこちらからどうぞ↓
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