フライトシムで日本旅行 レグ7 立川駐屯地→横田基地

フライトシム

今回は陸上自衛隊立川駐屯地から“横田基地”までのフライト。

民間人どころか自衛隊関係者や米軍関係者でもまずこの区間を飛行機で飛ぶことは無いでしょうね。

こんな変わった飛び方をして遊べるのもフライトシミュレータならではです。

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横田基地

横田基地は東京の多摩地区にあるアメリカ空軍の管理する軍用飛行場で、福生市、瑞穂町、武蔵村山市、羽村市、立川氏、昭島市を跨ぎ、関東の在日アメリカ軍の軍事施設の中では最も広大な面積を持つ基地です。

この地に飛行場が開設されたのは太平洋戦争勃発直前の1940年。

旧日本陸軍が立川陸軍飛行場(立川飛行場)の付属施設として建設した多摩陸軍飛行場がルーツです。

開設された年には陸軍の航空機開発部隊である飛行実験部が立川より移駐し、当時の陸軍の最新鋭機の研究開発が行われていたそうです。

太平洋戦争末期、東京が空襲を受けるようになると飛行実験部所属の実験・開発中の戦闘機が要撃に揚がり、多数の米軍機を撃墜しているのですが、当時の米軍としては未確認の新鋭機が迎撃に上がってくるのが怖くてたまらない…。

そこで当時は福生飛行場と呼ばれていた多摩陸軍飛行場の情報収集活動をすることになるわけですが、地図表記の見間違いで飛行場の名称を誤認。

横田というのは当時の北多摩郡村山町の大字名だったようですが、YOKOTAの文字がFUSSAよりも滑走路の近くにあったことから横田飛行場としてしまったそうです。

福生飛行場は太平洋戦争終結後に米軍進駐時には接収されてしまう訳ですが、このタイミングで福生飛行場は横田基地と命名され現在に至るようです。

ちなみに地名としての横田は太平洋戦争後の町村合併や区画整理で消滅してしまいましたが、横田基地があることから、基地近隣の教会や店舗の名称として使われることが多いようです。

太平洋戦争後長らく米軍の駐留する基地でしたが、2012年からは航空自衛隊の作戦指揮を行う“航空総隊司令部”か府中から横田に移駐。

横田基地に駐留するアメリカ空軍第五空軍司令部と航空自衛隊航空総隊というフォースユーザーの連携がより一層強化されることになり、極東有事や弾道ミサイル防衛の情報共有や作戦立案能力が強化されるようになりました。

横田基地駐留部隊

アメリカ軍

在日アメリカ軍司令部とその麾下にある在日アメリカ空軍司令部、第5空軍司令部などの在日アメリカ空軍の司令部機能が横田に集約しています。

飛行部隊は第36空輸中隊と第459空輸中隊、第353特殊作戦群第1分遣隊の3つの部隊が駐留しています。

常駐している航空機は

  • C-130J-30(36sq)
  • C-21J(459sq)
  • UH-1N(459sq)
  • CV-22B(353sfg 1dt)

関東とその近郊で聞くことのできるAFN(American Forces Network)の放送局も横田にあり、第10報道分遣隊が運営しています。

自衛隊

飛行部隊はありませんが、航空総隊司令部、航空戦術教導団司令部、作戦情報隊などがあり、航空自衛隊の作戦中枢としての機能を持っています。

その他

横田基地内には国連軍後方司令部がありますが、これは朝鮮戦争時に開設された国連軍の司令部です。

朝鮮戦争はあくまで“休戦中”であるため再開時に備えて今も司令部を横田に置いているとか。

実際には司令部ではなく、国連軍の情報交換の場として活用されているそうで、聞いた話によると毎月1度定例会が開かれ、関係各国の駐在武官が終結して情報交換をしているとか。

横田基地のイベント

横田基地日米友好祭(フレンドシップデー)

毎年8~9月に「横田基地日米友好祭(フレンドシップデー)」が開催されます。

フレンドシップデーでは基地内の一部が開放され、在日米軍の航空機のフライトや装備品の展示、日米の音楽隊の演奏や、アメリカ兵による模擬店での食べ物や部隊ワッペンの販売などが行われます。

横田基地といえばアメリカ空軍第5軍楽隊の拠点なんですが、彼らの編成するバンドは色々なところで高く評価されているので一度は生でライブを見てみたいですね。

バンド演奏や模擬店があるあたり、一般的にイメージする航空ショーというよりは文化祭みたいなノリですかね?

日本の航空祭と違って土日と2日連続で開催されるので、丸々2日使ってじっくりと楽しむのがいいかもしれません。

友好祭で基地内に入場する際は身分証明書(有効なパスポート、本籍が記載された公的書類と免許証、写真付きマイナンバーカードのいずれか)の提示を求められます。

フレンドシップデーの際の一般客の入場は第5ゲートのみで、ほかのゲートからは入門できませんので注意してください。

横田基地へのアクセス

友好祭では車の乗り入れが出来ませんので、横田基地までは公共交通機関を使うしかありません。

最寄りの駅はJR青梅線「牛浜駅」で、ここから第5ゲートまで徒歩で約10分になります。

友好祭の時はゲート前が混むのでタクシーは使わないほうが良いでしょうね。

ちなみに基地周辺に車で行く場合は、中央道を「八王子IC」で降り、16号を北に進むと横田基地の西沿いを走る東京環状に合流します。

横田飛行場の施設

横田飛行場の滑走路は

  • 滑走路長:3350m
  • 滑走路方位:18/36

と国際線の就航する空港の滑走路並みに長いです。

Prepar3dに収録されている横田飛行場に設置されている航法援助設備はTACANとDMEが設置され、着陸誘導用のILSは18/36の両方に対応しています。

横田基地周辺の観光スポット

フライトシムで横田基地に降りるだけではつまらないので、今回も横田基地に実際に行ったつもりで基地周辺の面白そうな場所を探してみました。

横田基地第5ゲート周辺

“第5ゲート”なんて名前がついてますが実質的にはメインゲートで、フレンドシップデーの入門や米軍関係者のエスコートで横田基地に入門する際もこのゲートで手続きをします。

ゲート前には横田基地のアメリカ人向けのお店や、払い下げ品を売るサープラスショップがあり、日本に居ながらにしてアメリカの空気を感じることが出来るエリア。

ダイナーやバーのような飲食店もありますが、アメリカの雑貨や衣料品、家具を取り扱うお店が多いですね。

アメリカから買い付けてきたアンティークグッズを販売するお店も多いので、アメリカンなインテリアを作りたい人はぜひ行ってみましょう!

第5ゲート周辺にある公園ではフリーマーケットが開催されるそうですが、たぶん基地所属の人たちが家具や雑貨を売っていたりもするんじゃないでしょうか?

玉川上水

玉川上水と言えば文豪太宰治が…。

まぁ太宰治ファンの名所だけでなく違ったアレな名所としても有名だったそうですが。

玉川上水にかかる新堀橋の周辺は、4月は桜、6月ごろには蛍が楽しめます。

とくに公園のようなスポットは無いのですが、歩いて散策したらリフレッシュできそうです。

横田基地へのフライト

立川駐屯地の燃料給油所をスタートし、ランウェイ01からテイクオフ。

GPSナビに横田基地へのアプローチコースを表示させ、ナビを確認しながらフライトしていきます。

立川を離陸したら方位を360°に向けて北上し、横田のランウェイ18にランディング。

距離が近いのであっという間ですね。

サマリー

横田基地には自衛隊在籍時に出張で行ったことがあるんですが、当時はまだ総隊司令部もなかったため基地内は本当にアメリカのような感じでした。

基地の周辺もアメリカ人向けのお店が多く、看板やエクステリアも向こうの人たちの好みに合わせているので異国情緒があふれていてブラブラするだけでも楽しかったですね。

雑貨屋巡りをしてみたり、ダイナーで食事をしたり、バーでアメリカ兵と遊んだり、基地周辺で丸一日遊べそうです。

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