硫黄島から小笠原諸島と伊豆諸島の島々を島伝いアイランドホッピングをしてきましたが、ようやく“伊豆大島”までたどり着きました!
島と島との距離が長くて1フライトに時間がかかるだけでなく、一度飛び立つと見渡す限りの海で景色に変化がないため精神的に結構つらい…。
国際線のパイロットって本当にすごいですよね。
Table of Contents
伊豆大島
伊豆大島は伊豆諸島北部にある伊豆諸島最大の島で本土から一番近く、伊豆半島の南東約25kmに位置しています。
“大島”の名の通り、伊豆諸島では最大の島。
行政区分上は東京都大島町になります。
暖流の黒潮が流れる海域にあるので冬でも比較的温暖なのが特徴で、毎年の1月~3月にかけての椿の時期に開催される『椿まつり』では本土からの観光客で賑わうそうです。
伊豆諸島の他の島々よりも圧倒的に本土に近いため、交通の便が比較的よく、本土から日帰りで観光できるというのも良いですよね。
大島空港
大島空港は伊豆大島の北部にあります。
Preper3dに収録されている大島空港の情報は
- 滑走路長:6,009ft(約2,000m)
- 滑走路方位:03/21

滑走路03アプローチするためにILSが設置されている他、大島空港の敷地内と三原山火口の南東部あたりにそれぞれ一基づつVORが設置されています。

大島空港への就航路線
伊豆諸島最大の島だけあり、滑走路が他の島よりも長く、小型のジェット旅客機なら離発着できそうですが、残念ながら大島空港に就航しているのは新日本航空の小型のターボプロップ機とヘリコプターだけ。
運行路線は
- 新中央航空
調布ー伊豆大島 - 東邦航空(東京愛ランドシャトル)
伊豆大島ー利島
伊豆大島ー三宅島
の3路線が運航されています。
観光地としても比較的人気のある所だと思うので、JALやANAが路線を持っていても不思議では無いですが、恐らく本土に近いので船との価格競争に勝てないんでしょうね…。
伊豆大島の観光
フライトシムでただ飛ぶだけでは面白くないので、旅行した気になるために色々と調べてみました。
伊豆大島へのアクセス
小笠原諸島や伊豆諸島の他の島に比べて圧倒的に本土に近いので、アクセス性はかなりいいんですが…。
離島なので飛行機や船でないと伊豆大島に渡ることが出来ません。
飛行機で
本土からは新中央航空が調布飛行場から定期便を運行しています。
時期によって本数は違いますが基本的には1日1往復、繁忙期には2~3往復しているようです。
調布からの所要時間は約30分くらいですね。
本土からではないですが、東京愛らんどシャトルがヘリコプターで伊豆大島-利島間、伊豆大島-三宅島間を毎日1往復づつフライトしています。
ヘリコプターの所要時間は
- 伊豆大島ー利島間は約10分
- 伊豆大島ー三宅島間は約20分
となっています。
船で
東海汽船が
- 竹芝桟橋
- 久里浜
- 熱海
- 伊東
から定期船を出しています。
所要時間は竹芝桟橋から大型の客船で約7時間、高速船で約2時間といったところ。
最短は伊東発着便で約40分ほどです。
運航状況やスケジュール、運賃などの情報は各運航会社のHPで確認してください。
伊豆大島での移動手段
公共交通機関
大島バスという会社が島内で路線バスと観光バスを運行しています。
新型コロナの影響で2020年9月30日まで観光バスは運休中ということですが、観光バスが再開すれば島内観光のツアーバスが出るはずなので、伊豆大島の観光地巡りがしやすくなりそうですね。
路線バスの運行経路や観光バスツアーの催行については大島バスのHPを確認してください。
レンタカー
伊豆大島観光協会のHPによると、伊豆大島には4軒のレンタカー業者があるようです。
オフシーズンならともかく、ハイシーズンは早めに予約しておいた方が良さそうですね。
ちなみに釣りに行くのにレンタカーを使うときは予約時に申告が必要になるそうで、事前申告ナシに釣りに使った場合は、追加で車の清掃料金を請求されるみたいですよ。
そりゃ魚臭くしたら後の人が嫌ですからねぇ…。
宿泊
伊豆諸島最大の島ということもあってか、今までの島と比べると宿泊施設も充実しています。
リゾートホテルや旅館、民宿、ゲストハウスなどなど。
一人旅から家族旅行、社員旅行までカバーできそうですね。
ちなみに伊豆大島自動車学校という指定教習所があって、合宿免許の受付もしていました。
取得できるのは普通車AT・MT、準中型、中型免許です。
私は大型まで取ってしまったので今更教習を受けることはできませんが、どうせならこういうリゾートっぽい所で合宿免許もよかったな~。
伊豆大島の観光スポット
伊豆大島椿花ガーデン
伊豆大島といえば椿で有名ですが、ここ“伊豆大島椿花ガーデン”は椿をメインとしつつも四季折々の花が楽しめる植物園?
ここのHPを見たんですが、結構手広く色々なものを置いていて、植物園以外にも
- うさぎとのふれあいコーナー
- ゴーカート
- パターゴルフ
- 展望台
といった感じで、なんだかんだここだけでも一日潰せそうなくらいにいろいろできるみたいです。
営業状況や入園料などは公式HPを確認してください
三原山
三原山は伊豆大島の中央部やや南西寄りに山頂のある活火山。
せっかく火山島に来たんだから、火口付近がどんな感じになっているのか見てみたいですが、三原山は古くから『御神火様』として崇められ、火口をぐるりと回るように「お鉢めぐり」という遊歩道が整備されているそうです。
ちなみに三原山は大体35年周期で噴火するらしいですが、最近の噴火は1986年。
ということは次の噴火は2020年代前半ごろになる?
タイミングを逃すとしばらくお鉢めぐりどころか伊豆大島にも行けなくなるかもしれませんね…。
マリンスポーツ
伊豆大島も他の伊豆諸島の島々と同じく、黒潮の暖流のおかげで1年を通じて比較的温暖なのでマリンスポーツが盛んです。
海水浴場もあればサーフスポットもあり、ダイビングに、釣りにと海のアクティビティはいくらでもあります。
海がきれいなんで浜辺や岸壁にでも座ってぼんやりと眺めてるだけでもいいですよね。
伊豆大島へのフライト
今回もフライトプランナーで飛行経路を設定していますが、大島空港は航法援助施設が今までになく充実しているのでVORで島の位置と進入コースを確認し、着陸する際にはILSを使って滑走路に進入してみました。
一応これでも計器飛行と言えるのかな?
まだまだ不慣れですが航法計器が使えるようになれば長いレグでも迷子にならずに済みますからね。
今後の事も考えると覚えておかないといけない必須スキルです。
サマリー
この記事作成してるのが6月下旬なので、気が付いたらお勧めの観光スポットが海ばかりになってしまいました…。
もちろん綺麗な海は魅力的なんですが、どの島も温暖なので冬場に行っても楽しめます。
冬場というと伊豆大島は1月ごろの椿が見ごろになりますね。
生憎行ったことは無いのですが、椿は好きな花なので1度は行ってみたいと毎年思ってたりします。
とはいえこのご時世ですからね…。
新型コロナが落ち着くいた頃には足を運びたいと考えています。
あとは三宅島の機嫌次第ですが…。
次のフライトはこちらから↓
コメント